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2020年4月第4週AndroidをノートPCに変える周辺機器「Mirabook」(その2)

今週もMirabookについて取り上げます

AndroidをノートPCに変える周辺機器「Mirabook」のレビュー続きです。

前回は概要紹介で終わったので、Mirabookをしばらく使ってみて感じた印象を「良いところ」「惜しいところ」に分けて紹介します。

Mirabookの良いところ

見た目がノートPC

Mirabookは、見た目がノートPCそのものなので、たとえば、カフェで使っても回りから奇妙な目で見れることはありません。筐体は、MacBookでも使われているアルミ素材です。触り心地や質感はそれと似ており、並べて比較してもヒケを取ることない仕上がりです。

初期セットアップなし、ノウハウも使える

Mirabookには、PCでは当然の初期セットアップというものがありません。箱から出して本体のUSB-Cケーブルをスマホに接続するだけで使えます。新型コロナウィルスの拡大でテレワークが推奨されるようになり、ノートPCが支給されたものの初期セットアップに仕事時間を取られて、うんざりという方がいると思いますが、Mirabookは時間を無駄にすることはありません。

Mirabookは、ノートPCのようにディスプレイとキーボード・マウスが一体なので、ひとまとめで持ち運べます。これを持ち運ぶ時のノウハウや使うケースは、これまでの経験値が活かせます。たとえば、持ち運びのバッグは13.3インチのノートPCが収納できるそれが使えます。ケースも同様です。また、Mirabookを使うときは、スマホを横に立てて使うことになりますが、このときのスマホスタンドも汎用品が使えます。

バッテリや接続管理がとにかく楽

外部ディスプレイと外付けキーボード・マウスを個別に使う場合、それぞれでバッテリの充電や電源確保が必要になります。Mirabookは、ディスプレイとキーボード・マウスが本体バッテリで動作するので、Mirabookのバッテリだけを気にしていれば良いので管理が楽です。おかげで、使いたいときに使えない、テンプレのトラブルはありません。

また、スマホとの接続もUSB-Cケーブル一本です。使うためにHDMIケーブルやUSBケーブルを接続するなど、アレコレと下準備の必要がなくすくに使い始められます。

キーボードはバックライト付き

筆者が使う先行販売のMirabookのキーボードは英語配列です。このキーボードには、キーボード操作でオン・オフできるバックライトがあるので少し暗い部屋でも使えます。ノートPCでは、今どき珍しくない機能ですが邪魔になるものではありませんし、Bluetooth接続のキーボードはバックライトがないものがあります。

キータッチは少し固めでクリック感があります。手持ちのキーボードでは、乾電池で動作するApple Wireless Keyboardが似たキータッチです。

Mirabookの惜しいところ

キー配列が惜しい

変則的なキー配列ではありませんが、Enterキーの右側に、上からHome、PgUp、PgDn、Endのキーが並びます。この配列なのでEnterキーを押すつもりで、間違えて押してしまうことがあります。

最近、中華製ノートPCで同じ配列の端末を多く見かけるので、これがトレンドなのかもしれませんが、筆者はこうした配列のキーボードを使ったことがないので、使い始めはミスタイプを連発していました。使い慣れて来たいまも、ときどきミスタイプをするので地味にストレスになっています。

暗いディスプレイ

個体差なのか、筆者のMirabookはディスプレイが暗いです。

蛍光灯の下で、Mirabookのディスプレイ輝度を100%、MacBook Pro 13インチのディスプレイ輝度を70%くらいに設定して比較すると、はっきりと違いがわかるほどMirabookのディスプレイは暗く感じます。蛍光灯の下で、使っていると見づらいと感じることがあるので屋外で使うのは厳しそうです。

Samsung DeXへの不満

Mirabookの不満ではありませんが、連携して使うSamsung DeXに不満があります。

DeXでの日本語入力はSamsung製の入力アプリに限られています。日本語入力アプリが限られるのは百歩譲るにしても、これを使うときのキー配列が日本語に固定されているので、記号などがキートップ通りに入力できず地味にストレスです。これから発売されるMirabookは、日本語配列のキーボードなので、こうしたストレスはないはずです。

また、DeXが出始めの頃と比較すれば、マルチウィンドウ、マルチタスクの環境で動かしても支障のないアプリが増えましたが、それでもDeXに対応しないアプリもあります。

筆者の環境では、TikTokやInstgramなど縦画面に特化したサービスアプリは、アプリのウインドウがリサイズできません。

高い完成度の端末

ディスプレイの問題はありますが、Mirabookの完成度は非常に高くてテレワーク用の端末としてOffice 365との組み合わせれば十分使える手応えを持っています。ここまで来ると、スマホとの接続がワイヤレスになればと考えますが、これはSamsungにお願いするべき内容ですね。

今週は、このあたりで、また来週。

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