本題の前に,Androidでスマートウォッチと言えば,Wear OS by Googleを搭載する端末です。Samsungは,それを採用せずにTizen OSを搭載しています。Tizen OS搭載のスマートウォッチの歴史は長く,2014年8月に発売された「Samsung Gear S」から,2019年8月に発売された「Galaxy Watch Active 2」まで使われています。
最新モデルのGalaxy Watch Active 2は,ステンレスケースのモデルが国内販売されています。ケースサイズは40mmと44mmで,シルバー,ゴールド,ブラックのカラーバリエーションがあります。海外では,より安価なアルミケースのモデルとLTEを内蔵したモデルも存在します。
Galaxy Watch Active 2は,ヘルスケアのためのトラッキングやスマホの通知の受信,音楽の再生など出来ることは,Wear OS by Googleを搭載するスマートウォッチと大差ありません。ただ,スマホのアプリをSamsung純正のメールやカレンダーで固めれば綿密な連携が行えます。筆者は,Galaxy Z Flipとの組み合わせで使っていますが,スマホとの連携には不満はありません。
手洗いを習慣化する「Hand Wash」
Galaxy Watch Active 2は,Apple Watchほど多くのアプリはありませんが,Hand Washは,時勢にあったユニークなアプリで,Galaxy Storeから無償でダウンロードできます。余談ですが,ウォッチフェイスは選びきれないほどの数があり,Galaxy Storeからダウンロードできるので,Apple Watchとは違う楽しみ方ができます。
手洗いは感染症対策に有効だと言われており,このアプリの使うことで手洗いが習慣化できます。これはSamsungが開発したアプリで,Gear S3からGalaxy Watch Active 2まで動作します。