前回、2022年はスマホの2台持ちをやめて、Pixel 6 Proだけで行く理由をご紹介しました。今回は、Pixel 6 Proだけで運用して分かって来たことを紹介しておきます。
出来ることは変わらないが失ったものがある
ケータイは、Pixel 6 Proを使うようになりましたが、引き続きMacとiPad Proは使っているのでまだApple製品が多いのは事実です。よく使っているNetflixやAmazonプライム、1Passwordなど利用しているサービスは動作環境を問わないので、この中にAndroidが1台入っても違和感なく使えています。
環境に依存したアプリは、SafariとApple Podcastくらいです。
これらは「Microsoft Edge」と「Googleポッドキャスト」に乗り換えて使っています。
ともにネットワークを通じて、ブックマークや購読している番組など、状態が同期できるので、Pixel 6 ProからiPad Pro、そしてMacまで環境が変わっても同じように使えています。
Google ポッドキャストは、リリース当初の印象が良くなく使わず終いでした。あらためて使った印象は、聞かないエピソードをひとつずつ再生済みとして、操作しないといけないのは不満ですが、これ以外は満足しています。
このようにできることは変わりません。ただ、その過程が分かりづらいと感じたり、無くてもよいと感じるオプションが提供されていて、どれを選べば良いのかわからないということは多くあります。これがGoogleらしさと言えば、それまでですが……。
見方によっては不自由になった
前回、不自由になったこととして、AirDropが使えなくなり写真の転送が不便になったとご紹介しました。代替手段としてご紹介した「AnDrop」は、いまも愛用していますが、Googleフォトも使っているので写真を転送する時はこれを使い、動画はAnDropで転送する使い分けをしています。
他、組み合して使えるスマートウォッチが変わりました。
iOSとAndroidのどちらでも使えるスマートウォッチが大半を占めますが、Apple WatchはiPhoneだけ、Galaxy Watch 4はAndroidでしか使えません。iPhoneでは使えなかったスマートウォッチが、Pixel 6 Proにしたことで使えるようになりました。
これは喜ばしいことですが、Galaxy Watch 4は支払い関連の機能が日本に事情に対応しておらず、この部分がApple Watchと比較すると欠落しています。見方によっては不自由になっていますが、支払いはPixel 6 Proを使えば済む話です。
他、利用頻度の高いスマートリング「OuraRing」は、フィットネスの自動検出機能がiOSでは使えてAndroidでは使えません。このように、プラットフォームでできることに違いがでることもあります。
周辺機器選びは目利きが必要
iPhoneと使っていたAirPods Proも手放しました。
これの空間オーディオが素晴らしいのは理解できましたが、日々楽しんでいるコンテンツは、恩恵を受ける機会が少なかったのでメリットに感じていませんでした。また、純正だからという理由で深く考えず選んだところもあります。
Pixel 6 Proを使うようになってからは、いくつかの選択肢から忖度せず選んでいますが、Apple製品を選んでおけば間違いなかった物選びが、目利きが必要になったのでまめに情報収集がするようになりました。ガジェット好きの筆者にとっては、これも楽しみのひとつで楽しい時間が増えたとも言えます。
ちなみに、イヤホンは「Nothing ear(1)」のブラックを選択しました。
スケルトン デザインが斬新なのと、アプリでノイズキャンセルの効きが設定できるのも気に入っています。音質は、老化が進んだ筆者の耳にはAirPods Proと変わらないと感じています。他、街に溢れるAirPodsチームから脱出したのは、天邪鬼な筆者にとっては喜びです。
変化を楽しんでいます
今は変化を受け入れて試行錯誤する時間を楽しんでいます。これも含めて、Pixel 6 Proは使っていて楽しいと感じる端末です。
今週は、このあたりで、また来週。