中田社長に直訴した佐藤さんは,
《注》本記事は,
いざコンサルティング会社へ
訪問の前日,
S氏:
「この絵 (図1参照) を見てもらえますか? 当社がセミナーや講演の際に, 参加された方に聞くのですが, 佐藤さんはどのように感じますか?」 佐藤さん:
「たくさんチェックが付きそうで, どれも当社GHテクノロジーズを言われているようです。業務がブラックボックスかどうかはまだわかりませんが, 現場がリストラに伴い, 経営層への信頼感を失っていることが加わるかと……」 S氏:
「社長とお話をされたとおっしゃっていましたよね?」 佐藤さん:
「はい, 経営層だけでなく, 我々社員にも問題があったと伝えました」 S氏:
「なるほど……。それで, 佐藤さんは自社をどうしていきたいと考えていますか?」 佐藤さん:
「もちろん良くしていきたいです。会社を変えていきたいです。なかなか現場の協力が得られず, 部課長クラスも腰が重い人もいますが, やらなければならないと思っています」
ここで初めてW女史が口を開きました。
W女史:
「今日は会社を休んで来ていませんか?」 佐藤さん:
「え? どうして, わかるんですか?」 (S氏とW女史は目を見合わせながら) S氏・
W女史: 「佐藤さんの目を見て, 話しっぷりをみればわかりますよ!!」
変革推進者の2タイプ:似非型に騙されるな
ここで,
Type 1:本気モード型
コンサルティング会社C社を訪れる人の何割かは,
ただ,
このタイプの人を"本気モード型"と呼んでいます。
Type 2:似非型
一方で,
別の言い方をすれば,
このタイプの人を"似非型"と呼んでいます。
もちろん,
最初は"似非型"の人であっても,
我流の変革の限界
変革推進者のタイプを2つ挙げましたが,
しかし,
一方で,
結局,
変革推進者と現場,