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スパム式(?)SNS「Yaari.com」にご注意を!

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日本時間2007年11月29日ごろから,「Yaari.com」というSNSが流行り始めている。

このSNSの特徴は,登録したユーザのGmailおよびYahoo! Mailといったフリーメールの情報を取得し,コンタクトリスト/アドレスリスト宛に,意図せずとも招待メールを送ってしまうというもの。

ちなみに,招待メールの内容は以下のとおり。

件名:
●●● sent you a friend request on Yaari...
本文:
◆◆◆ wants you to join Yaari! 
Is ●●● your friend? 

Yes, ●●● is my friend!      No, ●●● isn't my friend. 

Please respond or ●●● might think you said no :( 

Thanks,
The Yaari Team

____ 
You are receiving this message because someone you know registered for Yaari and listed you as a contact.
If you do not want to receive such notifications in the future, please click here. 
If you have any concerns regarding the content of this message, please email abuse@yaari.com. 
Yaari LLC, 358 Angier Ave, Atlanta, GA 30312 
※●●●には配信者のFirst Name,◆◆◆にはFirst Name/Last Nameが入る

注意したいのは,登録したユーザ自身に招待の意図がなくとも,強制的に身近にいる任意のユーザを招待をしてしまうこと。

Yaari.comの新規ユーザ登録をすると,その際に表示される招待したいユーザアカウントのチェックボックスを外しておいても,実際にはコンタクトリスト/アドレス帳に登録されているアドレス宛に送られる可能性がある。

gihyo.jpにて確認してから2007年12月1日までの3日間で,かなりのユーザが登録し,現在,多数の招待メールが流通していることが確認されている。この理由として,

  • 知り合いからの招待メールであること
  • Gmailと連動させており,流行りのSNSのように見えること

といった点が考えられる。

もし,知り合いから先ほどのような招待メールが届いた場合は,無視してそのまま削除したほうが良い。

なお,仮に登録してしまった場合は,

  • Yaari.comのアカウント削除
  • Yaari.comに登録したGmailアカウントの“パスワードの変更”
  • コンタクトリストのアドレスなど,招待メールの届きそうなところに注意を喚起するメールを送る

といった対策をしていくことをお勧めする。

※かくいう記事執筆者の私もすでに登録をしており,たくさんのユーザに招待メールを送ってしまいました…。関係者の皆さん,お騒がせして申し訳ございません。

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室部長代理。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属,同誌編集長(2004年1月~2011年12月)や『Web Site Expert』編集長を歴任。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)の責任者として,イベントやWeb・オンライン企画を統括。現在は,技術評論社の電子出版事業を中心に,デジタル・オンライン事業を取りまとめる。社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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