オートノミー株式会社は2011年9月21日、エンタープライズ向けマーケティングコミュニケーション管理ソリューション「Autonomy Multi Channel Optimization(MCO)」を発表した。
Autonomy MCO
Autonomy MCOの主な特徴は次の3つ。
- 自社コミュニケーションの常時モニタリング
- コミュニケーションダッシュボードにより、自社サイトのアクセス解析データ、検索トレンド、ソーシャルメディアリスニング、TV CM視聴率などを表示し、コミュニケーション上の課題や解決状況をコクピット画面で把握できる。
- レコメンデーション機能
- 従来のマーケティング施策に対し、パターン認識技術(IDOL:Intelligent Data Operating Layer)を活用し、将来的に採用すべきマーケティング戦略の意思決定をサポートする。
- 広告発注・クリエイティブ変更の自動化
- 過去のマーケティング意思決定データを蓄積し、Webコンテンツ管理製品などと連携しながら、コミュニケーション管理を徹底する。Webサイトやメールマガジン、オンライン/オフラインの広告変更など、社内外のコミュニケーション最適化を推進する。
Autonomy TeamSite 7.2.1とAutonomy Optimost
今回の発表に伴い、Autonomy MCOには、Webコンテンツ管理システムの最新版「Autonomy TeamSite 7.2.1」と多変量テスト/ターゲティングソリューション最新版「Autonomy Optimost」が含まれることになった。
Autonomy TeamSite 7.2.1は、LiveSite(動的コンテンツ管理)の強化やグローバリゼーションへのさらなる対応、その他、VisualAnnotate(視覚的承認ツール)の強化や管理用UIの統合が行われた。
一方のAutonomy Optimostは、SaaS型のツールで最適化ベストプラクティスによる解析/最適化ツールで、セグメンテーションおよびターゲティング機能の強化やマルチデバイス最適化対応が行われている。