GMOクラウド株式会社は12月7日、同社が提供するパブリッククラウドサービス「GMOクラウド Public」のサービス増強を発表し、2011年12月15日から提供を開始する。
国産リソース型クラウド
GMOクラウド Publicの特徴は、国産のリソース型クラウドサービスという点。IaaS型に比べて細かなニーズに合わせたリソース設定が行えるため、あらかじめ利用シーンが想定できる場合の運用設計がしやすい。
また、トラフィック課金がない点も他のクラウドサービスと比較して特徴の1つとなっている。
従来の約4倍のパフォーマンス、KVM/Xenの利用が可能
今回のサービス増強により、従来の約4倍のパフォーマンス(同社によるUnixBench調べ)を出せることになった他、ハイパーバイザとしてKVM、Xenの2種類に対応している。
さらに、全プランで、オートスケールやフェイルオーバーといったクラウド運用に必要な機能が実装されている。
従量課金/月額課金の2パターンから選択可能
料金体系は、大きく、ユーザ自身がスペックを設定して利用する従量課金プランと、仮想CPUやメモリ数に応じて料金体系が異なる月額課金プランの2種類に分けられている。
詳しくは以下を参照のこと。
- GMOクラウド Public
- http://www.gmocloud.com/service/cloud/public/
- プレスリリース
- http://www.gmo.jp/news/article/?id=3881
なお、弊社刊行『G-CLOUD Magazine 2011 Autumn』にて、GMOクラウド Publicに関する特集が組まれているので、そちらも合わせてご覧いただきたい。