日本マイクロソフト株式会社は2018年11月29日、一般社団法人ICT CONNECT 21、一般社団法人ユニバーサル志縁センター、認定NPO法人育て上げネットと連携し、未来の創り手となる子供たち・若者に向けたコンピュータサイエンス教育施策を実施することを発表した。
今回発表されたのは、「Minecraftカップ2019全国大会」と「若者TECH」の2つのプロジェクト。
Minecraftカップ2019全国大会
「Minecraftカップ2019全国大会」は、世界各国の教育現場で活用されている「Minecraft: Education」を活用したコンテスト。日本マイクロソフト・ICT CONNECT 21・ユニバーサル志縁センターの3組織が主催・運営となり、「スタジアムや運動場、体育館などのスポーツ施設とこれと連携して利用される施設のある町に住んだり訪れたりすることで、暮らすすべての人々が充実した暮らしをすることができるワールドを開発する」という内容で競うもの。
対象は6~15歳の子供3名以上のプレイヤー(16歳以上のコーチ。ただしコーチが19歳以下の場合は20歳の責任者が必要)でエントリ可能。
応募期間は2019年3月10日~6月30日、その後、7月に審査・受賞者決定、2018年8月31日に授賞式が予定されている。
若者TECH
過去実施した若者UP(2010~2017年)という若者就労支援が2018年4月に厚生労働省の事業に引き継がれ、その位置付けとして実施されるプロジェクトが「若者TECH」となる。
今回はとくにプログラミング思考やコンピュータサイエンスにフォーカスし、15~44歳の人材の育成、スキル形成の支援、働き方選択のサポートを目的としている。すでにトライアルは開始されており、2019年1月から本格展開が予定されている。