ニュースリリース

アステリア,台湾AI企業Gorillaと,AI技術の普及に関する戦略的業務提携を発表

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アステリア株式会社は2019年5月16日,台湾のAI企業Gorilla Technology Inc.と,AI技術の普及に向けた戦略的業務提携を発表した。

アステリアは自前だけにこだわらず,良いものを取り入れ,良いものと組み合わせることで,ユーザにとってより良いサービスを提供していきたい,と述べるアステリア株式会社代表取締役社長平野洋一郎氏

アステリアは自前だけにこだわらず,良いものを取り入れ,良いものと組み合わせることで,ユーザにとってより良いサービスを提供していきたい,と述べるアステリア株式会社代表取締役社長平野洋一郎氏

Gorillaは,台湾で「IVAR」というAI製品の開発・販売を行う企業。IVARは,とくに高品質の画像認識機能を提供するもので,すでに台湾国内の自治体警察局,高速道路料金システム,鉄道管理局,台北桃園空港・松山空港などで導入されている。

「物理的なセキュリティ,サイバーセキュリティ,IoTセキュリティなど,今,セキュリティに関する意識はとても大きくなっています。私たちが提供するビデオ解析プラットフォームを活用することで,高度なセキュリティソリューションを実現できるのが特徴です」と,自社が提供するビデオプラットフォームにおいて,ユーザがとくに意識するセキュリティに対して強みを持っていることを強調した,Gorilla Technology Inc CEO,Dr. Spincer Koh氏

「物理的なセキュリティ,サイバーセキュリティ,IoTセキュリティなど,今,セキュリティに関する意識はとても大きくなっています。私たちが提供するビデオ解析プラットフォームを活用することで,高度なセキュリティソリューションを実現できるのが特徴です」と,自社が提供するビデオプラットフォームにおいて,ユーザがとくに意識するセキュリティに対して強みを持っていることを強調した,Gorilla Technology Inc CEO,Dr. Spincer Koh氏

Gorilla IVARの特徴

Gorilla IVARの特徴は,VMS(ビデオ管理システム)とIVA(ビデオ解析システム)の機能を包括した統合型のAI搭載ビデオ解析IoTプラットフォームとして,日常生活における動画の録画から,さまざまな解析が行える。

また,ノンプログラミング・直感的なUIによる操作性,豊富なAPI統合機能を実装しているため,他のサービスやデバイスとの連携がしやすくなっているのが特徴。

今回の戦略的業務提携は,アステリアが持つ,AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」が狙う方向性と合致したことを第1の理由とし,両製品をエッジ側に実装することで,ネットワーク負荷の軽減,レイテンシの低減,セキュリティ・プライバシの確保などに向けて大きな効果をもたらすと判断し,行われたもの。

Gravioとの連携,デモの実践

Gravioは高い操作性で,各種センサデータの収集・処理,その後の機械学習などを実現できることに加えて,外部のAIやIoTデバイスとの連携が可能な,⁠すぐに使えるAI,すぐに使えるIoT」をコンセプトに開発・提供されるエッジ型統合サービス。今回は,Gorilla IVARの,高機能な画像認識技術と連携することで,実社会に適用可能なシステム・サービスの実現を目指している。

発表会会場となったアステリア本社の入口のカメラと連動したデモンストレーションが行われた。接続するだけで顔を認識し登録され,さらに個別情報を登録することで,その後の画像認識や分析につなげていくことができる。その他,学習用データの登録から,その後の学習へつなげていくことも可能

発表会会場となったアステリア本社の入口のカメラと連動したデモンストレーションが行われた。接続するだけで顔を認識し登録され,さらに個別情報を登録することで,その後の画像認識や分析につなげていくことができる。その他,学習用データの登録から,その後の学習へつなげていくことも可能

今後の展開については,前述のGravioおよび現在7,783社の導入数を数えるデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」などと,Gorilla IVARの画像認識テクノロジーを組み合わせた展開を,日本,台湾に加えて,双方が対象としているアメリカやオーストラリアに向けて展開を進めていくとのこと。

力強く握手をし,今回の戦略的業務提携に期待を込めたDr. Spincer Koh氏(左)と平野洋一郎氏(右)

力強く握手をし,今回の戦略的業務提携に期待を込めたDr. Spincer Koh氏(左)と平野洋一郎氏(右)

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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