台湾で開催された「PyCon APAC 2015」参加レポート

第2回 PyCon APAC/Taiwan 2015カンファレンス2日目参加レポート ~Robert Bradshaw氏による基調講演,LT,等々~

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Lightning Talks

写真4 飛田氏によるギークハウスの説明注1

写真4 飛田氏によるギークハウスの説明(注1)

2日目の最後にLightning Talkが行われ,日本からは筆者がPyCon JP 2015の宣伝,飛田俊介@hidashun氏はDjangoにおけるテストの書き方について発表してきました。

飛田氏は台湾でAirbnbを使い,シェアハウスのような場所に泊まっていました。そのため飛田氏の発表は日本のギークハウス(趣味や話題が合うギークな人が集まるシェアハウス)の説明から始まりました。海外では,ギークハウスが珍しいのか,多くの方が興味を持って発表を聞いていました。Djangoのテストの書き方については,時間も短いためMockなどの機能に絞って説明をしていました。PyCon APACではDjangoのセッションが少なかったため,個人的に楽しみにしていたトークの1つでした。コード例もあり実践的でわかりやすかったです。

写真5 筆者のPyCon JP 2015の紹介注1

写真5 筆者のPyCon JP 2015の紹介(注1)

筆者は,PyCon JP 2015のメディアスタッフでありPyCon JP 2015の紹介として,PyCon JP 2015のテーマや開催日・開催場所,プロポーザルの提出方法について説明してきました。海外のこれだけ大きなホールで発表するのはやっぱり想像以上に緊張しました。筆者の発表は,準備不足やインターネット接続トラブルなどにより反省が多く残る結果となりました。しかしPyCon APACのスピーカーに贈られる記念キーホルダーを受け取った時は,この大きなイベントで発表したんだなと実感が湧き,発表してよかったと思うことができました。

写真6 スピーカーに贈られるキーホルダー

写真6 スピーカーに贈られるキーホルダー

この発表は,英語によるプレゼンや大きな会場で話す経験を積んでいかなければいけないなと反省させられる結果となったため,PyCon JP 2015のトークセッションにプロポーザルを堤出しました。英語ではなく日本語によるセッションですが,少しでも多く大きな会場で話す経験を積んでいきたいと思います。

参考リンク

Lightning Talks - PyCon APAC 2015

How to write test in Django - Slideshare

Introduction of PyCon JP 2015 at PyCon APAC/Taiwan 2015 - Slideshare

pandasによるデータ加工:テストのコツ・注意点やライブラリの紹介(ja) - PyCon JP 2015 in Tokyo

Night Market

写真7 宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲を演奏中注1

写真7 宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲を演奏中(注1)

写真8 Bazzar of Folksの食事

写真8 Bazzar of Folksの食事

Lightning Talksが終了すると,すぐにNight Marketが始まりました。Lightning Talksで使っていた会場を出ると宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲の演奏が始まりました。演奏を聞いているとこの曲以外にもラピュタやドラえもんのテーマが流れていて,日本のアニメ文化が台湾にも浸透していることが実感出来ました。

写真9 清水川氏のブース注1

写真9 清水川氏のブース(注1)

Night Marketでは演奏や食事を楽しむだけでなく,希望者がブースを出すことができます。日本からは清水川氏がブースを出し,英語で積極的にやりとりしていました。どういう話をしていたのか聞いてみたところ,そもそもSphinxを知らない方が多かったらしく,Sphinxがどういうものか説明することがほとんどだったそうです。中にはSphinxのことを会社名だと思っている方もいたとか……。もっと多くの人に知ってもらえるといいですね。

写真10 Turtle Graphics注1

写真10 Turtle Graphics(注1)

多くのプログラミング言語は,基本的にクラス名やメソッド名を英語で記述しています。しかし英語が得意でない人たちには,英語がわからないことがプログラミングの学習の障害となってしまうこともあります。そこで,この方(Renyuan Lyu氏)は亀に様々な図形を描かせることができるソフトウェアturtleモジュールのメソッド名やクラス名を中国語や日本語で定義し,英語がわからなくてもプログラミングの勉強が出来るようなプログラムの開発をしています。実はLightning Talkでも発表しており,PyCon JP 2015にもプロポーザルを出しているとのことでした。

面白い試みですね。是非PyCon JP 2015にも来て欲しいです。

参考リンク

Translation of Python Programs into non-English Languages for Learners without English Proficiency (en)

次回予告

連載の第3回では,カンファレンス最終日の様子をお届けします。カンファレンス3日目は最終日だけあってビンゴ大会やスピーカーパーティなど楽しいイベントがたくさんありました。この連載も次回で最終回です。お楽しみに!

注1)
'PyConAPAC 2015' by Toomore Chiang available at here under a CC-BY 4.0.
Full terms at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/

著者プロフィール

芝田将(しばたまさし)

明石高専の学生でBeProudアルバイト,Pythonの勉強会akashi.pyを主催。PyCon JP 2015ではメディアチームに在籍。

Pythonが好きで趣味やアルバイトではDjangoを使ってWebアプリを書きつつ,研究ではpandasを利用。

PyCon APAC/Taiwan 2015に参加して,PyCon JPの宣伝をしてきましたが,僕自身はPyCon JPへの参加経験はなく,かなり楽しみにしています。

Twitter:@c_bata_

Facebook:芝田将