サイトプリント&e-BOOK」「サントリーウェブサイト」「サントリー天然水の森」3サイトがベストグランプリを受賞―第3回企業ウェブ・グランプリ決定

2009年12月8日、サントリーホール(六本木/東京)にて、第3回企業ウェブ・グランプリ選考・授賞式が開催された。

会場となったサントリーホール。
会場となったサントリーホール。
視界を務めた花王株式会社 本間氏(左)と貝印株式会社 遠藤氏(右⁠⁠。
視界を務めた花王株式会社 本間氏(左)と貝印株式会社 遠藤氏(右)。

同コンテストは、企業サイトにフォーカスしたWebサイトの表彰式で、参加企業のWeb担当者・関係者たちによる投票により、全12部門のグランプリが決定するというもの。第3回となる今回は、40社102サイトのエントリがあり、第一次審査にて63サイトがノミネートされた。

開催にあたり挨拶を述べる、グーグル株式会社名誉会長 村上憲郎氏。
開催にあたり挨拶を述べる、グーグル株式会社名誉会長 村上憲郎氏。
これまでの開催、第3回のエントリおよびノミネートサイトに関してコメントした慶應義塾大学教授 中村修氏。
これまでの開催、第3回のエントリおよびノミネートサイトに関してコメントした慶應義塾大学教授 中村修氏。

ベスト・グランプリには3サイトが選出!

今回、ベスト・グランプリには

サイトプリント&e-BOOK(三菱電機株式会社)
サイトプリント&e-BOOK(三菱電機株式会社)
サントリーウェブサイト(サントリーホールディングス株式会社)
サントリーウェブサイト(サントリーホールディングス株式会社)
サントリー天然水の森(サントリーホールディングス株式会社)
サントリー天然水の森(サントリーホールディングス株式会社)

の3サイトが選出された。

三菱電機株式会社受賞メンバー。
三菱電機株式会社受賞メンバー。
サントリーホールディングス株式会社受賞メンバー。
サントリーホールディングス株式会社受賞メンバー。

選出方法は、従来と同じくエントリした企業の中から投票権を持っている担当者が会場にてその場で投票するスタイルに加えて、今回からインターネットを通じた投票を受け付けるスタイルとなった。

投票権のある参加者が壇上に上がり、その場で投票を行った。
投票権のある参加者が壇上に上がり、その場で投票を行った。

全14部門18グランプリ、2つの特別賞サイトが決定

また、今回の対象となった全14部門18グランプリ、2つの特別賞は以下のサイトが受賞した。今回は「地球環境とエコロジー賞」「スチューデント(中学生・高校生)部門⁠⁠、⁠モバイル部門」など、新しい賞が創設されるなど、技術やトレンド、ユーザ体験など時代を反映したサイトが選ばれているのが特徴的だった。

部門賞

コンセプト&アーキテクト部門
サイトプリント&e-Book(三菱電機株式会社)
聴きミミ(住友スリーエム株式会社)
デザイン&クリエイティブ部門
Sony Design, Interaction Design(ソニー株式会社)
Yamaha Design ⁠Synapses⁠⁠ 2.0(ヤマハ株式会社)
ガバナンス部門
アステラス製薬ホームページ(アステラス製薬株式会社)
コンテンツ企画&ライティング(B2C)部門
かいのしるし(貝印株式会社)
コンテンツ企画&ライティング(B2B)部門
環境・CSRご担当者様応援サイト「おしえて!アミタさん」(アミタ株式会社)
ナビゲーション&ユーザビリティ部門
サントリーウェブサイト(サントリーホールディングス株式会社)
マーケティング、キャンペーン&インタラクション部門
ほろよい.com(サントリー株式会社)
ガジェット、アニメーション&テクニカルイノベーション部門
3D映像プロモーション(富士フイルム株式会社)
クロスコーポレート&コラボレーション部門
Canvas@Sony(ソニー株式会社)
お客様(カスタマー)サービス部門
水虫ちゃんねる(ヤンセンファーマ株式会社)
商品、製品・サービス紹介部門(J-FEC賞)
家庭用浄水器⁠トレビーノ⁠サイト(東レ株式会社)
社会貢献・メセナ部門
すこやか子育て健康百科(万有製薬株式会社)
企業情報・IR・CSR部門
CSRサイト(東レ株式会社)
ワコール探検隊大人の工場見学(株式会社ワコール)
2009年度テーマ部門(地球環境とエコロジー)
サントリー天然水の森(サントリーホールディングス株式会社)
グローバルサイト部門
www.fujifilm.com/"">FUJI FILM Global Site(富士フイルム株式会社)
モバイル部門
サントリーモバイル(サントリーホールディングス株式会社)
スチューデント(中学生)部門
キッズランド(三菱重工業株式会社)
スチューデント(高校生)部門
貝印 スイーツ甲子園(貝印株式会社)

特別賞

RIAC(Rich Internet Application Consortium)特別賞
CO2±0(ゼロ)のくらし(パナソニック株式会社)
オールアバウト特別賞
サントリー天然水の森(サントリーホールディングス株式会社)

多様性からのさらなる発展に期待

グランプリを受賞した3サイトの関係者が一言ずつ、受賞の嬉しさや感想を述べた。
グランプリを受賞した3サイトの関係者が一言ずつ、受賞の嬉しさや感想を述べた。

すべての賞が決定した後、日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問 北城恪太郎氏による総括が行われ、次のようにまとめられた。

総括を述べた日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問 北城恪太郎氏。
総括を述べた日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問 北城恪太郎氏。

「この賞は、Webを制作する陰で苦労している人たち(企業のWeb担当者、Webマスター)たちがお互いを表彰するという、科学技術の分野で行われているピアレビューと同じく、とても素晴らしい形の賞だと思います。今回で3回目を迎えることができ大変嬉しいです。

加えて、回を重ねるごとにいろいろな試みが行われ、新しい賞が創設されたり、これまでと同じくその場で投票することに加えて、ネットでも選べるなど、毎回、改善、改革をしていくことに意味があると思います。

主役である応募サイトに関しても、どれも甲乙つけがたく、結果的に3つも選ばれたことに驚いています。これはまさに審査員の方で甲乙付けがたかったということ。

これからも多くの皆さんの協力を受けながらますます発展し、アカデミー賞並とまではいかなくとも、日本における企業Webサイトの発展に貢献できるような賞としてますます発展していくことに期待します⁠⁠。

第3回企業ウェブ・グランプリ
http://www.web-grandprix.jp/

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