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2016年10月13日 Fedora 25 Betaが登場,正式リリースは11月15日予定

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Fedora開発チームのBrian Profittは10月11日,Fedoraの次期リリース「Fedora 25」のベータ版リリースを発表した。ベースのカーネルには先日公開されたばかりのLinux 4.8.1を採用している。

Announcing the Release of Fedora 25 Beta

Fedora 25では,Workstation / Server / Atomic(クラウド)の3つのバージョンのほか,デスクトップ環境にKDEやXfceといったGNOME以外を採用したSpinsバージョン,ARMプロセッサに対応したARMバージョンなどが用意されている。

全バージョンに渡る主なアップデートは以下の通り。

  • Docker 1.12
  • 1024ビットなど脆弱なCAの削除
  • 「セカンダリアーキテクチャ(secondary architecture:MIPSやPowerPCなど,開発は継続しているがプライマリアーキテクチャ(x86/x86_64やARMなど)ほど注力されていないアーキテクチャ)」の呼び名が「オルタネートアーキテクチャ(alternate architectures)」に変更
  • プログラミング言語「Rust」のサポート
  • Python 3.5 / 2.7のサポートのほか,下位バージョンの3.3/3.4および2.6もレポジトリからのインストールが可能に

また,Workstationではデフォルトのデスクトップ環境として9月にリリース済みのGNOME 3.22が採用されているほか,X11に代わりWaylandがデフォルトのディスプレイシステムとして実装されている。

なお,先日このコラムで触れたFedora 24のXがクラッシュするバグについては,現在のところFixされたという情報はない。

Fedora 25の今後のスケジュールは,ベータ版に対するバグ報告を受け付けたのち,11月1日にファイナルフリーズ,そしてその2週間後の11月15日正式にGA(一般公開)となる見込みだ。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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