ここがわからなかった!シリーズ文書作りでつまずくWordのしくみと落とし穴 ここがわからなかった!2003/2002対応
2004年8月6日紙版発売
西上原裕明 著
A5判/240ページ
定価1,518円(本体1,380円+税10%)
ISBN 4-7741-2102-9
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
Wordの「わかりにくい」ツボ所を押さえ,「こういう仕組みになっているから,こうすればよい」と解説した本書で,「Wordの壁」を越えてください。「どのように考えればよいか」がスッキリわかる,いままでなかった切り口の「読ませる」Word解説書です。
こんな方におすすめ
- Wordがよくわからない、使いこなせないとお悩みの初級者
目次
Part0 Wordを使いやすくする準備作業
- 0-1 あれ? こんなはずでは 〜どうしてなかなか使いこなせないんだろう……
- ・こんな質問に心当たりはありませんか?
- ・思い込みは禁物
- ・Wordでできることとできないことを見極める
- ・いらない機能は気にしない
- 0-2 ころばぬ先の準備作業 Wordを使いやすくするためにやっておきたいこと
- ・メニュー,ツールバーの表示を変えて使いやすくする
- ・作業に合わせてツールバーの位置を変えよう
- ・「編集記号」を表示させておこう
- ・Wordには「余計なお世話」が多すぎる
- 0-3 文書を作る前に,まずはプリンタを決めておこう
- ・プリンタを使えるようにするには?
- ・複数のプリンタを使っている場合は?
- ・あれ? 印刷できない……
Part1 ここがわからなかった! 〜 文書作りの手順が知りたい。設定はどうやるの?
- 1-1 きっとここがわからない 〜文書作りの基本
- ・何から手をつければよいか,いつも迷っていませんか?
- ・「さあ印刷」と思ったら用紙の大きさが違っていた……ということはありませんか?
- ・「作ったはずの文書が見当たらない」と困ったことはありませんか?
- 1-2 こうすれば,手順に迷うことはない
- ・文書作りはこの手順が基本
- ・「文書1」には最初から書式が設定されている。これは変えられる
- ・プリンタを確認しておこう
- ・用紙と余白は最初から決めておこう
- ・1ページの行数は,文字の大きさとのバランスで決める
- ・文書を書くときは「印刷レイアウト」表示モードで
- ・印刷時にはプリンタの設定も忘れずに
- 1-3 作った文書はすぐに保存
- ・[文書1]はすぐに「保存」しよう
- ・書きかけでも,すぐに名前を付けて保存すること。あともこまめに上書き保存
- ・保存した文書は「フォルダ」で整理
- ・「同姓同名です。いいんですか?」
- 1-4 さらに新しい文書を作るには
- ・さらに新しい文書を作るには
- ・使わない文書は閉じておく
- ・とりあえず「テンプレート」は気にしない
- ・用紙の大きさや余白などの基本的な情報を最初に提供するのが「文書1」のテンプレート「Normal.dot」
Part2 ここがわからなかった! 〜 段落って何?体裁をどう整える?
- 2-1 きっとここがわからない 〜段落って何?
- ・署名を右に寄せるのにスペースを使っていませんか?
- ・箇条書きの頭を揃えるために,行ごとに[Enter]キーを押していませんか?
- ・一覧を作るのに項目間をスペースで空けていませんか?
- 2-2 一に段落,二に段落
- ・段落記号で区切られた範囲を「段落」と呼ぶ
- ・文書の体裁の多くは段落ごとに決める
- 2-3 署名の決め手は「右揃え」
- ・行の左右位置は段落単位で決める
- ・段落の体裁は次の段落にも引き継がれる
- ・「敬白」と書いたら右揃えになった!?
- 2-4 箇条書きの決め手は「インデント」
- ・箇条書きをきれいに見せるポイント
- ・箇条書きをきれいに見せる決め手は「インデント」
- ・箇条書きの位置を文字数で決める
- ・インデントマーカーを使えばもっと手軽に位置決めできる
- ・ルーラーの目盛の単位は変えられる
- 2-5 一覧の項目揃えは「タブ」で決まり
- ・よく見かける費用明細の例
- ・タブ機能を使ってみる
- ・タブマーカーを使えば揃える位置を見た目で決められる
- ・タブの位置は数値でも決められる
- ・タブ文字が入っている部分を埋めた点線は「リーダー」
- ・設定したタブを解除する方法
- 2-6 行間の大きさを変えるには
- ・文書全体の基本となる行送りは[ページ設定]で決める
- ・文書中の段落の行送りを変えてみる
- ・段落の行送りを決めるポイントはページ設定の行送りとの関係
- 2-7 いろいろ設定した段落書式を元に戻すには
- ・段落書式を「元」に戻すとはどういうこと?
- ・いろいろな書式を組み合わせて登録できるしくみが「スタイル」
- 2-8 まとめ
- ・段落書式を変えるには段落の範囲を指定する
- ・段落書式は次の段落にも引き継がれる
- ・段落の基本書式は段落のスタイルで決まる
Part3 ここがわからなかった! 〜 文字の体裁をどう決める?
- 3-1 きっとここがわからない〜文字を使いこなすには?
- ・いろいろな書体を使ってみたいけれど,どれを選べばいいのかさっぱりわからない……と悩んでいませんか?
- ・文字を大きくすると行間が間延びして困ることはありませんか?
- ・文字の体裁を変えたいけれど,大変すぎてあきらめた,ということはありませんか?
- 3-2 フォントを使いこなす
- ・フォントには「和文フォント」と「欧文フォント」がある
- ・英数字にいつも欧文フォントを使うには
- ・フォントを変えてみる
- ・MS明朝とMS P明朝はここが違う
- 3-3 文字の大きさと行送りの関係は?
- ・文字の大きさは自由に変えられる
- ・文字の大きさを変えたら行送りも変わってしまった!?
- 3-4 文字飾りを使いこなす
- ・太字,斜体の設定はボタンのクリックでオッケー
- ・文字にはいろいろな種類の下線や色を付けることができる
- ・影付きや浮き彫りを効果的に使うには
- 3-5 いろいろ設定した文字書式を元に戻す
- ・文字書式を「元」に戻すとはどういうこと?
- ・文字書式を「元」に戻すには
- 3-6 まとめ
- ・文字書式を変えるには文字範囲を指定する
- ・途中で加筆すると,直前の文字書式が引き継がれる
- ・文字書式の基本は段落の「スタイル」で決まる
Part4 ここがわからなかった! 〜 罫線を思い通りに引きたい!
- 4-1 きっとここがわからない〜何しろとっても複雑で……
- ・マウスで罫線を引こうと思ったら四角形しか描けない,と悩んでいませんか?
- ・本文上に罫線を描き込むにはどうすれば……と悩んでいませんか?
- 4-2 Wordで罫線を描く
- ・「罫線」メニューは誤解のもと
- ・Wordで扱える罫線は5種類
- ・[罫線]ツールバーを利用する
- 4-3 文字と段落に罫線を付ける
- ・[罫線]ツールバーを使って文字を罫線で囲む
- ・[罫線]ツールバーを使って段落を罫線で囲む
- ・段落の間に罫線を付けるには
- 4-4 行の途中や段落間に罫線を描き込む
- ・オートシェイプ機能で直線を描いてみる
- ・「水平線」を利用して段落間に罫線を入れてみる
- 4-5 文字と段落に網をかける
- ・文字の網かけは[罫線]ツールバーが便利
- ・網かけ用のコマンドは文字と段落に共通
- ・背景色と網パターンを指定する方法
- 4-6 罫線,網かけを解除する
- ・文字の囲み線を解除する
- ・文字の網かけを解除する
- ・段落罫線を解除する
- ・段落の網かけを解除する
- 4-7 まとめ
- ・[罫線]ツールバーという名前が誤解の原因
- ・囲み線と段落罫線は書式の一種
Part5 ここがわからなかった! 〜 表の作り方や調整がむずかしい……
- 5-1 きっとここがわからない〜何しろ扱いにくくて……
- ・表の幅が思いどおりに決められず困ることはありませんか?
- ・表に文字を書き込むと,マス目の大きさが変わって困ることはありませんか?
- ・表の両端が本文からはみ出しているのが気になりませんか?
- 5-2 表の各部の呼び方と基本操作
- ・表の各部の呼び方
- ・表の中身を範囲指定する
- ・表の列,行を挿入するには[罫線]ツールバーで
- ・表の列,行,表自身を削除する
- ・表の中に文字を書くときにはキー操作でカーソル移動
- 5-3 単純な表は[表の挿入]ボタンが便利
- ・行数と列数を決めて表を作るには[表の挿入]ボタンが簡単
- ・すでに書いた文字も[表の挿入]ボタンをクリックするだけで表にできる
- 5-4 本文の横に表を作るには[罫線]ツールバーが便利
- ・[罫線]ツールバーで本文の横に表を描くには
- 5-5 表作りは列幅がポイント
- ・表全体の幅を見た目で調整して決める場合
- ・表全体の幅をきちんと寸法で決める場合
- ・列幅は表内の文字列に合わせ,表全体の幅はなりゆきで決める場合
- ・列幅を寸法できちんと決める場合
- ・個々の列幅を見た目で調整して決める場合
- ・複数の列の幅を揃えたい場合
- ・列幅が変わらないように固定する方法
- 5-6 表の行高を決めるポイントは?
- ・行高をなりゆきにまかせる
- ・個々の行高を見た目で調整する場合
- ・行高をきちんと寸法で決める場合
- ・複数の行の高さを揃えたい場合
- 5-7 セルを減らす方法,増やす方法
- ・セルをひとつに「結合」する
- ・セルを複数に「分割」する
- ・セルをマウスで結合,分割する
- 5-8 表にメリハリを付ける罫線と網かけの利用法
- ・表の罫線の太さや色を変えるには[罫線]ツールバーを使うと便利
- ・罫線を「なし」にしたら表のグリッド線を利用しよう
- ・セルに背景色を付ける
- ・セルに背景色と網パターンを付ける
- ・素早く体裁を整えたいときには表のオートフォーマットが便利
- 5-9 表の位置を変えるポイント
- ・段落間の表の左右位置の決め方は段落配置と同じ
- ・左余白からの位置を決める
- ・表を本文の横に置く
- 5-10 表の中の文字の位置を決めるポイント
- ・セル枠と文字との空きを決める
- ・文字をセルの中央や右端に置く
- ・一部の文字だけを縦書きにする
- 5-11 まとめ
- ・表作りのポイントは列幅の調整
Part6 ここがわからなかった! 〜 写真を思い通りに配置したい。図を自由に描きたい!
- 6-1 きっとここがわからない〜図を入れるのはあきらめた……
- ・図や写真は本文の横には置けないとあきらめていませんか?
- ・「描画キャンバス」にとまどったことはありませんか?
- ・図や写真の位置がずれてしまい,位置決めに困ることはありませんか?
- 6-2 写真の入れ方,図の描き方
- ・Wordで扱える写真と図とは?
- ・すべては[図]ツールバーと[図形描画]ツールバーで
- ・自分で撮ったデジカメ写真を入れる
- ・文書に入れた写真の体裁は[図]ツールバーで変えられる
- ・「オートシェイプ」は図を描く機能
- ・文字を自由に配置するには「テキストボックス」
- ・飾り文字を作る「ワードアート」
- ・クリップアートの図や写真を利用する
- ・図の体裁を変えるのも[図形描画]ツールバーから
- 6-3 レイアウトの決め手は配置形式と重ね順
- ・ともかく簡単な「行内配置」
- ・体裁に凝るなら「浮動配置」
- ・図の配置形式を変えるには
- ・浮動配置と本文の折り返しの関係
- ・図の配置面と重ね順を変える
- ・図の折り返し点を変える
- ・図を最初から浮動配置にするには
- 6-4 位置決めのポイントは「連結」にあり
- ・「浮動配置」の落とし穴
- ・「アンカー記号」が位置決めの決め手
- ・浮動配置した図が消えてしまう理由
- ・図の位置決めで迷わないためのポイント
- ・図の位置決めで迷わないためのおすすめ手順
- 6-5 描画キャンバスを使いこなす
- ・描画キャンバスの使いみち
- ・描画キャンバスのサイズを変える
- ・描画キャンバスの位置と体裁を変える
- ・必要なときだけ描画キャンバスを呼び出すには
- 6-6 まとめ
- ・「行内配置」は行送りに注意
- ・「浮動配置」は連結先,位置決めの基準,重ね順がポイント
Part7 ここがわからなかった! 〜 エラー? トラブル? ころばぬ先のメンテナンス
- 7-1 Wordが動かない〜トラブル時の対策
- ・「ドキュメントの回復」ウィンドウの中身
- ・「ドキュメントの回復」ウィンドウにある文書のそれぞれの意味
- ・どの文書を保存すればよいのか
- ・トラブルに備えてバックアップを用意しよう
- 7-2 Wordの動作がおかしい〜問題点の調査,自動修復,アップデート
- ・トラブルの原因を探す
- ・Wordの自動修復機能を使う
- ・Wordのアシスタント情報,トラブル情報を調べる
- ・Wordを最新の状態に更新する
Part8 もっと知りたい! 〜 Word使いこなしのテクニック
- 8-1 もっと使いこなしたいWord 〜文書作りを楽に素早くこなせる機能
- 8-2 使いこなしの第一歩は「移動とコピー」
- ・パソコンでの移動とコピーはひと味違う
- ・文字や段落の移動###・コピーに使う3つのボタン
- ・移動###・コピーするときは「書式」に注意
- ・図の移動###・コピーのポイント
- ・表の移動###・コピーのポイント
- 8-3 覚えておきたい「書式のコピー」
- ・文字書式のコピーは[書式のコピー/貼り付け]ボタンで
- ・段落書式のコピーはコピー先の指定方法に注意
- 8-4 書式の使い回しに便利な履歴機能
- ・「書式の履歴機能」を使えるようにする
- ・「スタイルと書式」作業ウィンドウを使って書式を設定する
- 8-5 段落書式,文字書式の決め技「スタイル」
- ・スタイルを使う利点
- ・基本は「段落」スタイル
- ・スタイルを適用する
- ・スタイルの書式を変える方法
- 8-6 箇条書きは専用のコマンドで
- ・箇条書きのコマンドを使って素早く設定
- ・[箇条書き]スタイルを使って書式をきちんと使い分ける
- ・[箇条書き]スタイルはインデントに注意
- 8-7 署名などを簡単に入れられる「定型句」
- ・「定型句」を使ってみる
- ・新しく定型句を登録する
- 8-8 印刷形式を使いこなす
- ・片面印刷? 両面印刷?
- ・「とじしろ」の使いみち
- 8-9 ページ番号を付ける
- ・ページ番号の付け方のポイント
- ・ページ番号の書式を変える
- 8-10 似たような文書をたくさん作る:テンプレート
- ・作った文書をテンプレートとして保存する
- ・テンプレートから文書を作る
- 8-11 手軽に使えるショートカット
- ・マウスの右ボタンをクリック。ショートカットメニューを使おう
- ・覚えるととても便利!ショートカットキーを使おう
この本に関連する書籍
-
Wordで作るハガキ宛名印刷・差し込み印刷 ここがわからなかった!2003/2002対応
Wordを使っていく中で立ちふさがる壁が「印刷」です。本書はWordの機能である「差し込み印刷」を活用して,大量の文書をいかに簡単に作成し,スムーズに印刷するか,ま...
-
Word 2003/2002 すぐに試せる! 上達の技
すぐに試せて実用的!と大好評の「技」を集めた書籍です。困ったときの解決の技,意外に知らなかったこんな機能,知っていると便利に使えるちょっとした技,Wordの使い...
-
知りたい操作がすぐわかる [標準] Word 2003 全機能 Bible
Word2003の豊富な機能を,ここまでわかりやすく解説しているのは本書だけ。「やりたい操作がすぐ引けてわかりやい」「操作と設定の詳しい意味がよくわかる」と大好評の...