知りたい!サイエンスシリーズ拡がる宇宙地図
―宇宙の構造はどう解明されてきたか

[表紙]拡がる宇宙地図―宇宙の構造はどう解明されてきたか

紙版発売

四六判/256ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3516-8

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この本の概要

私たちは,多かれ少なかれ,天文学に関する情報を見聞きしています。例えば,地球が丸いこと,太陽の周りを地球,惑星が回って太陽系を構成していること,自ら輝く恒星は惑星など,太陽系天体よりもはるか遠方に存在し,広大な宇宙に様々な距離で分布しているといったこと。本書では,アリストテレスの昔から,ヒッパルコス衛星による観測まで,現在私たちが知っている宇宙の描像がどのように得られたいったかを見ながら,そこで展開される考え方,背後にある物理を解説します。

こんな方におすすめ

  • 天文(物理)・宇宙に興味がある方
  • 星までの距離の測り方(距離天文学)に興味のある方
  • 過去の偉人たちが,いかにして宇宙の姿に迫ってきたかを概観したい方

著者の一言

宇宙,天文のみならず,自然科学に興味をお持ちの方皆様に読んでもらいたい一冊です。

知りたい!サイエンス検定「拡がる宇宙地図検定」実施中!

著者プロフィール

矢野太平(やのたいへい)

大阪府豊中市出身。京都大学理学部宇宙物理学科卒業。大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了,博士(理学)。

現在,自然科学研究機構 国立天文台 助教。専門は位置天文学。

世界最高クラスの10万分の 1 秒角精度での星の位置測定を可能にする位置天文観測衛星JASMINEの検討・開発を行っている。