知りたい!サイエンスシリーズ拡がる宇宙地図
―宇宙の構造はどう解明されてきたか
2008年6月21日紙版発売
矢野太平 著
四六判/256ページ
定価1,738円(本体1,580円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3516-8
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書籍の概要
この本の概要
私たちは,多かれ少なかれ,天文学に関する情報を見聞きしています。例えば,地球が丸いこと,太陽の周りを地球,惑星が回って太陽系を構成していること,自ら輝く恒星は惑星など,太陽系天体よりもはるか遠方に存在し,広大な宇宙に様々な距離で分布しているといったこと。本書では,アリストテレスの昔から,ヒッパルコス衛星による観測まで,現在私たちが知っている宇宙の描像がどのように得られたいったかを見ながら,そこで展開される考え方,背後にある物理を解説します。
こんな方におすすめ
- 天文(物理)・宇宙に興味がある方
- 星までの距離の測り方(距離天文学)に興味のある方
- 過去の偉人たちが,いかにして宇宙の姿に迫ってきたかを概観したい方
著者の一言
宇宙,天文のみならず,自然科学に興味をお持ちの方皆様に読んでもらいたい一冊です。この本に関連する書籍
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