改訂新版 写真の色補正・加工に強くなる
Photoshopレタッチ&カラーマネージメント101の知識と技

[表紙]改訂新版 写真の色補正・加工に強くなる ~Photoshopレタッチ&カラーマネージメント101の知識と技

紙版発売
電子版発売

B5判/176ページ

定価2,178円(本体1,980円+税10%)

ISBN 978-4-7741-8530-9

電子版

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

Webか紙を問わず,写真のレタッチのスピードと精度が求められています。写真素材が狙ったとおりの色が出ないという問題は,クリエイターの頭を悩ませ時間を浪費させます。写真の色補正には常識的なセオリーがあり,知らないのでは作業の効率に大きな差が出ます。的確な色補正を迅速にこなし,出力媒体に合わせた最適なカラーマネジメントを行なう実践的な方法をわかりやすくまとめました。Photoshopによるレタッチ技術を体系的に理解でき,制作の現場でいますぐ役立つ知識と技が満載。高い評価の教科書の増補改訂版です。

こんな方におすすめ

  • 意図したとおりに色を再現したいカメラマン・フォトグラファー
  • デジタル写真の色補正について基礎から学びたいデザイナー
  • カラーマネジメントについて知っておきたい印刷・広告の関係者

著者の一言

本書は印刷やWebサイトなどさまざまなメディア上での色再現に悩んでいる人達のための本です。柔らかく言えば,印刷が上がってから「こんなはずじゃなかったのに」とがっかりしないための知識やスキルを身につけるために書かれました。
使用しているツールはPhotoshopですが,トーンカーブや色相・彩度などベーシックなツールを中心としているので,他のアプリケーションを使っている場合は応用していただければと思います。
本書の特徴としては,製版の技術が紹介されているところです。派手なレタッチテクニックも,ベースの部分では従来の製版で培われてきた技術というのが重要になってきます。いくら素晴らしい作品ができたとしても,CMYK 変換の仕方がおかしかったり,シャープネスの利き方が甘かったりすれば,仕上がりに満足することはできません。
また単にテクニックのみを紹介するのではなく,理屈やワークフローについても書いているので,それぞれの仕事の中で役立てていただければと思います。
(「はじめに」より)

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

著者プロフィール

上原ゼンジ(うえはらぜんじ)

執筆・撮影・レタッチ。
実験写真家。色評価士。日本大学経済学部卒。宙玉レンズや手ぶれ増幅装置などユニークな手法で撮影を行う。またレタッチやカラーマネージメントに関する執筆やセミナーを行う。著作「こんな撮り方もあったんだ! アイディア写真術」(インプレスジャパン),「すぐにわかる! 使える!!カラーマネージメントの本 仕事で役立つ色あわせの理論と実践マニュアル」(毎日コミュニケーションズ)など多数。
Webサイト:http://www.zenji.info/


庄司正幸(しょうじまさゆき)

監修。
製版技術者を経て,セミナー講師やカラーマネージメントのアドバイザーとして活動。現在はデザイン制作会社でDTPの技術支援などの業務に携わる。ICCプロファイル作成の技術者でもあり,カラーマネージメント検証用ツールのプログラミングなども行う。