[イラスト解説]ティール組織
―新しい働き方のスタイル

[表紙][イラスト解説]ティール組織 ―新しい働き方のスタイル

A5判/224ページ

定価(本体2,580円+税)

ISBN 978-4-297-10257-9

電子版

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書籍の概要

この本の概要

「あなたの会社は何色ですか?」
本書では会社の発展段階を「色」で示します。強いボスからトップダウン→レッド(衝動型)です。官僚社会でまるで教会みたい→アンバー(順応型)です。あたかも機械の歯車の1つの扱い→オレンジ(達成型)です。アットホームで平等→グリーン(多元型)です。多くの会社はグリーン型になっているのではないでしょうか。でも,その先にティール【青緑】組織があります。今,既存の企業組織はさまざまな限界を迎えています。もっと生き生きと働きたくありませんか? もっと人生の目的を実現したくないですか? 新しい働き方の理想形を筆者フレデリック・ラルーは示します。世界から注目されている「ティール組織」で働き方改革をしましょう!

こんな方におすすめ

  • 働き方改革に興味のあるビジネスパーソン
  • または,成果が出やすい企業組織とは何か,その答えを探している皆さん

著者の一言

本書は,組織や社会という不思議な存在に対して何らかの違和感や「おかしみ(最近の表現ですが言葉にならない気持ちをよく表していると思います)」,居心地の悪さを覚えている人たちに対して,ぜひ読んでほしい本です。IT業界の開発チームのあり方,アジャイルなエンジニアリング組織への移行,といった技術組織の課題だけでなく,企画や経営そのものへのデザイン思考や組織横断的なアジャイルマインドの導入,企業だけでなく自治体やコミュニティ,場合によっては身近な勉強会の運営,といった組織やチームの在り方を一歩引いて落ち着いて見直してみたい,「心理的安全性」「全体性」「自己組織化」「生物的・生命的組織観」「進化する組織」「学習する組織」といった新しいマインドセットへの気づきを整理してみたい,という読者に開かれた書物です。

補足情報

ティール組織には,私が作りたい組織の理想像がはっきり示されています。あとで振り返ったとき,「人生で一番影響を受けた本」という気がしています。既存の組織に感じていた違和感を見事に表現し,未来の組織を予測しています。真の意味での「働き方改革」は,ティール組織への移行なのだとわかりました。皆さん信じられないと思いますが,これからの世界経済を席巻するのがティール組織です。働く人たちが幸福で,そして圧倒的に生産性が高い。それがティール組織です。ぜひ『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)とセットでお読みください。理解の深まり方が違います。私は,待ち切れずに英語版を買ってしまいました。日本語イラスト本の発売,おめでとうございます!
――サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久

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新しい働き方『ティール組織』とは何か?
平成31年4月から「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」が実施されます。

本書のサンプル

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目次

Part 0 イントロダクション――この本はいわゆるマネジメントの本ではありません

Part 1 私たちは,マネジメントについて新しいパラダイムを創り出すことができるでしょうか?
第1章 今日の組織はどこかが壊れている

Part2 それでは,この新しいティール組織はどのようにしたらうまく働くのでしょうか?
第2章 新しいものの意味を理解するために,ある物語から始めましょう

第3章 ブレークスルー1――セルフマネジメント

第4章 ブレークスルー2――「全体性」を取り戻すための闘い

第5章 ブレークスルー3――常に進化する目的

Part3 どうやったら新しい組織の世界にたどり着けるのでしょうか?
第6章 ティール組織を作るための条件

第7章 「CEO」の役割

著者プロフィール

フレデリック・ラルー(ふれでりっく・らるー)

原著者。
経歴の提供を頼まれると,困ってしまう私がいます。過去の私は,何を言うべきかはっきりしていました。私は,何年にもわたり,マッキンゼーというコンサルティング会社で働いていました。それから,「ティール組織」やそれに関するプロジェクトに取り組み始めるまでは,私自身がコーチやファシリテーターとして実践していました。ところが今,私はそれと比べるとシンプルな生活を送っています。旅行することもなく,私の妻と2人の子どもたちと多くの時間を過ごしています。長期的なプランも立てなくなりました。私の頭を駆け巡る多くのプロジェクトの中で,どれが最も意味があり,やるべきかを感じようとしています(考えてみると,進化する目的に聞き耳を立てる組織とかわりありません)。とはいっても,私はいろいろ手を付けてしまい,多くのプロジェクトを引き受けてしまっては,自然を楽しみ,良い本を読む時間がなくなり,イライラしてしまいます。しかしそうしたときでももちろん,私は自然の中の,樹の静かな存在の下で,腰を下ろします。そうして私は,探検したい興味深い多くのプロジェクトについて,想いを廻らせずにはいられなくなるのです。


中埜博(なかのひろし)

訳。
1978年カリフォルニア大学・バークレー校設計学部大学院卒業。帰国後,環境構造センター(C.E.S:クリストファー・アレグザンダー主宰)の在日代表として盈進学園プロジェクトに参画。合同会社CEST代表。早稲田大学芸術学校講師等を務めた後(2011年~),国土交通省派遣で岩手県大船渡市復興企画に参画中。パタンランゲージによるまちづくりや共通言語による合意形成システムづくりを提唱し,建築設計やまちづくり,コミュニティーづくりの実験的取り組みを実践中。


遠藤政樹(えんどうまさき)

訳。
1989年東京理科大学大学院修了。現在,千葉工業大学教授。建築家。代表作に「ナチュラル」シリーズの建築作品。パリ・ポンピドゥーセンターにドローイングと模型が,パーマネントコレクション。第16回吉岡賞,第15回度日本建築家協会新人賞,グッドデザイン賞など多数受賞。


羽生田栄一(はにゅうだえいいち)

監訳。
株式会社豆蔵 創業者・現取締役CTO,技術士[情報工学],IPA非常勤 研究員(アジャイルGW主査)
オブジェクト指向,モデリング,UML/RUP,要求開発,パターンランゲージ,アジャイルなどソフトウェア工学とその周辺領域のコンサルティング・教育・啓蒙活動に従事し後進育成に努める。趣味は街歩き,古書店・お富士さん・塚めぐり。高いところがあれば登って見る・路地があれば入っていくというのが,宮本常一に教わったモデリングの極意。取り柄は楽天的なこと,よい加減とも言う。


エティエンヌ・アペール(えてぃえんぬ・あぺーる)

イラスト。
私は,15年間,経営コンサルタント,マネージャー,オレンジ色の企業でのマネージャーのまとめ役として働いていたのですが,それを,前世の出来事のように時々感じます。2010年から私は,自分にあった大切な仕事に専念するようになり,落書きのようなスケッチ,絵,イラストを描くようになりました。私は,いくつかのグラフィックノベルを出版しています。その中には,仕事と仕事場を話題にしたものもあります。組織が変革する旅路を,視覚的に伝えやすくするための絵を描いています。組織を明るく,創造的に,インスパイアするように仕向けようとする人たちを私は助けて,彼らのパースペクティブを示すよい方法を見つけることができました。私は,そのことを幸せに感じています。
https://www.etienneappert.fr/