Software Design plusシリーズ失敗から学ぶ RDBの正しい歩き方

この本の概要

「データベースがよく落ちる」「前任者が残したテーブル,SQLが読み解けない」「RDBMSを入れ替えたら予期せぬバグが」――MySQLやPostgreSQLといったRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)を使った業務システム,Webサービスを設計・運用していると,こういった問題によく直面するのではないでしょうか。
本書はRDB(リレーショナルデータベース)の間違った使い方(=アンチパターン)を紹介しながら,アンチパターンを生まないためのノウハウを解説します。それぞれの章では,問題解決に必要なRDBやSQLの基礎知識も押さえるので,最近RDBMSを触り始めた新人の方にもお勧めです。

こんな方におすすめ

  • MySQLやPostgreSQLを使ったシステム・サービスを設計・運用していて,原因のわからない障害によく出くわす人,そしてそれを改善したい人

この書籍に関連する記事があります!

はじめに
失敗から正しい設計・運用を学ぶ
給与計算といった社内システムでは社員の個人情報,ECサイトといったWebサービスではユーザの購入情報というように,ほとんどのITシステムはデータの管理という責務を持っています。

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

サンプル画像1

サンプル画像2

サンプル画像3

著者プロフィール

曽根壮大(そねたけとも)

Twitter:@soudai1025
株式会社オミカレ副社長兼CTO。数々の業務システム,Webサービスなどの開発・運用を担当し,2017年に株式会社はてなでサービス監視サービス「Mackerel」のCRE(Customer Reliability Engineer)を経て現職。コミュニティ活動としては,Microsoft MVPをはじめ,日本PostgreSQLユーザ会の理事兼勉強会分科会座長として勉強会の開催を担当し,各地で登壇もしている。そのほか,岡山Python勉強会を主催し,オープンラボ備後にも所属。「builderscon 2017」「YAPC::Kansai 2017」などのイベントでベストスピーカーを受賞するなど,わかりやすく実践的な内容のトークに定評がある。『Software Design』誌ではデータベースに関する連載「RDBアンチパターン」などを執筆。