Software Design 2015年12月号
- 定価
- 1,342円(本体1,220円+税10%) 1,450円(本体1,318円+税10%)
- 発売日
- 2015.11.18[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 200ページ
- ISBN
- 978-4-7741-7553-9
サポート情報
概要
第1特集
[決定版]Docker自由自在
実用期に入ったLinuxコンテナ技術
すでに普及段階に入ったDockerとコンテナ技術。本特集ではDockerのおさらいから、さらに使いこなすためのノウハウをまとめました。
第1章ではDockerコマンドを使い、コンテナを操作する方法を紹介します。第2章ではDockerイメージの使い方とDockerクライアントの操作方法を紹介します。第3章ではDockerデーモンの管理方法を学習します。第4~6章では、Dockerによる自動処理や、クラスタ管理のツール、設定ファイルによる自動化などの手法を紹介します。最後の第7章では、HashiCorp社のツールを使ったDockerの環境構築や管理を紹介します。
第2特集
SNMPの教科書
堅実な監視で障害をキャッチ
サーバ、スイッチ、ルータ、プリンタ……、ネットワークにつながったあらゆる機器を、同じルールで管理できるプロトコル「SNMP」。本特集では、「“運用”とは何か」「なぜ、SNMPが必要なのか」という疑問を出発点に、入門編、実用編、応用編とステップアップしながらSNMPについて学びます。実際の運用でのハマリどころも扱っていますので、日々の運用にぜひ役立ててください。
また、コラム①~④では、本文で出てきた各テーマについておさらい、深堀りをしています。こちらも併せてお読みください。
短期集中連載
クラウド時代のWebサービス負荷試験再入門
【1】クラウド時代における負荷試験とは何か
クラウドの登場により、システムリソースの調達スピードが劇的に速くなり、中小のサービス事業者や開発ベンダでも巨大なリソースを扱えるようになりました。本連載では、オンプレミス時代に行っていた負荷試験とクラウド時代に行うべき負荷試験の考え方の違いを説明し、その具体的な実施方法を事例を交えながら解説していきます。
短期集中連載
SMB実装をめぐる冒険
【2】File System for Windowsの作り方
ChromeOS向けに「Windows共有フォルダをChromeOSのファイルアプリにマウントする」ことができるChromeアプリ「File System for Windows」がリリースされました。これを開発するためには、SMB(Server Message Block)と呼ばれるプロトコルを理解し、SMBプロトコルを話すクライアントコードをJavaScriptで書くことが必要でした。本稿は、そんなSMBプロトコルの実装に挑戦した開発者の経験談を、探偵が真相に迫っていくような雰囲気で紹介します。
目次
第1特集
[決定版]Docker自由自在
実用期に入ったLinuxコンテナ技術
- 第1章:Dockerのキホン
環境構築から基本操作をマスターしよう - 第2章:Dockerのイメージ管理と基本操作
レジストリとDockerクライアントの操作法 - 第3章:Dockerの操作と管理
便利なコマンド/オプションを一挙に学ぼう - 第4章:Docker環境を自動構築
オーケストレーションツール「Docker Machine」 - 第5章:Docker Swarmでコンテナのスケジューリング
コンテナをクラスタリングしリソースを管理 - 第6章:Docker環境のコード化とオーケストレーション
DockerfileとDocker Composeで作業の省力化・効率化 - 第7章:HashiCorpの自動化ツールとDockerの連携
HashiCorp道の真髄
第2特集
SNMPの教科書
堅実な監視で障害をキャッチ
- セクション1:SNMPはなぜ必要なのか
- セクション2:SNMP入門編
- セクション3:SNMP実用編
- セクション4:SNMP応用編
- セクション5:SNMPの関連技術
- セクション6:まとめ
- コラム1:SNMPの動作形態
- コラム2:SNMPのデータモデル
- コラム3:CentOSでの利用方法
- コラム4:SNMPのバージョン
短期連載
-
【新連載】クラウド時代のWebサービス負荷試験再入門【1】
クラウド時代における負荷試験とは何か -
SMB実装をめぐる冒険【2】
File System for Windowsの作り方
Catch up trend
-
ConoHaで始めるクラウド開発入門【5】
OpenStack APIを使ったCLI操作をConoHaでやってみる -
迷えるマネージャのためのプロジェクト管理ツール再入門【10】
テストにもっと光を! 言うは易く行うは難し。テスト工程を改善しよう!
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【84】Kinetic Open Storage Project - digital gadget
【204】コンピュータグラフィックスの祭典SIGGRAPH 2015[後編]
- 結城浩の再発見の発想法
【31】Library - [増井ラボノート] コロンブス日和
【2】Gyump - 軽酔対談 かまぷの部屋
【17】ゲスト:吉岡 弘隆さん - ツボイのなんでもネットにつなげちまえ道場
【6】SPIで通信してみる - Vimの細道
【3】VimでJavaを使う(補助プラグイン編) - るびきち流Emacs超入門
【20】標準機能から「yasnippet」まで Emacsの入力支援 - 書いて覚えるSwift入門
【10】例外を避ける? - Erlangで学ぶ並行プログラミング
【9】プロセス辞書とETSによる暗黙のデータ共有 - セキュリティ実践の基本定石
【27】同じ轍を踏まないために。IoT時代に向けてできること - Sphinxで始めるドキュメント作成術
【9】ドキュメントに図を入れよう――さまざまなグラフィックツールとの連携 - Mackerelではじめるサーバ管理
【10】Mackerelの監視ルールをコードで管理しよう - Red Hat Enterprise Linuxを極める・使いこなすヒント .SPECS
【17】Identity Managementを使おう - Be familiar with FreeBSD~チャーリー・ルートからの手紙
【26】bhyveでOpenBSDファイアウォール on FreeBSDを構築 - Debian Hot Topics
【30】DebConf15レポート(前編)と最新トピック - Ubuntu Monthly Report
【68】UbuntuとSkylake - Linuxカーネル観光ガイド
【45】Linux 4.1の新機能~ext4の暗号化機能 - Monthly News from jus
【50】リングに再び帰るLLイベント - Hack for Japan~エンジニアだからこそできる復興への一歩
【48】Connect 2015 in Koriyama, with UDC - 温故知新 ITむかしばなし
【49】シリアル通信~高速モデムとホストマシンとの接続~ - ひみつのLinux通信
【23】数字が見える!