Mattermostと言えば,
祝「第700回」!
2008年1月から開始した本連載も,
- ※1
- あと長期連載にも関わらずそこまで気力が尽きることなく続いているのは,
大抵のネタは許容してくれる本連載の担当編集の許容力も見逃せません。
思えば連載開始から14年。いろいろなことがありました。100年に一度の大噴火が発生したり,
- ※2
- 年ごとの本連載ならびに姉妹連載であるUbuntu Weekly Topicsも含めたよもやま話をQiita上で定期的にまとめています。過去を振り返りたい人はそちらもご参照ください。
最近は年によって連載回数が50回を切ることもあったため年明けでの700回となりましたが,
さて,
ただのチャットではなくったMattermost
Mattermostは言わずとしれた,
- ※3
- 分野によってはDiscordも有力な選択肢に入ってくるでしょう。Teamsについてはコメントを差し控えさせていただきます。
セルフホストした場合は,
- ※4
- Matermostの
「チーム」 はSlackで言うところの 「ワークスペース」 に相当します。
Software Designでも3年近く前に,
- 2019年4月号:
【1】 ご存じですか? chat 導入のメリット - 2019年5月号:
【2】 環境構築, 便利な設定例と統合機能の紹介 - 2019年6月号:
【3】 プラグイン機能と開発方法 - 2019年7月号:
【4】 Mattermostの利用事例の紹介
COVID-19による生活様式が変わる前の話ではあるものの,
もちろんセルフホストするならその分運用コストはかかりますし,
またSlackの場合16歳未満は利用禁止ですし,
- ※5
- 「そういうのはLINEでいいじゃん」
という意見もあります。
さらに最近は,
他にもSlackからの差異をいくつかあげておきましょう。
- メッセージにMarkdownフォーマットを使える。勝手にビジュアルエディタになったりしない
(※6) - スレッドへの返信はすべてチャンネルのタイムラインに投稿される。スレッドへの返信が突然チャンネルに登場したり,
しなかったりというよくわからない状態を回避できる (※7) - バックアップが簡単。たとえばmysqldump/
rsyncで必要なものはすべてバックアップできる - テーマを自由に作れる。発言内応だけじゃなくて,
見た目も痛チャットにできる! - オーディオ・
ビデオコール, 画面共有は未実装。基本的に他サービスをチャットから呼び出す形になる
- ※6
- フォーマットされた投稿前メッセージのプレビュー機能は,
個人設定の詳細にある 「プレリリース機能をプレビューする」 から有効化可能です。 - ※7
- 実験的機能としてユーザー側が
「スレッドを折りたたむ」 機能は実装されています。
ちなみにMattermostのドキュメントには,