Ubuntu Weekly Recipe

第701回 ストレージ管理ツール「ディスク」を活用する[2022年版]

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新しいストレージを使えるようにする

PCパーツショップ等で買ってきたストレージをUbuntuから使えるようにするためには,まずUbuntuに認識させます。⁠ディスク」で表示できることを確認して作業を継続しましょう。

ストレージを使えるようにするには通常,次の3段階を経る必要があります。

  1. パーティションテーブルの作成
  2. パーティションの作成
  3. フォーマット

順に見ていきましょう。今回はデータ用のドライブを前提とします※1⁠。

※1
ブートしたい場合は第645回を参考にGpartedを使用するほうがいいでしょう。ただし,通常は普通にインストールを行ったほうがいいはずです。

パーティションテーブルを作成したいストレージを選択し,ケバブメニューから「ディスクを初期化」を選択します図4⁠。

図4 ⁠ディスクを初期化」を選択する

図4

「ディスクを初期化」というメニューが表示されるので,⁠消去」「パーティション」を設定します図5⁠。⁠消去」は今回新品を買ってきたので上書きしないことにし,⁠パーティション」は3つから選べますが,USBメモリーの場合は「MBR/DOS⁠⁠,そうではない場合は「GPT」でいいでしょう。決定したら「初期化」をクリックします。

図5 ⁠消去」「パーティション」を選択する

図5

確認メッセージが表示されるので,間違いないことを確認して「初期化」をクリックします図6⁠。

図6 最後の確認画面。本当に間違いないか確認する

図6

これでパーティションテーブルが作成できたので図7⁠,左下にある「+」をクリックします図8⁠。今回はパーティションは分けずに1つにするため,そのまま「次へ」をクリックします。分けたい場合は「残り空き容量」を増やしてください。

図7 パーティションテーブルの作成ができた

図7

図8 パーティションの容量を決定する

図8

どのような形式でフォーマットするかのオプションが表示されます図9⁠。⁠ボリューム名」は,ボリュームラベルを入力してください。用途が決まっているような場合には入力したほうがいいでしょう。

図9 ボリューム名とタイプを決定する

図9

「タイプ」は,デフォルトは「NTFS」となっていますが今回はUbuntuのみで使用するため「Ext4」にします。暗号化もしないので「LUKS」にチェックも入れません。決定したら「作成」をクリックします。

これでフォーマットは完了したので図10⁠,⁠▶」ボタンを押してマウントします図11⁠。

図10 フォーマットできた

図10

図11 マウントした

図11

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamのメンバー。VirtualBoxなどの翻訳を手がける。技術同人サークルteam zpn主宰。ほか原稿執筆を少々。