Linus Torvaldsは10月2日
2019年3月にリリースされた
Linux 6.
- 64ビットArmアーキテクチャ
(arm64) でTHP (Transparent Huge Page) スワップをサポート、最初にベースページに分割することなく、スワップパフォーマンスを大幅に高速化 (約40%増) - OpenRISCアーキテクチャおよびLoongArchアーキテクチャにおけるPCIサポート
- RISC-Vアーキテクチャにおいてキャッシュブロック管理の拡張機能
「Zicbom」 が利用可能に - io_
uringでバッファリングされた書き込みのパフォーマンスが約2倍に向上、またゼロコピーネットワーク転送をサポート - ハイエンドなノートPCで人気が高いSoC
「Qualcomm Snapdragon 8cx Gen3」 とSnapdragonを搭載した 「Lenovo ThinkPad X13s Arm」 ラップトップの早期サポート - 「AMD Zen」
のNUMAバランス改善などを含むスケジューラの変更、パフォーマンスが大幅に改善へ - Intelハードウェアで熱制御回路
(TCC) の起動温度を調整する冷却ドライバ (intel_ tcc_ cooling) のサポート対象に 「Raptor Lake」 が追加 - Intel CPUのソフトウェア機構
「Intel Software Guard Extetensions 2 (Intel SGX2)」のメインラインへのマージ - Btrfsファイルシステムにsendプロトコルのバージョン2が追加、より大きなデータチャンクの送信が可能に
(バージョン1も引き続きサポート)
全体的にハードウェアサポートの追加が目立つアップデートとなっている。
Rustの導入は「よほどのことがないかぎりLinux 6.1になる」
なお、期待されていたRustの導入はLinux 6.