HashiCorpは2023年6月12日、同社が開発するオープンソースのInfrastructure as Code
Terraform 1.
— HashiCorp Japan (@hashicorpjp) June 12, 20235 リリースされました! https:// t. co/ lJf8gGcLXk
コンフィグ-ドリブンのインポート
Terraformを使わず手動で構築したクラウドリソースをTerraform管理下に置くにはterraform import
コマンドを実行する必要があった。
Terraform 1.terraform plan
コマンドでプランを実行すれば、新しいリソース ブロックが自動的に作成される。
これにより、既存のTerraformベースのワークフローに新しいチームやアプリケーションをオンボーディングするといった場合に、インフラ統合を容易に進められるようになった。
checkによる検証の強化
プロビジョニングされたインフラストラクチャが期待どおりに機能しているかをチェックするための機能が強化された。 Terraform 1.precondition
とpostcondition
というブロックを記述することで、個々のデータソースやリソースを検証し、これらが失敗するとプランや動作が停止する機能が追加されたが、これは包括的な機能検証を行うには使い勝手が悪かった。
Terraform 1.check
ブロックが導入された。checkでは構成内のすべてのリソース、データ ソース、およびモジュール出力を参照できる。checkはプランまたはアプライの最後の段階で実行され、失敗しても実行は停止せず、エラーではなく警告メッセージが表示される。
このほかの新機能についてはTerraform 1.