標準プログラマーズ ライブラリシリーズC言語 体当たり学習 徹底入門
2001年5月14日紙版発売
前橋和弥 著
B5変形判/344ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 4-7741-1200-3
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書籍の概要
この本の概要
本書は,これからC言語を学ぼうとする人を対象にした,体当たり式の入門書です。「実現すべきプログラム」を中心にすえ,やるだけやってみてから必要なCの文法を習得するという構成でまとめました。必要な知識を必要な時に学習すれば,効率よく理解できるはずです。
こんな方におすすめ
- C言語を独学で学び始めようとしている方
- プログラムを作りながらC言語を学びたい方
目次
はじめに
もくじ
第1章 イントロダクション
- 1-1 本書のねらい
- 1-1-1 イキバタの精神
- 1-1-2 なぜいまCなのか
- 1-1-3 なぜCUIなのか
- 1-2 開発環境について
- 1-3 儀式――hello, world
- 1-3-1 はじめて書くCプログラム
- 1-3-2 コンパイル・実行の方法
- 1-3-3 hello, worldをいじり倒そう
- 1-4 まとめ
第2章 体格指数(BMI)を計ってみる
- 2-1 例題の仕様について
- 2-1-1 BMIとは何か?
- 2-1-2 仕様を考える
- 2-2 変数と入力
- 2-2-1 変数
- 2-2-2 キーボードからの入力
- 2-3 計算と計算結果の出力
- 2-3-1 計算する
- 2-3-2 実数型
- 2-3-3 if文による条件分岐
- 2-4 落ち穂拾い
- 2-4-1 宣言の書き方について
- 2-4-2 いろいろな型について
- 2-4-3 真偽値について
- 2-5 練習問題
- 2-5-1 ローレル指数を計ってみる
- 2-6 まとめ
第3章 成績を順に並べる(ソート)
- 3-1 ソートとは
- 3-1-1 仕様を考える
- 3-2 データの入力
- 3-2-1 入力(ループ)
- 3-2-2 ループの強制脱出(break)
- 3-2-3 配列
- 3-2-4 インクリメント・デクリメント演算子
- 3-2-5 for文
- 3-2-6 入出力ストリームとリダイレクト
- 3-2-7 scanf()の戻り値
- 3-2-8 プリプロセッサとマクロ
- 3-3 ソートする
- 3-3-1 単純選択ソート
- 3-4 落ち穂拾い
- 3-4-1 do while文
- 3-4-2 関数形式マクロ
- 3-5 まとめ
第4章 フィルタプログラムを書いてみる
- 4-1 フィルタとは何か?
- 4-1-1 フィルタとは
- 4-1-2 パイプとは
- 4-2 小文字を大文字に変換する(toupper)
- 4-2-1 仕様を考える
- 4-2-2 文字とは何か?
- 4-2-3 フィルタの基本構造
- 4-2-4 小文字→大文字の変換(力技)
- 4-2-5 小文字→大文字の変換(文字定数)
- 4-2-6 小文字→大文字の変換(正攻法)
- 4-2-7 Cの演算子について
- 4-3 タブを空白に変換する(detab)
- 4-3-1 仕様を考える
- 4-3-2 アルゴリズムを考える
- 4-3-3 余りを求めるには
- 4-3-4 コーディングする
- 4-4 ファイルを分割する(split)
- 4-4-1 仕様を考える
- 4-4-2 ファイルのオープン
- 4-4-3 テキストモードとバイナリモード
- 4-4-4 コマンド行の引数
- 4-4-5 文字列とは何か?
- 4-4-6 ファイル名を生成する
- 4-4-7 sprintf()による文字列の組み立て
- 4-4-8 sscanf()による文字列の解析
- 4-5 練習問題
- 4-5-1 空白をタブに変換する(entab)
- 4-5-2 detabのタブストップを変更可能にする
- 4-5-3 テキストファイルをダンプする
- 4-6 まとめ
第5章 いろいろなソート
- 5-1 関数に分割する
- 5-1-1 関数とは
- 5-1-2 return文
- 5-1-3 main()を先に書くか後に書くか
- 5-1-4 ヘッダファイルとプロトタイプ宣言
- 5-1-5 変数のスコープ
- 5-2 バブルソート
- 5-3 クイックソート
- 5-4 swap()関数を作成する――ポインタ
- 5-4-1 失敗例(お約束)
- 5-4-2 ポインタとは何か?
- 5-4-3 swap()関数を作る(今度は成功)
- 5-5 練習問題
- 5-5-1 挿入ソート
- 5-5-2 解答例
- 5-6 まとめ
第6章 蔵書管理プログラムを作成する
- 6-1 蔵書管理プログラム
- 6-1.1 蔵書を管理する
- 6-1.2 仕様を考える
- 6-2 メニュー表示とデータ入力
- 6-2-1 メニュー表示
- 6-2-2 switch caseによる分岐
- 6-2-3 データの入力
- 6-2-4 配列を引数として渡す
- 6-2-5 長すぎる入力への対応
- 6-2-6 価格の入力――scanf()の問題点再び
- 6-3 データを保持する
- 6-3-1 多次元配列
- 6-4 構造体
- 6-4-1 構造体を宣言する
- 6-4-2 構造体を使うと何が便利なのか?
- 6-4-3 typedef
- 6-4-4 構造体へのポインタ
- 6-4-5 登録と一覧表示
- 6-5 いろいろな機能
- 6-5-1 検索
- 6-5-2 変更
- 6-5-3 削除
- 6-5-4 削除の他の方法――削除フラグ
- 6-5-5 continue
- 6-6 動的メモリ確保・連結リスト
- 6-6-1 可変長配列
- 6-6-2 メモリ不足とヌルポインタ
- 6-6-3 可変長の文字列入力関数を作成する
- 6-6-4 realloc()
- 6-6-5 malloc()は魔法の関数ではない!
- 6-6-6 連結リスト
- 6-6-7 動的メモリ確保版蔵書管理プログラム
- 6-7 分割コンパイル
- 6-7-1 とりあえずぶった切ってみる
- 6-7-2 リンク
- 6-7-3 ヘッダファイルを書く
- 6-7-4 extern
- 6-7-5 staticによる情報の隠蔽
- 6-7-6 make
- 6-8 まとめ
第7章 ポインタの復習
- 7-1 基礎編
- 7-1-1 ポインタとアドレスと型と
- 7-1-2 ポインタ型変数の宣言
- 7-1-3 ポインタ「型」とは
- 7-1-4 ポインタ演算
- 7-1-5 添字演算子
- 7-1-6 配列とポインタ
- 7-1-7 3か所の例外規則
- 7-1-8 文字列リテラル
- 7-2 混乱の元
- 7-2-1 関数の仮引数
- 7-2-2 配列のextern宣言
- 7-2-3 配列の初期化
- 7-2-4 文字型配列の初期化
付録A 関数リファレンス
- A-1 stdio.h
- A-1-1 書式付き入出力
- A-1-2 その他の入出力関数
- A-2 ctype.h
- A-2-1 文字の種別の判定
- A-2-3 大文字小文字の変換
- A-3 string.h
- A-4 stdlib.h
- A-4-1 動的メモリ確保
- A-4-2 プログラムの終了
付録B 参考文献
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