極めるMac OS X

[表紙]極めるMac OS X

紙版発売

A5判/400ページ

定価2,508円(本体2,280円+税10%)

ISBN 4-7741-1554-1

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書籍の概要

この本の概要

本書は,Mac OSの初歩の基本操作について説明はせず,Mac OS Xのシステムをより深く知りたいという方(特にMac OS 9までの利用者の方)に向け,Mac OS Xを徹底的に使い倒すといった視点で書かれています。

こんな方におすすめ

  • Mac OS Xを徹底的に使いたい人。中級者向け。

目次

Chapter 1 Mac OS Xのユーザ管理と起動

  • 1.MacOSXの起動ディスク
    • SCSIディスクについて
    • 起動ディスクとして制約のある機種
    • MacOSXでの起動ディスクの切り替え
    • MacOS9での起動ディスクの選択
    • CD-ROM/DVD-ROMドライブからの起動
    • StartupManagerでの起動ディスクの選択
    • 同一のディスクにMacOSXとMacOS9がある場合
    • MacOSXのシステムが起動しなくなったとき
    • 起動ディスク以外での起動をできなくするセキュリティツール
  • 2.メンテナンス作業のための起動
    • Verboseモード
    • シングルユーザモード
    • PRAMクリア
    • OpenFirmwareと起動プロテクト
  • 3.アカウントとログイン
    • MacOS9のマルチユーザ機能とUNIXのマルチユーザの違い
    • MacOSXでのマルチユーザ機能
    • ログインと自動ログイン機能
    • ログインの作業とログインウインドウの設定
    • 直前にログインしていたユーザの名前を出さない
    • ログイン処理のカスタマイズ
    • 管理者アカウント
    • パスワードを忘れたとき
  • 4.追加アカウントの管理
    • アカウントの追加が必要なとき
    • アカウントの追加方法
    • ユーザの変更について
    • パスワードの変更方法
    • ユーザの削除
    • アカウント情報はどこに保存されるのか
    • 管理者と普通のユーザの違い
  • 5.rootについて
    • rootとしての作業を行う一般的な方法
    • rootアカウントを有効にする方法
    • rootを有効にしなくてもroot権限で作業をする方法
    • rootになってファイルを変更する
  • 6.システムの起動処理
    • システムレベルの起動スクリプト
    • システムの初期化処理
    • OSサービスの起動
    • 起動時に自動的にオープンするアプリケーションや書類

Chapter 2 システムでのファイルの扱い

  • 1.ファイルシステム
    • ボリュームとフォーマット
    • 起動可能なフォーマットの比較
    • リソースの扱い
    • マウントされているボリューム
    • FireWireの外付けハードディスク
    • USBのハードディスク
    • メモリーカードのマウント
    • MOディスクの利用
    • ディスクがマウントしないときのチェックポイント
    • CD-ROM/CD-Rのフォーマット
    • ディスクイメージファイル
    • 拡張ボリュームのアクセス権
    • ボリュームのアクセス権を無視
    • 拡張ボリューム側にあるシステム
  • 2.ファイルやディレクトリとフォルダ
    • ファイルの情報
    • ファイル名と名前と拡張子
    • ファイル名に半角のコロンが含まれる場合
    • ファイルをFinderで見えなくする
    • 見えないディレクトリをFinderで利用する
    • ファイルのアクセス権
    • システム関連のファイルのアクセス権は変更しないようにする
    • Applicationsフォルダが修正できないときの対処ユーティリティ
    • “フォルダ階層”と“ディレクトリ階層”
    • パスについて
    • ボリューム名にスラッシュを入れてはいけない
  • 3.アプリケーションとファイル
    • 起動するアプリケーション
    • MacOSXのアプリケーションと拡張子やファイルタイプの情報
    • MacOSXの拡張子
    • 文書ファイルと拡張子
    • ドラッグ&ドロップへの反応
    • 1つのプロセスが同時に開くことができるファイル数
    • インストーラとbomについて
    • 2つの顔を持つファイル処理機能
    • ファイルを開くときや保存時に非表示のディレクトリに移動
  • 4.エイリアスとシンボリックリンク
    • エイリアスファイルの作成方法
    • シンボリックリンクについて
    • エイリアスとボリューム
  • 5.DiskUtilityとフォーマットの方法
    • ドライブとボリュームの情報表示
    • ディスクのマウントと取り出し
    • ディスクの修復
    • フォーマットとパーティション
  • 6.CD-RWやDVD-Rの利用
    • Finderでのディスクへの書き込み
    • 書き込んだディスクがマウントされない場合
    • 動作原理をさぐる
    • CD書き込み途中で中断した後の容量を回復させる方法
    • CD-ROMのコピーを行う
    • CDコピーの自動化
    • ディスク関連のコマンド
  • 7.RAIDを使う
    • RAIDとは
    • RAIDディスクを構成する
    • 1TB以上のボリュームのフォーマットができない

Chapter 3 メモリ管理とプロセス

  • 1.実行するソフトウエア
    • OS上のプロセス
    • プロセスを見る
    • プロセスとユーザ
    • プロセス情報
    • プロセスの強制終了
    • スレッドについて
    • スレッドを見る
    • スレッドの動作と状態
    • スレッドの利点
    • CPUの稼働状況を見る
    • カーネルパニック
    • アプリケーションクラッシュ時の情報を残す
  • 2.仮想記憶の動作
    • そんなに使うの!?仮想記憶のディスクスペース
    • 記憶装置の動作
    • MacOSXでのメモリ管理
    • メモリの利用状況を見る
  • 3.MacOSXとパッケージアプリケーション
    • Mach-OとCFM
    • シングルバイナリとパッケージ
    • シングルバイナリとInfo.plistの内容
    • パッケージの中身
    • アプリケーションの言語ごとのリソース
    • アプリケーションの動作を決定付ける設定ファイル
    • フレームワーク

Chapter 4 ユーザインタフェースの活用

  • 1.Dockの活用
    • Dockを考える
    • Dockの拡大機能の使い勝手
    • Dockの位置と自動表示
    • Dockへの登録と削除
    • Dockに文書やフォルダを登録する
    • Dockのアイコンへのドラッグ&ドロップ
    • Dockにしまい込むか,それとも隠すか
    • Dockとユーザインタフェース
    • Dockに期待するところ
  • 2.ウインドウの活用
    • ウインドウのタイトルバー
    • タイトルバーにあるウインドウ操作のボタン
    • ウインドウにあるスクロールバー
    • ウインドウの2種類のステート
    • フォルダのナビゲート
  • 3.MacOSXのメニュー
    • メニューの基本
    • アップルメニュー
    • アプリケーションメニュー
    • サービスメニュー
    • コンテキストメニュー
    • メニュー追加とスクリプトメニュー
  • 4.キーチェーンの活用
    • キーチェーンの使い勝手
    • キーチェーンに対応した機能
    • キーチェーンでの記録内容のモデル
    • キーチェーンのロックと解除
    • キーチェーン情報の管理
  • 5.フォント環境
    • MacOSXのフォント機能の特徴
    • フォントファイルの置き場所と検索順序
    • サポートするフォントファイルのフォーマット
  • 6.Classicを使う
    • けっこう互換性の高いClassic
    • Classicのシステムとアプリケーション
    • Classicアプリケーションの操作環境
    • Classic環境に関する設定
    • Classicのバックアップ
  • 7.ツールバーとカスタマイズ
    • Cocoaアプリケーションのツールバー
    • Finderのツールバー
    • ツールバーのカスタマイズ
  • 8.その他の話題
    • マウス&キーボード
    • 効率的なバックアップ
    • マルチディスプレイとミラーリングによるプレゼンテーション

Capter 5 ネットワーク利用

  • 1.設定の基本とEthernet
    • Macintoshのネットワークの歴史を簡単に…
    • MacOSXのネットワーク機能の特徴
    • Ethernetでの接続
    • DHCPによるEthernet接続
    • 手入力によるEthernet接続
    • DHCPルータを利用したEthernet接続
    • BootpサーバによるEthernetサーバの設定
    • 場所と設定について
    • AppleTalkの利用
    • プロキシの設定
    • Ethernetカードの追加
  • 2.AirMacの利用
    • AirMacでの接続
    • AirMacのプライベートネットワーク
    • AirMacBasestationの管理
    • AirMacSetupAssistant
    • AirMacSeupAdminの利用
    • リセットや工場出荷状態からのセットアップ
  • 3.モデム&モバイル
    • 内蔵モデムでの接続
    • PCカードモデムやIrDAモデムでの接続
    • モデム接続でのオプション設定
    • モデムメニューを使った接続
    • InternetConnectの利用
    • ネットワーク機能とモバイルの可能性を考える
  • 4.ブロードバンド接続
    • PPPoEの利用
    • DHCPクライアントIDを使う方法
    • 普通のEthernet接続でかまわない場合
  • 5.ファイル共有などのクライアント
    • AppleFilingProtocolのサーバ
    • システムの背後での動き
    • ログインのオプション
    • キーチェーンへの記録内容
    • 接続先を記憶して利用する
    • AppleTalkのAppleShareサーバへの接続
    • Windows向けファイルサーバへの接続
    • WebDAVサーバへの接続
    • NFSでのファイル共有
    • システム環境設定の「インターネット」
    • iDiskの利用
    • サーバ接続の解除
    • sshやtelnetのクライアントになる
    • ftpのクライアントになる
  • 6.ネットワーク管理
    • インタフェース情報(NetworkUtility)
    • ルーティングテーブルなどの表示
    • pingの送付
    • ドメインネームサービスの利用
    • 接続先までの経路を示すTraceroute
    • ドメイン名の情報を取り出す
    • ポートスキャン
    • ホスト名とIPアドレスの対応情報をNetInfoに書き込む
    • マルチホーミング
    • NATについて
    • MacOSXでNATを稼働させる
    • NATを自動的に起動時に機能させる
    • ネットワーク設定の仕組み
  • 7.サーバ機能の利用
    • サーバ機能をアクティブにする
    • ファイル共有サーバ
    • 管理者のアカウントでファイル共有サーバを利用
    • 一般ユーザでファイル共有にログイン
    • どうしてもファイル共有をしたい場合
    • ファイル共有を便利にするユーティリティ
    • Webサーバ機能
    • ftpサーバ機能
    • リモートサーバ

著者プロフィール

新居雅行(にいまさゆき)