速習WinプログラミングシリーズC言語本格入門 パーフェクト文法マスター
2002年9月18日紙版発売
森田裕 著
B5判/336ページ/CD1枚
定価2,728円(本体2,480円+税10%)
ISBN 4-7741-1574-6
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書籍の概要
この本の概要
本書は基礎文法だけでなく,丁寧な解説を加えたサンプル的なソースコードや,基礎文法の応用概念に関しても豊富に扱っています。基礎文法を0から解説する既刊書『C言語超入門』から更に一歩踏み込んだ,本格的なC言語入門書です。
こんな方におすすめ
- プログラミングに関心はあるが、学ぶきっかけの掴めない方
- 言語系のテキストがどれも難しそうでとっつきにくいと感じた方
- 授業でC言語を学ぶ際、サブテキストとして使用したい方
目次
- 使用条件
- はじめに
- 本書を利用する際の注意
第1部 Cプログラムの基礎
●第1章 概要と設定
- 1.1 C言語の特徴
- 1.1.1 システム記述言語
- 1.1.2 可搬性
- 1.2 標準
- 1.2.1 標準化の意味
- 1.2.2 K&RからANSI-Cへ
- 1.3 プログラミング環境構築
- 1.3.1 Cygwinのインストール
- 1.3.2 エディタの設定
- 1.3.3 gccの使用方法
- 要点整理
- 練習問題
- column ユーザー名「既定」のトラブル
●第2章 実行ファイルの作成プロセス
- 2.1 HelloWorldの動作説明
- 2.1.1 #includeの意味
- 2.1.2 プログラムの入り口main
- 2.1.3 printfは何をするか
- 2.1.4 mainの戻り値
- 2.2 コンパイル
- 2.2.1 コンパイルのフェーズ
- 2.2.2 プリプロセサ
- 2.2.3 アセンブラ
- 2.2.4 リンカ
- 要点整理
- 練習問題
第2部 基本文法
●第3章 データ型
- 3.1 型と変数
- 3.1.1 変数宣言
- 3.2 基本型
- 3.2.1 整数
- 3.2.2 浮動小数点数
- 3.3 ポインタ
- 3.3.1 ユーザ定義型
- 3.3.2 構造体
- 3.3.3 共用対
- 3.3.4 typedef
- 3.4 配列
- 3.4.1 基本型の配列
- 3.4.2 ユーザ定義型の配列
- 3.4.3 多次元配列
- 要点整理
- 練習問題
●第4章 演算子・式・文・ブロック
- 4.1 演算子・式
- 4.1.1 演算子の種類
- 4.1.2 式
- 4.2 文・ブロック
- 4.2.1 文
- 4.2.2 ブロック
- 要点整理
- 練習問題
●第5章 関数
- 5.1 関数
- 5.1.1 関数定義
- 5.1.2 複数の戻り値の取得
- 5.1.3 標準ライブラリ関数
- 5.1.4 プロトタイプ宣言
- 5.1.5 main関数の役割
- 5.2 関数のポインタ
- 5.2.1 関数のアドレス取得
- 5.2.2 アドレスからの関数呼び出し
- 要点整理
- 練習問題
●第6章 選択処理
- 6.1 選択文
- 6.1.1 if〜else
- 6.1.2 if〜else if〜else
- 6.1.3 条件演算子:?
- 6.1.4 switch
- 6.2 繰り返し
- 6.2.1 for
- 6.2.2 while
- 6.2.3 do〜while
- 6.2.4 "continue,break"
- 要点整理
- 練習問題
- column 関数がincludeするファイルを調べるには?(マニュアルページの活用)
●第7章 プリプロセサ文
- 7.1 別ファイルの展開
- 7.1.1 #include
- 7.2 文字列置き換え/マクロ
- 7.2.1 #define
- 7.3 条件コンパイル
- 7.3.1 #if/#ifdef
- 要点整理
- 練習問題
●第8章 総合-プログラムを組む
- 8.1 プログラムの作成
- 8.1.1 コマンド処理の作成計画
- 8.1.2 入力文字列の取得
- 8.1.3 文字数の取得と改行コードの除去
- 8.1.4 コマンドを判定する
- 8.1.5 データ格納域を準備する
- 8.1.6 コマンド処理
- 8.2 プログラムの改良
- 8.2.1 コマンドの追加
- 8.2.2 コマンドテーブルの作成
- 8.2.3 関数で処理をまとめる
- 8.2.4 コマンド処理の作成
- 8.2.5 プログラムの実行テスト
- 要点整理
- 練習問題
- column デバッガ(gdb)を使う
第3部 メモリ領域とアドレス
●第9章 関数と変数の適用範囲と分割コンパイル
- 9.1 複数ソースのコンパイルとリンク
- 9.1.1 なぜソースをわけるのか
- 9.1.2 別ファイルにある関数の呼び出し
- 9.2 コンパイル支援ツール(make)
- 9.2.1 makeの使用方法
- 9.3 スコープ
- 9.3.1 変数のスコープ
- 9.3.2 関数のスコープ
- 9.3.3 自動変数と静的変数
- 要点整理
- 練習問題
●第10章 データ処理
- 10.1 変数の内部表現
- 10.1.1 文字の表現
- 10.1.2 整数の表現
- 10.1.3 浮動小数点数の表現
- 10.1.4 構造体・共用体のメモリ構成
- 10.1.5 配列のメモリ構成
- 10.1.6 アラインメント
- 10.1.7 バイトオーダー
- 10.2 関数呼び出しとメモリ構成
- 10.2.1 引数の渡され方
- 10.2.2 可変引数関数の作り方
- 要点整理
- 練習問題
●第11章 ビット演算
- 11.1 ビット操作
- 11.1.1 ビット操作
- 11.1.2 ビット演算子
- 11.2 ビットフィールド
- 11.2.1 ビットフィールドの定義
- 要点整理
- 練習問題
●第12章 ポインタ
- 12.1 ポインタ変数は何を保持するか
- 12.1.1 ポインタとは?
- 12.1.2 変数のポインタ
- 構造体・共用体のポインタ
- 12.2 配列
- 12.2.1 配列名が意味するもの
- 12.2.2 [ ]の意味
- 12.2.3 文字配列の操作
- 12.3 ポインタに対する演算
- 12.3.1 ポインタ[+][-]整数
- 12.3.2 ポインタ - ポインタ
- 12.4 領域の確保・開放
- 12.4.1 "malloc,calloc,free"
- 12.4.2 ヒープ領域
- 12.5 関数へのポインタ渡し
- 12.5.1 複数の値を返す関数
- 12.5.2 配列を関数に渡す
- 12.5.3 constを指定した引数
- 12.6 関数のポインタ
- 12.6.1 関数ポインタを宣言する
- 12.6.2 関数ポインタが指す関数の呼び出し
- 12.6.3 関数ポインタの使用例
- 要点整理
- 練習問題
●第13章 データ構造とアルゴリズム
- 13.1 リスト
- 13.1.1 単方向リストと双方向リスト
- 13.1.2 単方向リスト
- 13.1.3 双方向リスト
- 13.2 ツリー
- 13.2.1 2分探索木
- 要点整理
- 練習問題
- 付録 標準関数表
- 索引
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