実録!オブジェクト指向 開発プロセス
2003年5月22日紙版発売
土屋正人 監修,SRAオブジェクトモデリングチーム 著
A5判/240ページ
定価2,068円(本体1,880円+税10%)
ISBN 4-7741-1742-0
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書籍の概要
この本の概要
本書は反復開発プロセスをリアルに描き出した,実話ベースの小説です。後半の解説では作業の詳細も説明しています。「UMLやJavaを使ってもうまくいかない」「反復開発がよくわからない」という悩みを解消するはじめの一歩として最適の1冊です。
こんな方におすすめ
- オブジェクト指向、反復開発に興味のある方
- プロジェクト関係者の方
目次
第1部 開発者の視点から
- 1章 ウォーターフォール型システム開発
- ・システム再構築
- ・開発のスタート
- ・画面イメージ
- ・避けられない仕様変更
- ・最初からやれたら
- 2章 反復型システム開発
- ・回想の終わりとこれから
- ・再スタートへ向けて
- 3章 方向付け――RUP実装開始
- ・プロジェクトメンバー
- ・4つのフェーズ
- ・懐かしい姿
- ・ユースケースとアクタ
- 4章 方向付け――RUP実装完了
- ・ユースケースの単位
- ・再会
- ・福田のユースケース
- ・細かすぎる
- ・プロジェクトの計画
- ・味気ない世界?
- ・ドメインモデルの完成
- ・交差と分岐
第2部 コンサルタントの視点から 73
- 5章 推敲第1反復――要求〜分析
- ・メリットの実感
- ・マグリッドにて
- ・2回目のレビュー
- ・レビュー後の4人
- 6章 推敲第1反復――分析設計〜テスト
- ・MARKにて
- ・問題なし
- ・どこが正面
- ・作業を離れる2人
- ・ドライブ
- ・間に合わない
- ・柔軟さ
- 7章 推敲第1反復――間奏
- ・気がかり
- ・仲間
- 8章 推敲第1反復――反復評価
- ・調整しなければ
- ・リーダーは誰か
- 9章 推敲第2反復――変化
- ・計画の反省
- ・リーダーとしての自信
- ・努力の継続
- 10章 推敲第2反復――衝突
- ・結城の提案
- ・どこがいいのか
- ・意見のちがい
- ・苛立ち
- ・矛盾している
- ・騎手と馬
- 11章 作成――分離
- ・転職
- ・アサイン
- ・自分だけ
- ・プロジェクトの負荷
- ・達成感
- ・不協和音
- 12章 移行――終結
- ・わかってもらえない
- ・大切な仲間
エピローグ
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