SEIT技術者研修 標準テキスト

[表紙]SE・IT技術者研修 標準テキスト

紙版発売

A5判/192ページ

定価1,848円(本体1,680円+税10%)

ISBN 4-7741-1794-3

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書籍の概要

この本の概要

ソフト会社にプログラマとして入社して5年ほどたつと,SE研修を受けて,SEとしてさらにプロジェクトマネージャーとして仕事の全体をまとめる仕事に就くことになります。どんなソフト会社もSE研修は実施しています。本書はそのベーシックな教科書です。こうした書籍はありませんでした。

目次

第1章 Javaとオブジェクト指向設計

  • 1-1 なぜいまJavaか
    • (1) Javaの特徴
    • (2) Javaの歴史
  • 1-2 オブジェクトプログラミングの考え方
    • (1) モノの特徴-テレビの例を見てみよう
    • (2) モノは組織される
    • (3) モノは依頼を受けて動く
    • (4) カプセル化
    • (5) インターフェース
    • (6) オブジェクトプログラミングの考え方
    • (7) 昔ながらの見方と比較してみよう
    • (8) 現実の姿と比べてみよう
    • (9) オブジェクト指向開発のメリット
  • 1-3 クラスってなに
    • (1) クラスとオブジェクト
    • (2) 分類することは人の常(クラスの誕生)
    • (3) 動くのはオブジェクト クラスは定義
    • (4) システムにとって意味のある面だけを見る
    • (5) 分類の基準は一意ではない
  • 1-4 クラスをどのように設計するか
    • (1) 例題の概要
    • (2) システム全体の機能を把握する(ユースケース図)
    • (3) クラスの発見手順(重要概念の把握)
    • (4) クラス図(クラスとその関係)の作成
    • (5) オブジェクト図について
    • (6) クラス図の段階
    • (7) クラスの例(概念図作成)
    • (8) 相互作用図(メッセージのやりとり)の作成
    • (9) ステートチャート図(オブジェクトの状態遷移)
    • (10) クラスに責務を割り当てる
    • (11) クラスを見直す(分析図作成)
    • (12) クラスの追加(設計図作成)
  • 1-5 UMLの紹介
    • (1) UML誕生の経緯
    • (2) UMLの特徴
    • (3) UMLのダイアグラム
    • (4) UMLを適切に使う
    • (5) UMLモデリングツール
    • (6) UML認定試験
    • (7) UMLを使って開発を委託する
  • 1-6 そのほかのオブジェクト指向の主な概念
    • (1) 継承・抽象クラス・ポリモフィズム
    • (2) 委譲
    • (3) アーキテクチャ
    • (4) パッケージ(サブシステム)に分ける
    • (5) コンポーネント図(ファイルの関係)
    • (6) 配置図(物理的な構造)
    • (7) 開発プロセス スパイラル型開発
  • 1-7 まとめ

第2章 SEべからず

  • 2-1 SEって何だろう
    • (1) SEは何のためにいるのだろう
    • (2) システムに関わるものを理解する
    • (3) プロということ
  • 2-2 問題解決の話
    • (1) 問題と課題
    • (2) 素朴な疑問を大切に
  • 2-3 設計の話
    • (1) 技術研鑚を忘れない
    • (2) 部分最適化に陥らない
    • (3) コンピュータでできること・できないこと
  • 2-4 まとめ

第3章 ITシステムを顧客に企画提案する

  • 3-1 ITコーディネータ人材像
  • 3-2 BPR推進手順ならびにパターンについて
  • 3-3 ケーススタデイ

第4章 プロジェクト推進にあたって

  • 4-1. プロジェクト推進におけるPMの役割
    • (1)準備での役割
    • (2)PMが果たすべきリスクの予測・検証・評価
    • (3)PMの責任と権限
    • (4) 各段階での課題と対策方法
  • 4-2 ソリューションツールを検討する際の考慮点
  • 4-3 開発局面に絞った場面で「開発リーダー」の行うべき作業と留意事項

第5章 コミュニケーション ヒアリングならびにプレゼンテーション技法について

  • 5-1 ヒアリング実施時の体制について
  • 5-2 ヒアリング準備にあたって
  • 5-3 結果の整理,分析
  • 5-4 経営層へのトップインタビュー実施にあたって
  • 5-5 ヒアリング実施時のユーザとのコミュニケーションならびに結果分析にあたって
  • 5-6 プレゼンテーション実施にあたって
  • 5-7 プレゼン実施内容のケーススタディ
  • 5-8 ITコンサルタント・コーディネータとして一層の飛躍のために

著者プロフィール

羽生章洋(はぶあきひろ)

(株)スターロジック 代表取締役。現在は受託開発や業務分析の分野で活躍中。執筆・講演など多方面の活動も精力的にこなしている。なお,本誌では創刊号からVol.34まで,6年間毎号欠かさず執筆したという記録保持者。

URLhttp://blog.livedoor.jp/habuakihiro/

著書