C言語によるH8マイコン プログラミング入門

書籍の概要

この本の概要

H8の周辺機能をC言語で制御したい,そんな要望にはじめて応えた書籍です。H8の周辺機能を順次説明しながら,具体的なプログラム例を豊富に示しています。H8を「わかる」から「使える」ようにステップアップしたい人におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 電子工学系の学生
  • 電子工作が趣味の方
  • C言語でH8を制御してみたい方

目次

第1章 

マイコンの構成と動作

  • 1.1 マイコンの構成
    • 1.1.1. マイコンの選び方
  • 1.2 H8マイコンの構成
  • 1.3 H8を簡単な構成のマイコンにする
  • 1.4 H8を動かしてみる
    • 1.4.1. モータの制御

第2章 

実験に使用する機材の準備 

  • 2.1 プログラム実験に必要な機材
    • 2.1.1. 準備する機材
    • 2.1.2. マイコンボード
    • 2.1.3. マザーボード(実験ボード)
    • 2.1.4. そのほかのハードウェア
    • 2.1.5. プログラム開発ツール
  • 2.2 プログラム開発ツールについて
  • 2.3 開発ツールのインストールと動作確認

第3章 

H8マイコンの概要

  • 3.1 CPU
    • 3.1.1. CPUの概要
    • 3.1.2. CPU動作モードとアドレス空間
    • 3.1.3. CPUのレジスタ構成
    • 3.1.4. データ構成と命令セット
    • 3.1.5. プログラムの処理
  • 3.2 MCU動作モード
  • 3.3 I/Oポート

第4章 

プログラムの第1歩

  • 4.1 ランプの点滅
  • 4.2 プログラムの入力から実行まで
  • 4.3 スイッチの入力
  • 4.4 ヘッダファイルを作成する
  • 4.5 スイッチのON/OFFによるランプの制御
  • 4.6 LCDへの表示
  • 4.7 処理の方法 ビットセット,クリア,ビットテスト
  • 4.8 C言語特有の記述,省略形,関数の引数と戻り値
    • 4.8.1. データの型の記述と大きさ
    • 4.8.2. C言語特有の記述,省略形
    • 4.8.3. 関数の引数と戻り値
    • 4.8.4. ポインタ,構造体,共用体
    • 4.8.5. C言語の制御構造
  • 4.9 ヘッダファイル

第5章 

割り込みとタイマ処理

  • 5.1 割り込みとは何か
  • 5.2 割り込みの手続き
  • 5.3 割り込みの種類
    • 5.3.1. NMI割り込み
    • 5.3.2. IRQ割り込み
  • 5.4 タイマの基本動作
    • 5.4.1. ITUのレジスタの設定
    • 5.4.2. 割り込みを使用しないで一定間隔を作成する
    • 5.4.3. 2チャネルを同時に使用した割り込み

第6章

周辺機能のプログラム

  • 6.1 I/Oポートのまとめ
  • 6.2 A/Dコンバータ
    • 6.2.1. H8/3048F,3052FのA/Dコンバータ
    • 6.2.2. A/Dコンバータのプログラム
    • 6.2.3. A/D変換の結果をLCDに出力させる
  • 6.3 D/Aコンバータ
    • 6.3.1. H8/3048F,3052FのD/Aコンバータ
    • 6.3.2. D/Aコンバータのプログラム
    • 6.3.3. サインウェーブの出力
  • 6.4 ITU
    • 6.4.1. ITUの機能
    • 6.4.2. ITUによるトグル出力
    • 6.4.3. ITUによるPWM信号の出力
    • 6.4.4. 位相計数モード

第7章 

そのほかの周辺機能

  • 7.1 プログラマブルタイミングパターンコントローラ TPC
    • 7.1.1. TPCの動作
    • 7.1.2. TPCのプログラム
    • 7.1.3. TPCによる独立出力
    • 7.1.4. ノンオーバラップ
  • 7.2 DMAコントローラ DMAC
    • 7.2.1. H8/3048F,3052FのDMAC
    • 7.2.2. DMACの動作モード
    • 7.2.3. DMACのプログラム
    • 7.2.4. DMACによるサインウェーブの出力
    • 7.2.5. DMACによるノンオーバラップ
    • 7.2.6. I/Oモードでの転送
  • 7.3 ウオッチドッグタイマ WDT
    • 7.3.1. H8/3048F,3052F WDTの特徴と動作
    • 7.3.2. WDTのレジスタ
    • 7.3.3. WDTのプログラム
    • 7.3.4. WDTをインターバルタイマとして使用する
  • 7.4 シリアルコミュニケーションインタフェース SCI
    • 7.4.1. H8/3048F,3052F SCIの特徴
    • 7.4.2. ブロック図と動作
    • 7.4.3. SCIのプログラム

第8章 

モータの制御

  • 8.1 モータの種類
  • 8.2 ステッピングモータ制御
    • 8.2.1. ステッピングモータの原理
    • 8.2.2. ステッピングモータの特性
    • 8.2.3. ステッピングモータのドライブ回路
    • 8.2.4. ステッピングモータ制御プログラム
    • 8.2.5. 複数のステッピングモータの制御
    • 8.2.6. ステッピングモータの加減速制御
  • 8.3 直流モータの制御
    • 8.3.1. 直流モータの特性とドライブ回路
    • 8.3.2. 直流モータの制御プログラム
  • 8.4 ラジコン用サーボモータの制御