3次元CAEツール【COSMOSシリーズ】による SolidWorksアドオン解析ツール利用入門

[表紙]3次元CAEツール【COSMOSシリーズ】による SolidWorksアドオン解析ツール利用入門

紙版発売

B5判/176ページ

定価2,398円(本体2,180円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3440-6

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書籍の概要

この本の概要

SolidWorksにアドオンされているCAEツールである,COSMOSWorks(構造解析ツール),COSMOSFloWorks(流体解析ツール),COSMOSMotion(機構解析ツール)の操作・利用方法を丁寧に解説した入門書。落下試験解析,熱伝導解析,水の内部流れ解析,ピストン・クランク機構の解析,ステアリング・サスペンション機構の解析など,初級者向けに解説している。

こんな方におすすめ

  • 高専,大学,エンジニア

目次

第1章 CAE利用の基礎

  • 1-1 CAEとCAD
  • 1-2 CAEの基本技術
  • 1-3 CAE利用における留意事項
  • 1-4 SolidWorksとCOSMOS

第2章 COSMOSWorksによる解析

  • 2-1 COSMOSWorks基本操作説明
    • 2-1-1 スタディの作成(解析対象や解析条件の決定)
    • 2-1-2 オプションの設定
  • 2-2 C型ブラケットの解析
    • 2-2-1 解析の設定
    • 2-2-2 材料特性の設定
    • 2-2-3 拘束条件の適用
    • 2-2-4 集中荷重の適用
    • 2-2-5 メッシュの作成
    • 2-2-6 解析実行
  • 2-3 C型ブラケットの解析結果の評価
    • 2-3-1 結果の表示
    • 2-3-2 結果の評価
    • 2-3-3 評価プロットの追加
    • 2-3-4 モデルの再設計
    • 2-3-5 結果の再評価
  • 2-4 携帯電話の落下試験解析
    • 2-4-1 解析の設定
    • 2-4-2 材料特性の設定
    • 2-4-3 落下試験の設定
    • 2-4-4 落下高さの設定
    • 2-4-5 重力の設定
    • 2-4-6 衝撃平面方向の設定
    • 2-4-7 衝撃後の解析時間の設定
    • 2-4-8 結果の保存の設定
    • 2-4-9 解析実行
  • 2-5 携帯電話の落下試験解析結果
    • 2-5-1 結果の表示
    • 2-5-2 時刻歴応答の表示
  • 2-6 携帯電話の再落下試験解析(柔らかい床の場合)
    • 2-6-1 新しいスタディの作成
    • 2-6-2 弾性床を追加するための落下試験の設定編集
    • 2-6-3 解析実行
  • 2-7 携帯電話の再落下試験解析結果
    • 2-7-1 結果の表示
    • 2-7-2 時刻歴応答の表示
  • 2-8 携帯電話の2つの落下試験解析結果の比較

第3章 COSMOSFloWorksによる解析

  • 3-1 COSMOSFloWorks基本操作説明
    • 3-1-1 ふたの作成
    • 3-1-2 新規プロジェクトの設定
  • 3-2 電子チップの熱伝導解析
    • 3-2-1 新規材料の作成
    • 3-2-2 プロジェクトの作成
    • 3-2-3 固体材料の設定
    • 3-2-4 境界条件(入口)の設定
    • 3-2-5 境界条件(出口)の設定
    • 3-2-6 発熱源の設定
    • 3-2-7 温度のボリュームゴールの設定
    • 3-2-8 計算実行
  • 3-3 電子チップ解析結果の評価
    • 3-3-1 結果の表示
    • 3-3-2 結果の評価
    • 3-3-3 ヒートシンクの形状変更
    • 3-3-4 結果の再評価
  • 3-4 パイプ内を通過する水の内部流れ解析
    • 3-4-1 ふたを作成する前の準備
    • 3-4-2 ふたの作成
    • 3-4-3 プロジェクトの作成
    • 3-4-4 境界条件(入口)の挿入
    • 3-4-5 境界条件(出口)の挿入
    • 3-4-6 計算実行
  • 3-5 パイプ内を通過する水の内部流れ解析結果
    • 3-5-1 断面プロット表示(流速のコンター表示)
    • 3-5-2 ベクトルの断面プロット表示
    • 3-5-3 サーフェスプロット表示
    • 3-5-4 流跡線の作成
    • 3-5-5 XYプロットの作成
    • 3-5-6 サーフェスパラメータの作成
    • 3-5-7 結果の評価
    • 3-5-8 パイプの形状変更
    • 3-5-9 結果の再評価

第4章 COSMOSMotionによる解析

  • 4-1 COSMOSMotion基本操作説明
    • 4-1-1 グランドパーツと可動パーツの作成
    • 4-1-2 拘束の確認
    • 4-1-3 モーションの設定
    • 4-1-4 シミュレーションパラメータの設定
  • 4-2 ピストン・クランク機構の解析
    • 4-2-1 グランドパーツと可動パーツの作成
    • 4-2-2 ジョイントの作成
    • 4-2-3 シミュレーションパラメータの設定
    • 4-2-4 シミュレーション結果の作成
    • 4-2-5 コンロッドの形状変更
    • 4-2-6 結果の再評価
  • 4-3 ステアリング・サスペンション機構の解析
    • 4-3-1 グランドパーツと可動パーツの作成
    • 4-3-2 部品のアタッチ
    • 4-3-3 自由度(DOF)の計算
    • 4-3-4 モーションの作成
    • 4-3-5 並進スプリングの作成
    • 4-3-6 線形ダンパの作成
    • 4-3-7 カプラーの作成
    • 4-3-8 ステアリングを制限するモーションの作成
    • 4-3-9 自由度(DOF)の再計算
    • 4-3-10 シミュレーションの実行
    • 4-3-11 トーアングルのプロット
    • 4-3-12 プロットの置き換え
    • 4-3-13 ステアリング切れ角の変更
    • 4-3-14 結果の評価

著者プロフィール

金田徹(かなだとおる)

1979年 東京工業大学工学部卒業,1984年 東京工業大学大学院理工学研究科修了(工学博士),1997年 関東学院大学工学部教授