ThinkMapシリーズ明日の水は大丈夫? バケツ1杯で考える「水」の授業

[表紙]明日の水は大丈夫? バケツ1杯で考える「水」の授業

紙版発売

A5判/160ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3986-9

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この本の概要

トイレの水からごはんの水,地球の水,パレスチナの水,水道水をめぐる危機など,水をめぐるイロイロを「バケツ1杯=人間ひとりが1日生きていくのに最小限必要な量」ではかります。休み時間や給食もある「水」の授業,はじまりはじまり~!

イラストは,月刊IKKI,ネムキ等で活躍中の岩岡ヒサエ氏による描き下ろし。部屋に飾って楽しめる時間割Mapもついてるよ!

こんな方におすすめ

  • 水問題に関心のある人
  • 水についてたのしく教えたい人・学びたい人
  • 水なしに生きられないすべての人

著者の一言

学校で「水の授業」をしながら,水を身近にとらえる方法をずっと考えてきました。その結果,あみだしたのが,「バケツ1杯=10リットル」ではかるという方法です。体重50キロの人の体にはバケツ3杯の水が入っています。日本人は1日バケツ25杯の水を使い,水道からは1分間にバケツ1.2杯の水が流れますが,西アフリカでは1日にバケツ1杯も使えません。お茶碗1杯のごはんをつくるにはバケツ28杯の水が必要で,日本の水道水はバケツ1杯1.53円です。バケツ1杯の森羅万象をのぞいてみませんか?

本書のサンプル

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著者プロフィール

橋本淳司(はしもとじゅんじ)

水ジャーナリスト,作家。日本水フォーラム節水リーダー。1967年,群馬県館林市生まれ。学習院大学卒業後,出版社勤務を経て現職。日本国内,世界各地の「水」を取材し,水をテーマにしたルポルタージュ,エッセイなど多数執筆。同時に水の大切さ,水のスマートユース(賢い利用法)を伝える「水の授業」を東京学芸大学,つくば国際大学高校,横浜市立桂小学校などで展開。Think The Earth Project「みずのがっこう」では副校長を勤める。主な著書に,『世界が水を奪い合う日・日本の水が奪われる日』『水の大研究』『水問題の重要性に気づいていない日本人』(以上PHP研究所),『おいしい水 きれいな水』(日本実業出版社)などがある。

著者ホームページ:http://www.aqua-sphere.net/