テック・ライブ!シリーズ国産エコ技術の突破力!
―日本が世界のグリーンニューディールをリードする

[表紙]国産エコ技術の突破力!―日本が世界のグリーンニューディールをリードする

紙版発売

A5判/240ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3999-9

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この本の概要

これから巨大なビジネスチャンスがある環境技術は,日本が技術立国として勝ち残るための生命線だ。ハイブリッドカー,CCS(CO2回収技術),セルロース系バイオ水素燃料,エコジェット機,ニッケル水素電池,電気自動車…など,注目の国産エコ技術の開発者たちへの取材を通じて,その技術の先進性と将来性を明らかにする。実用化に奮闘する技術者たちのドラマを軸に,先端の環境技術がわかるノンフィクションエンターテインメント。日経BPネットで連載中の「フロントランナー」の記事をまとめて単行本化。

こんな方におすすめ

  • 日本がこれから依って立つ環境技術を知りたい方
  • 環境技術をビジネスに変える方法論を学びたい方
  • エコカー,CO2固定,ニッケル水素電池,バイオ水素などの業界関係

著者の一言

「温室効果ガスの排出量を,2020年までに1990年比で25%削減する」。鳩山首相は我が国の地球温暖化防止対策の中期目標を,国際公約しました。現実に達成できるのかどうかは別にして,いまや温暖化防止は各国が取り組む共通テーマであるのは間違いありません。

本書は,我が国の環境技術および環境製品の開発ストーリー8話で構成されてます。具体的には,ハイブリッド車(HV),電気自動車(EV),高性能ヒートポンプを使った省エネ家電,CCS(CO2回収・貯留),二次電池,クリーンディーゼル車,燃費性能の高い旅客機,セルロース系バイオ水素燃料です。

温暖化対策の切り札は,環境技術です。技術なくして温暖化防止は叶いません。世界各国のグリーンニューディールを主導できる先行技術を,日本は既に有しています。この点を示すと同時に,開発に賭けたエンジニアの熱い思いを通し,ものづくりの楽しさや喜びを特に若い世代に伝えられればと,狙っております。ものづくりは,環境へと大きく転換しています。

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

著者プロフィール

永井隆(ながいたかし)

1958年生まれ。群馬県桐生市出身。明治大学卒。東京タイムズ記者をしていた1992年8月,販売不振から同紙が突如休刊し,失業を経験。その後はフリー。著書に『人事と出世の方程式』(日本経済新聞出版社),『技術屋たちの熱き闘い』(日本経済新聞社),『ビール最終戦争』(同)など多数。テレビ朝日「報道ステーション」,NHK「経済ワイドビジョンe」などテレビでも活躍。1998年2月から日刊現代にて酒のコラム『グラスの中の経済学』を連載中。