テック・ライブ!シリーズ電気自動車が加速する!
─日本の技術が拓くエコカー進化形
2009年3月13日紙版発売
御堀直嗣 著
A5判/272ページ
定価1,848円(本体1,680円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3792-6
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書籍の概要
この本の概要
次に選ぶ車はもうモーター駆動という時代が来ました。ハイブリッド車を経て,本命の電気自動車(EV)が今年いよいよ登場。その先には水素を使った燃料電池車(FCV)も開発されています。現場の開発エンジニアたちに取材した次世代車の先端技術を,生活者の視点でわかりやすく解説します。それぞれのしくみの違いや長所,課題は何か? インフラ整備も含め,近未来のクルマ社会の姿と,そこで賢いユーザーとなるための知識を得られます。
こんな方におすすめ
- 電気自動車や燃料電池車のしくみや技術を知りたい方
- 実際に電気自動車を欲しいと思っている方
- 日本がリードする次世代車の開発状況を知りたい方
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目次
0章 なぜ,いま電気自動車なのか
- 0-1 何度もモーターショーに登場しながら,実現しない夢のクルマたち
- 0-2 エコロジー(環境保護)とエコノミー(原油高騰)で時代のニーズが急上昇
- 0-3 ハイブリッド車が開拓し,EVそしてFCVへ
1章 充電で何百キロも走れたら/バッテリーカーEV
- 1-1 ラジコンカーと同じ電池でモーターを動かして走るEV
- 1-2 バッテリーの進化が最大の鍵を握る
- 1-3 全域性能と信頼性―モーターの進化
- 1-4 ドライブトレインの変化
- 1-5 充電インフラ
- 1-6 2009年EVいよいよ市販
2章 水素+酸素=電気+水/中学の理科でクルマが動くFCV
- 2-1 燃料電池車とは
- 2-2 燃料電池がコア技術
- 2-3 水素をクルマにどう積むか
- 2-4 燃料電池車の市販に向けて
- 2-5 水素供給インフラ
3章 電動化が変えるクルマの常識
- 3-1 モーターが可能にするエネルギー回生
- 3-2 エアコンや補機をまかなうエネルギー
- 3-3 インホイールモーターが描くクルマの未来
- 3-4 もっと快適で理想的なクルマに
4章 ポスト・ガソリン車を狙うエコカーの真実
- 4-1 エコカーの選択肢
- 4-2 環境と脱石油のエネルギーシフト
- 4-3 当面はプラグインハイブリッド車が有力?
5章 いつ替える?いつ変わる?
- 5-1 EV,FCVの普及ロードマップ
- 5-2 普及から,さらにその次へ
- 5-3 開発者の描く夢
- 5-4 使い方の発想を変えよう
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