実践!アジャイルプロジェクト管理
―スクラムではじめる最強エンタープライズ開発
2009年10月15日紙版発売
株式会社テクノロジックアート,長瀬嘉秀,設楽秀輔 監修
A5判/192ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4012-4
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
ソフトウェアの品質を高め,納期を早め,コストを下げる手法としてアジャイル開発手法が注目されています。しかし,このアジャイル開発手法は小規模なプロジェクトでの事例がほとんどで,大規模なエンタープライズ開発への適用は難しいと考えられていました。本書ではアジャイル開発のプロジェクトマネジメント手法として評価の高いスクラムを用いた,大規模開発にも適用可能な実践的なアジャイル開発の進め方を解説します。マネジメントツールにはスクラムを強力にサポートする機能を持つIBMのRational Team Concertを使用します。
こんな方におすすめ
- 実践的なアジャイル開発の手法を求めている方
- スクラムに興味のある方
- IBM Rational Team Concertの使い方を知りたい方
目次
第1章 アジャイル開発手法とは
- 1.1 アジャイル開発手法の起源と特徴
- 1.2 アジャイル開発手法の優位性
- 1.3 アジャイル開発手法の適用範囲
第2章 アジャイルプロジェクト管理とは
- 2.1 アジャイル開発におけるプロジェクト管理
- 2.2 アジャイル開発における成果物
- 2.3 アジャイルプロジェクト管理における見積り
- 2.4 アジャイルプロジェクト管理におけるプロセス設計
- 2.5 アジャイルプロジェクト管理におけるリリース
第3章 スクラムによるアジャイル開発
- 3-1 スクラムの流れ
- 3-2 スクラムのプロジェクト体制
- 3-3 スクラムの作業項目管理
- 3-4 スプリント内での作業
- 3-5 プロダクトオーナーとスクラムマスターが成功の鍵を握る
第4章 ツールを使ったスクラム実践事例―IBM Rational Team Concert対応
- 4-1 IBM Rational Team Concertとは
- 4-2 例題プロジェクトの概要
- 4-3 IBM Rational Team Concertによるスクラムの実践
- 4-4 大規模アジャイルプロジェクトへのスケールアップ
Appendix
- Appendix 1 IBM Rational Team Concertのセットアップ
- Appendix 2 スクラム用語集
- Appendix 3 IBM Rational Team Concert 2.0の新機能
この本に関連する書籍
-
アジャイル開発マネジメント クイックガイド
アジャイル開発はスピードの速いビジネスに迅速に対応する新しい開発手法です。今までは中小規模のプロジェクトでの採用に留まっていたアジャイル開発手法ですが,いよ...
-
デスマーチ対策ツール チームコンサート超入門【改訂版】
チームコンサートは計画管理,変更構成管理,ビルドリリース管理のすべてをカバーするオールインワンの開発ツールです。本書は,チームコンサートの最新バージョン「4」...
-
チーム開発プラットフォームTeam Foundation Server入門
Team Foundation Severは,Microsoftが提供するチーム開発プラットフォームです。チームによるソフトウェア開発に必須のバグ・タスク管理機能,バージョン管理機能,自...
-
デスマーチ対策ツール―チームコンサート超入門
本書はデスマーチを解消するためのチーム開発ツール「チームコンサート」の日本初の入門書です。バグ管理,ソース管理,チケット管理,ビルド管理など,チーム開発に不...
-
ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて
ソフトウェア開発の難しさは今も昔も変わりません。多くの開発プロセスや言語,マネジメント手法が生まれましたが,デスマーチは終わることも減ることもありません。実...
-
Software People Best Selection
書き下ろし特集 名ばかりプロジェクトマネジメント 十分な権限を与えられずに過酷な長時間労働を強いられる「名ばかり管理職」が社会問題になっていますが,IT...