tanQブックスシリーズ薬なしで生きる
―それでも処方薬に頼りますか―

[表紙]薬なしで生きる―それでも処方薬に頼りますか―

紙版発売

四六判/240ページ

定価1,518円(本体1,380円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4035-3

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この本の概要

昔はあきらめていた命も,今では新薬の登場で助かるようになったといいます。しかしこの常識が次々に覆されてきているのです。大規模に行う新しい調査法によって,病院で処方されている殆どの薬は,のんでものまなくても,寿命に差がないことがわかってきたのです。なかには効果自体が疑わしかったり,むしろ短命になったという恐ろしい薬さえあります。本書は,そのような驚きの結果を紹介するものです。単にセンセーショナルにとりあげるような偏った内容ではなく,著者が20年の歳月をかけ,いろいろな分析した結果です。

こんな方におすすめ

  • 病気や薬に関心がある人
  • 病気や薬にかかわりを持って生活をしている人

著者プロフィール

岡田正彦(おかだまさひこ)

1946年,京都府生れ。新潟大学医学部卒。1990年より同大学医学部教授。医学博士。専門は予防医学,医療統計学。米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering副編集長,学会誌「生体医工学」編集長などを歴任。2002年,臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞。『医学・生物学のためのデータ解析入門』(コロナ社),『人はなぜ太るのか』(岩波新書),『がん検診の大罪』(新潮選書),『医療機器が一番わかる』(技術評論社)など著書多数。