tanQブックスシリーズ日本人とナノエレクトロニクス
―世界をリードする半導体技術のすべて―

[表紙]日本人とナノエレクトロニクス―世界をリードする半導体技術のすべて―

紙版発売

四六判/208ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4038-4

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この本の概要

ナノテクノロジーの1ジャンルであるナノエレクトロニクス。微細化・高速化が進む半導体素子は,1956年に現在のソニーにいた江崎玲於奈が発明したトンネルダイオードがその歴史の走りでもあり,1973年のノーベル賞受賞につながった。しかし,日本が果たした役割はそれだけではない。ナノエレクトロニクスは日本人がその礎を築いたといっても良いほど,日本人研究者の業績が重要な位置を占めている。本書では,持ち前の洞察力で物理や科学史を斬る吉田伸夫氏が,彼らナノエレクトリニクスの日本人パイオニアたちに焦点を当て,その研究活動と理論を語る。

こんな方におすすめ

  • 理系を目指す学生
  • 半導体関連産業に携わる人

著者プロフィール

吉田伸夫(よしだのぶお)

1956年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業,同大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。東海大学,明海大学で非常勤講師をつとめながら,科学哲学や科学史をはじめ幅ひろい分野で研究を行なっている。著書に『宇宙に果てはあるか』『光の場,電子の海』(新潮選書)などがある。