高速・多機能を実現する PIC32MX活用ガイドブック
2010年4月8日紙版発売
後閑哲也 著
B5変形判/392ページ/CD1枚
定価3,630円(本体3,300円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4215-9
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書籍の概要
この本の概要
PIC32MXは,80MIPSという高速処理が可能なCPUをもつ32ビットマイコンです。メモリ容量も大きくなり,より大規模なアプリケーションも実装できるようになりました。また,32×32ビットの乗算器を備え,各種の内蔵周辺モジュールも数多く実装されていて,応用範囲が幅広いマイコンです。
このPIC32MXの詳しい使い方や,複雑なアプリを効率よく開発するためのRTOSについて,豊富な実例を交えて詳しく解説しています。プログラムや製作例のパターン図などをおさめたCD-ROM付きです。
こんな方におすすめ
- PIC32MXを使ってみたい方
- PICでRTOSを使いたい方
目次
第1章 PIC32MXファミリの概要
第2章 PIC32MXファミリのアーキテクチャ
- 2-1 全体構成
- 2-2 MIPS社のCPUの特徴
- 2-3 メモリアーキテクチャ
- 2-4 バスマトリクス
- 2-5 プリフェッチキャッシュモジュール
- 2-6 クロックモジュール
- 2-7 リセット
- 2-8 電源と省電力制御
- 2-9 割り込み
- 2-10 システムの最適化設定
第3章 開発環境
- 3-1 ソフトウェア開発環境概要
- 3-2 開発用ソフトウェアツールの概要
- 3-3 開発用ハードウェアツールの概要
第4章 Cコンパイラの使い方
- 4-1 「MPLAB C for PIC32」の概要
- 4-2 MPLAB C for PIC32の仕様
- 4-3 割り込み処理の記述
- 4-4 コンフィギュレーションとその記述方法
- 4-5 実行時の環境
- 4-6 標準入出力関数
第5章 汎用ユニットの製作
- 5-1 汎用ユニットの概要
- 5-2 汎用ユニットの製作
- 5-3 汎用ユニットの外部インターフェース
第6章 周辺モジュールの使い方
- 6-1 I/Oポートの使い方
- 6-2 カラー漢字グラフィック液晶表示器の使い方
- 6-3 DMAモジュールの使い方
- 6-4 タイマモジュールの使い方
- 6-5 UARTモジュールの使い方
- 6-6 A/Dコンバータモジュールの使い方
- 6-7 コンパレータと電圧リファレンスモジュールの使い方
- 6-8 出力コンペアモジュールの使い方
- 6-9 入力キャプチャモジュールの使い方
- 6-10 SPIモジュールの使い方
- 6-11 SDカードとファイルシステムの使い方
- 6-12 I2Cモジュールの使い方
- 6-13 RTCCモジュールの使い方
- 6-14 フラッシュメモリの読み書きの仕方
- 6-15 省電力制御とウォッチドッグタイマの使い方
第7章 FreeRTOSの概要
- 7-1 FreeRTOSの概要
- 7-2 FreeRTOSの全体構成
- 7-3 FreeRTOSの基本動作
- 7-4 FreeRTOSの移植
- 7-5 FreeRTOSの構成設定
第8章 FreeRTOSの使い方
- 8-1 FreeRTOSの全体記述とタスクの作り方
- 8-2 タスクの動かし方
- 8-3 キューバッファの使い方
- 8-4 割り込み処理の構成とAPI関数
- 8-5 セマフォの使い方
- 8-6 排他制御
- 8-7 RAMメモリ管理の方法
- 8-8 デバッグの仕方
第9章 FreeRTOSの応用例
- 9-1 卓上型MP3プレーヤの概要
- 9-2 ハードウェアの製作
- 9-3 プログラムの製作
- 9-4 動作確認
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