知識ゼロでもわかる統計学シリーズ誤差は必然か、偶然か? 分散分析超入門
2011年10月21日紙版発売
前野昌弘 著
A5判/160ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4861-8
書籍の概要
この本の概要
分散分析は,実験などから得た結果が有効かどうかを判定する手法です。どのような要因が互いに作用しあってもたらされた結果なのかを調べます。新薬の開発や洗剤の洗浄力の違いなども,分散分析によって何が影響しているのか追究できるのです。実用でいえば,それを明らかにすることで品質の高い商品が開発されていくのです。地道な計算が必要になりますが,身の回りの例を使って手ほどきします。分散分析と関わりの深い,検定(t検定,カイ二乗検定など)や回帰分析にもふれます。
こんな方におすすめ
- 分散分析の求め方をちゃんと理解したい人
- 検定・推定と分散分析の関連があやふやな人
本書のサンプル
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目次
- キャラクター紹介
第1章 検定の復習(母平均の検定,適合度の検定など)
- 1-1 検定の判断基準
- 1-2 第一種の誤りと第二種の誤り
- 1-3 異常値の検定
- Column 視聴率の出し方
第2章 バラツキを解析する
- 2-1 分散分析の原理
- 2-2 繰り返して実験が行われた場合の分散分析
第3章 2要因の効果を検証する―二元配置の分散分析―
- 3-1 繰り返しのない二元配置の分散分析
- 3-2 有意水準と信頼区間
- 3-3 因子間の相乗効果
- Column 歪度と尖度
第4章 3要因の効果を検証する―三元配置の分散分析―
- 4-1 因子の水準間組み合わせ
- 4-2 交互作用の解釈
- 4-3 実験データをマトリックスにする
- Column 要素が多くなったら便利な記号
- 正規分布表
- カイ2乗分布表
- F分布表(上側確率0.05)
- F分布表(上側確率0.01)
- t分布表
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