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Excel 2010 VBA コントロール・関数編

[表紙]かんたんプログラミング Excel 2010 VBA コントロール・関数編

紙版発売

B5変形判/344ページ/CD1枚

定価2,838円(本体2,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4968-4

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書籍の概要

この本の概要

Excel 2010でVBAを学習し,実用的なアプリケーションの作成を目指すときに必須となるのが,コントロールや関数の知識です。本書ではVBAの基礎を学習した方の次のステップとして,コマンドボタンやテキストボックスなど個々のコントロールについて,また文字列操作関数や日付/時刻操作関数など重要なVBA関数について,豊富な事例でていねいに解説しています。

こんな方におすすめ

  • 仕事でExcelやExcel VBAを使っている方
  • Excel VBAのプログラミングに興味のある方
  • 「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編」を学習した方

目次

第1章 ユーザーフォーム

1-1 ユーザーフォームとは?

  • 自由にカスタマイズできるダイアログボックス
  • VBAプロシージャのコードから制御することができる

1-2 ユーザーフォームを追加する

  • Visual Basic Editorを起動する
  • ユーザーフォームを追加する

1-3 ユーザーフォームにコントロールを配置する

  • ユーザーフォームにコントロールを配置する3つの方法

1-4 プロパティウィンドウ

  • プロパティウィンドウを使ってプロパティを設定する
  • ユーザーフォームのプロパティ一覧

1-5 ユーザーフォームのタイトルバーや背景を設定する

  • タイトルバーの文字列を設定する
  • 背景色を設定する
  • 背景に画像を表示する
  • 画像の位置を指定する

1-6 ユーザーフォームのモーダル/モードレスを設定する

  • モーダルダイアログボックスとモードレスダイアログボックス

1-7 ユーザーフォームの主なイベント

  • マウスでクリックされたときに処理を行う
  • 初期化されるときに処理を行う
  • 閉じる直前に処理を行う
  • QueryCloseイベントを使って[閉じる]ボタンを無効にする

1-8 ユーザーフォームの主なメソッド

  • ユーザーフォームの表示/非表示を切り替える
  • ユーザーフォームを移動させる
  • ユーザーフォームをコレクションとして扱う
  • 練習問題

第2章 基本的な入力や表示を行うコントロール 

2-1 基本的な入力や表示を行うコントロールとは?

  • [コマンドボタン]
  • [テキストボックス]
  • [ラベル]
  • [イメージ]

2-2 コマンドボタン

  • コマンドボタンが押されたときに処理を行う
  • アクセスキーを使う
  • ツールヒントを表示する
  • フォーカスによるイベント
  • 既定のボタンとキャンセルボタン
  • マウスが移動したときに処理を行う

2-3 テキストボックス

  • 文字列が表示される位置を設定する
  • 入力できる文字数を制限する
  • テキストボックス内の文字列の取得と設定を行う
  • 選択された文字列の位置と文字数の取得と設定を行う
  • 選択された文字列の取得と設定を行う
  • IMEを自動的に切り替える
  • パスワード入力用のテキストボックスを設定する
  • ワークシート上のセルとリンクする
  • 複数行の入力が可能なテキストボックスを設定する
  • キャリッジリターンを削除する
  • 入力された文字をチェックする(1)
  • 入力された文字をチェックする(2)

2-4 ラベル

  • 表示する文字列を設定する
  • ラベルの外観を変更する
  • フォントの種類や色を設定する
  • オートサイズ機能を利用する
  • ラベル上に画像を表示する
  • ほかのコントロールにアクセスキーの機能を提供する
  • クリックされたときに処理を行う
  • ラベルをプログレスバーとして利用する

2-5 イメージ

  • 画像をプロパティウィンドウで設定する
  • Pictureプロパティに設定した画像を削除する
  • 画像をVBAのコードで設定する
  • 画像を表示する位置や表示方法を設定する
  • 画像を拡大・縮小して表示する

2-6 タブオーダーの変更とコントロールの綿密な配置

  • タブオーダーを変更する
  • コントロールの配置位置やサイズをより綿密に指定する
  • ユーザーフォームのグリッドの単位を変更する
  • 練習問題

第3章 選択を行うコントロール  

3-1 選択を行うためのコントロールとは?

  • [チェックボックス]
  • [トグルボタン]
  • [オプションボタン]
  • [フレーム]
  • [リストボックス]
  • [コンボボックス]

3-2 チェックボックス

  • チェックマークが表示される位置を設定する
  • チェックボックスの状態の取得と設定を行う
  • グレー表示のチェックボックスを設定する
  • アクセスキーを設定する
  • チェックボックスの状態の変化に合わせて処理を行う
  • ワークシートのセルの値とリンクする

3-3 トグルボタン

  • トグルボタンの状態の取得と設定を行う
  • 入力をロックする

3-4 オプションボタン

  • グループを設定する
  • オプションボタンの状態の取得と設定を行う
  • オプションボタンの状態の変化に合わせて処理を行う

3-5 フレーム

  • フレームを使ってグループを設定する
  • コンテナの名前を取得する
  • スクロールバーを利用する
  • VBAのコードからスクロールを行う

3-6 リストボックス

  • リストに表示する項目を設定する
  • 複数列のデータを表示する
  • 選択されている項目を取得する
  • 任意の位置の項目を取得する
  • 任意の行をリストの先頭に表示する
  • 複数行を選択可能にする

3-7 コンボボックス

  • スタイルを設定する
  • 入力された値をチェックする
  • オートコンプリート機能を利用する
  • VBAのコードからリストを表示する
  • VBAのコードからリストの項目の追加や削除を行う
  • 練習問題

第4章 そのほかの便利なコントロール 

4-1 そのほかに用意されているコントロール

  • [タブストリップ]と[マルチページ]
  • [スクロールバー]と[スピンボタン]
  • [RefEdit]コントロール

4-2 タブストリップ

  • ページの追加と削除,プロパティの設定を行う
  • スタイルを設定する
  • VBAのコードから任意のページのプロパティを設定する
  • 選択されているページを取得する
  • プロシージャの実行中に任意のページを選択する
  • ページごとに異なる値を表示する
  • VBAのコードからページの追加や削除を行う

4-3 マルチページ

  • ページの追加と削除,プロパティの設定を行う
  • VBAのコードから任意のページのプロパティを設定する
  • 各ページに異なるコントロールを配置する
  • タブオーダーを設定する
  • VBAのコードからページとコントロールを追加する

4-4 スクロールバー

  • スクロールバーの向きを設定する
  • 値の取得と設定を行う
  • スクロールボックスの幅を値の範囲に合わせて調整する
  • スクロールしたときに処理を行う
  • LargeChange,SmallChangeプロパティを利用する

4-5 スピンボタン

  • 値が変更されたときに処理を行う
  • ボタンが押されたときに処理を行う

4-6 RefEditコントロール

  • ユーザーフォームの実行中にセル範囲を取得する

4-7 [ツールボックス]ツールバーのカスタマイズ

  • カスタマイズしたコントロールを[ツールボックス]ツールバーに登録する
  • コントロールの表示をカスタマイズする
  • Excel2010 VBA以外のコントロールを利用する

4-8 動的に追加したコントロールの配列化とイベント処理

  • プログラムの実行中にコントロールを新しく配置する
  • Excel2010 VBAにおけるコントロール配列
  • コントロール配列とイベント処理
  • 動的に追加したコントロールのイベント処理
  • 練習問題

第5章 文字列を操作する関数 

5-1 文字列を操作するVBA関数とは?

  • 文字列を操作するVBA関数

5-2 文字列を取得・検索する

  • 文字列を取得する(Left関数・Right関数・Mid関数・Len関数)
  • 文字列を検索する(InStr関数・InStrRev関数)

5-3 文字列を変換する

  • アルファベットの大文字と小文字を変換する(LCase関数・UCase関数)
  • 指定した方法で文字列を変換する(StrConv関数)
  • 文字コードに対応する文字列を返す(Chr関数)
  • 文字列に対応する文字コードを返す(Asc関数)
  • 文字列からスペースを削除する(LTrim関数・RTrim関数・Trim関数)
  • 指定した文字列を検索し別の文字列に置換する(Replace関数)

5-4 文字列を比較する

  • 文字列を比較する2つの方法
  • Option Compare Textステートメントを使う
  • 2つの文字列を比較する(StrComp関数)

5-5 そのほかの文字列を操作する関数

  • 指定した数のスペースからなる文字列を返す(Space関数)
  • 指定した文字を繰り返す(String関数)
  • 全角アルファベットを半角にする(String関数)
  • 文字列を逆に並べ替える(StrReverse関数)
  • 数値から-を返す(MonthName関数)
  • 数値から曜日を返す(WeekdayName関数)
  • 練習問題

第6章 日付や時刻を操作する関数 

6-1 日付や時刻を操作するVBA関数とは?

  • 日付や時刻に関するVBA関数

6-2 現在のシステム日付や時刻を取得する

  • 現在のシステム日付を返す(Date関数)
  • 現在のシステム時刻を返す(Time関数)
  • 現在のシステム日付および時刻を返す(Now関数)

6-3 日付や時刻から必要な情報を取得する

  • 任意の日付を整数で返す(Year関数・Month関数・Day関数)
  • 任意の時刻を整数で返す(Hour関数・Minute関数・Second関数)
  • 任意の日付が何曜日であるかを表す整数を返す(WeekDay関数)

6-4 日付や時刻を操作するそのほかの関数

  • 午前0時から経過した秒数を返す(Timer関数)
  • 時間間隔を加算/減算した日付や時刻を返す(DateAdd関数)
  • 2つの指定した日付の時間間隔を返す(DateDiff関数)
  • 日付から指定した部分のみを返す(DatePart関数)
  • 引数に指定した年/-/日に対応する日付を返す(DateSerial関数)
  • 引数に指定した文字列を日付として返す(DateValue関数)
  • 引数に指定した時/分/秒に対応する時刻を返す(TimeSerial関数)
  • 引数に指定した文字列を時刻として返す(TimeValue関数)
  • 練習問題

第7章 そのほかの便利な関数 

7-1 そのほかの便利な関数の一覧表

7-2 書式を設定する

  • 指定された書式に変換した値を返す(Format関数・Format$関数)
  • 数値および通貨に用いる書式
  • 日付/時刻に用いる書式
  • 文字列に用いる書式
  • 通貨形式の書式に変換した値を返す(FormatCurrency関数)
  • 日付/時刻形式の書式に変換した値を返す(FormatDateTime関数)
  • 数値形式の書式に変換した値を返す(FormatNumber関数)
  • パーセント形式の書式に変換した値を返す(FormatPercent関数)

7-3 配列を操作する

  • 配列の要素を結合する(Join関数)
  • 文字列を区切り文字で分割する(Split関数)
  • 配列から条件に一致する要素を取り出す(Filter関数)

7-4 オブジェクトを操作する

  • オブジェクトのプロパティの値の取得や設定を行う(CallByName関数)
  • 7-5 変換を行う

    • データ型の変換を行う(データ型変換関数)
    • 文字列に含まれる数値を返す(Val関数)
    • 数値を16進数に変換して返す(Hex関数・Hex$関数)

    7-6 値のチェックを行う

    • 日付型であるかどうかをチェックする(IsDate関数)
    • 数値であるかどうかをチェックする(IsNumeric関数)
    • オブジェクトであるかどうかをチェックする(IsObject関数)

    7-7 乱数を生成する

    • 乱数を生成する(Rnd関数)
    • 乱数系列を初期化する(Randomizeステートメント)
    • 練習問題
    • チャレンジ!『VBAキーワード当てゲーム バルーンマン』
    • チャレンジ問題

    付録  

    • 1 本書および付属CD-ROMの利用の前に
    • 2 標準的なActiveXコントロールの名前の付け方
    • 3 プロパティ・メソッド・イベントの一覧表
    • 4 VBA関数リファレンス
    • 5 練習問題の解答

著者プロフィール

大村あつし(おおむらあつし)

Excel VBAが上陸した直後から啓蒙活動を始めた先駆者であり,『VBAest(ブイビエスト=「VBAをする人」と「VBAの最上級」を意味する造語)』の愛称を持つ。代表作である『かんたんプログラミング Excel VBA』シリーズでは「プログラムと図解の融合」に取り組んだが,そのほかにも,「即効性の高いExcelマクロ集」「Excel VBAとWin32 API」など,のちにブームとなる数々の革新的な解説書を世に送り出してきたことから『過去10年でもっとも成功したITライター』と評され,活動の幅をテレビにも広げている。パソコン関連書籍だけでなく,『人生は数式で考えればうまくいく』(サンマーク出版)などビジネス系の著書も多い。

URLhttp://www.fushicho.com