かんたんプログラミングシリーズかんたんプログラミング
Excel 2010 VBA 応用編
2012年2月11日紙版発売
大村あつし 著
B5変形判/288ページ/CD1枚
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4997-4
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書籍の概要
この本の概要
Functionプロシージャや,配列・定数・ユーザー定義型変数などの応用文法,ローカルウィンドウなどのVBEの応用操作,グラフの操作,ファイルやフォルダーの操作,エラー処理など,通常の入門書では解説しきれない知識をていねいにまとめています。Excel VBAのアプリケーション開発で,「基礎編」の知識だけでは対応できないような処理も,「応用編」を学習すれば対応できるようになるでしょう。
こんな方におすすめ
- 仕事でExcel VBAを使っている方
- Excel VBAでのアプリケーション開発を目指している方
- 「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編」「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA コントロール・関数編」を学習した方
目次
第1章 プロシージャの連携とユーザー定義関数
1-1 プロシージャの部品化
- サブルーチンとは?
- 引数付きサブルーチンを体験する
- 引数付きサブルーチンの特徴
- サブルーチンに引数を渡すときの注意点
- Callステートメントを使ってプロシージャ呼び出しを明示する
- 参照設定でほかのブックのプロシージャを呼び出す
- Runメソッドでほかのブックのプロシージャを呼び出す
- パスを指定してほかのブックのプロシージャを呼び出す
- ほかのモジュールにあるプロシージャを呼び出せなくする
- 参照渡しで引数を渡す(ByRefキーワード)
- 値渡しで引数を渡す(ByValキーワード)
- 実引数をかっこで囲むと値渡しとなる
- Exit SubステートメントとEndステートメント
- Endステートメントのもう1つの機能
- プロシージャの種類
- Functionプロシージャの役割
- Functionプロシージャを作成する
- 引数が1つのユーザー定義関数
- 引数が複数のユーザー定義関数
- ユーザー定義関数の制約
- ユーザー定義関数を自動再計算関数にする
- 数式とプロシージャの処理速度
- ユーザー定義関数の分類を変更する
- 練習問題
- イベントプロシージャとは?
- イベントプロシージャを体験する
- イベントプロシージャを作成する
- イベントプロシージャの仕組み
- オブジェクト名(CodeName)とシート名
- ブックのイベントの種類
- 新しいシートを作成したときに発生するイベント
- ブックを閉じるときに発生するイベント
- シートのイベントの種類
- シートをアクティブにしたときに発生するイベント
- セルの値が変更されたときに発生するイベント
- 選択範囲を変更したときに発生するイベント
- アプリケーションのイベントの種類
- アプリケーションのイベントプロシージャを作成する
- アプリケーションのイベントプロシージャのコード
- クラスとインスタンス
- 練習問題
- エラーが発生した場合に備える
- ON Error GoToステートメント
- On Error Resume Nextステートメント
- ON Error GoTo 0ステートメント
- Resumeステートメント/Resume Nextステートメント
- Err.NumberとErr.Description
- エラーの種類によって処理を分岐する
- Debugオブジェクト
- ステップイン
- ステップオーバー
- ステップアウト
- カーソル行の前まで実行
- 次のステートメントの設定/表示
- ウォッチウィンドウを体験するためのサンプルプロシージャ
- 変数をウォッチ式に追加する
- 変数の値をウォッチウィンドウで観察する
- ウォッチ式の内容に応じてプロシージャを中断する
- 変数の値をローカルウィンドウで観察する
- [呼び出し履歴]ダイアログボックスで処理の流れを追う
- 練習問題
- 規則性のある複数のデータは配列変数に格納する
- 配列変数のインデックス番号の下限値を「1」にする
- 配列処理の高速化と配列の初期化
- ReDimステートメントで動的配列を定義する
- 配列の要素数を求める
- 配列の値を保持したまま要素数を変更する
- 2次元配列の基本的な使い方
- 2次元配列に対するFor Each...Nextステートメント
- セル範囲の値をバリアント型変数に代入する
- Typeステートメントを使う
- Staticステートメントを使う
- Constステートメントを使う
- 練習問題
- ApplicationとWindowオブジェクトのCaptionプロパティ
- ウィンドウをウィンドウ枠に合わせて表示する
- Excelを画面の表示領域外に表示する
- プロシージャの実行中に画面表示の動きを停止する
- シートの削除確認のメッセージを非表示にする
- ステータスバーに処理の進捗状況を表示する
- Excel2010の組み込みダイアログボックスを開く
- ダイアログボックスの初期値を変更して表示する
- Showメソッドの戻り値を利用する
- GetOpenFilenameメソッドで[ファイルを開く]ダイアログボックスを開く
- GetSaveAsFilenameメソッドで[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開く
- 練習問題
- データ範囲と系列を指定する
- グラフの種類を変更する
- グラフタイトルの文字列を設定する
- グラフタイトルの配置位置を設定する
- 横棒グラフの項目軸を反転する
- 軸ラベルを設定する
- 目盛線を設定する
- 凡例を設定する
- データテーブルを設定する
- 散布図にデータラベルを表示する
- データ系列を参照する
- SeriesオブジェクトのコレクションはSeriesCollectionコレクション
- グラフ種類グループを参照する
- データ要素を参照する
- マーカーを参照する
- グラフのスタイルを設定する
- グラフのレイアウトを設定する
- 練習問題
- テキストファイルの種類
- 手作業でテキストファイルを開く
- カンマ区切りのテキストファイルを開く
- カンマ+スペースで区切られたテキストファイルを開く
- 数値データを文字列として取り込む
- 固定長フィールド形式のテキストファイルを開く
- ブックを開かずにテキストファイルを読み込む
- 文書形式のテキストファイルを読み込む
- ワークシートの内容をCSV形式で保存する
- ワークシートの内容を文書形式で保存する
- フォルダー内のファイルを削除する
- フォルダー内のファイルを複数検索する
- フォルダーとファイルの操作に関するキーワード一覧
- ファイルシステムオブジェクトの構成要素とコマンド
- FSOを構成するオブジェクトとプロパティ,メソッドの一覧
- ファイルシステムオブジェクトを使うためには
- ドライブの容量を調べる
- ドライブの種類を調べる
- デバイスの準備ができているかを調べる
- サブフォルダーを取得する
- フォルダー内のファイルとサブフォルダーの合計サイズを取得する
- アドインファイルを作成する
- アドインファイルのマクロを実行する
- アドインの組み込みと解除
- 練習問題
- ActiveXオートメーションとは?
- オートメーションサーバーへの参照の設定
- 実行時バインディングと事前バインディング
- 事前バインディングでWordオブジェクトをリモートコントロールする
- ExcelのワークシートをWordの定型文書に転送する
- すでに起動している外部アプリケーションにアクセスする
- Shell関数とSendKeysステートメントでメモ帳をリモートコントロールする
- Shell関数を使う
- Shell関数を使う際の注意点
- 練習問題
- AutoFilterメソッドで目的のデータを抽出する
- AutoFilterメソッドを引数なしで実行する
- AutoFilterメソッドで数値の末尾を検索する
- AdvancedFilterメソッドでリストを変化させる
- AdvancedFilterメソッドの結果を別領域に転記する
- AdvancedFilterメソッドで重複データを取り出す
- AdvancedFilterメソッドで顧客別売上データを作成する
- ADOとは?
- ADOのオブジェクトとコレクション
- VBAからADOを操作するには
- ExcelのシートにAccessのテーブルを表示する
- 練習問題
- 付録1 本書および付属CD-ROMの利用の前に
- 付録2 トラップできるエラーの番号とメッセージ
- 付録3 VisualBasicの組み込み定数一覧
- 付録4 練習問題の解答
1-2 引数付きでプロシージャを呼び出す
1-3 ほかのブックのプロシージャを呼び出す
1-4 同一ブック内のプロシージャ呼び出しの制限
1-5 参照渡しと値渡し
1-6 プロシージャを強制終了する
1-7 Functionプロシージャ
1-8 ユーザー定義関数
第2章 イベントプロシージャ
2-1 イベントプロシージャを作成する
2-2 ブックのイベント
2-3 シートのイベント
2-4 アプリケーションのイベント
第3章 エラー処理と高度なデバッグ
3-1 エラーを適切に処理する
3-2 エラー番号とエラー内容を調べる
3-3 値をイミディエイトウィンドウに出力する
3-4 ステップモードでデバッグを行う
3-5 ウォッチウィンドウでデバッグを行う
3-6 ローカルウィンドウでデバッグを行う
3-7 [呼び出し履歴]ダイアログボックスでデバッグを行う
第4章 VBAの上級文法
4-1 配列の基本構文
4-2 動的配列
4-3 2次元配列
4-4 ユーザー定義型変数
4-5 プロシージャレベルの静的変数
4-6 ユーザー定義定数
第5章 画面表示と組み込みダイアログボックス
5-1 Excelのタイトルバーの文字列を変更する
5-2 ウィンドウやExcelの表示位置とサイズを変更する
5-3 画面のちらつきを抑止する
5-4 確認/警告メッセージを非表示にする
5-5 ステータスバーにメッセージを表示する
5-6 組み込みダイアログボックス
5-7 ダイアログボックスで指定されたファイル名を取得する
第6章 グラフの操作
6-1 データ範囲と系列を指定してグラフを作成する
6-2 グラフタイトルを設定する
6-3 軸と目盛線を設定する
6-4 凡例とデータテーブルを設定する
6-5 データラベルを設定する
6-6 データ系列とグラフ種類グループを設定する
6-7 データ要素とマーカーを設定する
6-8 スタイルとレイアウトを設定する
第7章 ファイルの操作
7-1 テキストファイルの種類とテキストファイルウィザード
7-2 OpenTextメソッドでテキストファイルを開く
7-3 ブックを開かずにテキストファイルの入出力を行う
7-4 ファイルを操作するステートメントと関数
7-5 ファイルシステムオブジェクト
7-6 アドインファイルの作成と活用
第8章 ほかのソフトとの連携
8-1 ExcelとWordの連携
8-2 VBAでほかのプログラムをリモートコントロールする
第9章 データベースの活用
9-1 オートフィルターとフィルターオプションの設定
9-2 ADOの活用
付録
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