かんたんプログラミングシリーズかんたんプログラミング
Excel 2007 VBA 応用編

[表紙]かんたんプログラミング Excel 2007 VBA 応用編

紙版発売

B5変形判/312ページ/CD1枚

定価2,948円(本体2,680円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3743-8

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書籍の概要

この本の概要

この[応用編]では,ExcelVBAプログラミングの総仕上げとして,前2編で解説できなかったプログラミングの上級・応用テクニックを良質なサンプルマクロを用いて解説。後は実践あるのみです。

こんな方におすすめ

  • 仕事でExcelを使っている方
  • Excelで簡単な自動処理を行いたい方
  • ExcelのマクロやVBAプログラミングに興味がある方

目次

第1章 プロシージャの連携とユーザー定義関数

1-1プロシージャの部品化

  • サブルーチンとは?

1-2引数付きでプロシージャを呼び出す

  • 引数付きサブルーチンを体験する
  • 引数付きサブルーチンの特徴
  • サブルーチンに引数を渡すときの注意点

1-3ほかのブックのプロシージャを呼び出す

  • Callステートメントを使ってプロシージャ呼び出しを明示する
  • 参照設定でほかのブックのプロシージャを呼び出す
  • Runメソッドでほかのフックのプロシージャを呼び出す
  • パスを指定してほかのブックのプロシージャを呼び出す

1-4同一ナンク内のプロシージャ呼び出しの制限

  • ほかのモジュールにあるプロシージャを呼び出せなくする
  • Privateキーワードを自動的に挿入する
  • 同じ名前のプロシージャカ5ある場合の呼び出し方法

1-5参照渡しと値渡し

  • 参照渡しで引数を渡す-ByRefキーワード
  • 値渡しで引数を渡す-ByValキーワード
  • 実引数をかっこで囲むと値渡しとなる

1-6プロシージャを強制終了する

  • Exit SubステートメントとEndステートメント
  • Endステートメントのもう1つの機能

1-7Functionプロシージャ

  • プロシージヤの種類
  • Functionプロシージヤの役割
  • Functionプロシージャを作成する

1-8ユーザー定義関数

  • 引数が1つのユーザー定義関数
  • 引数が複数のユーザー定義関数
  • ユーザー定義関数の制約
  • ユーザー定義関数の分類を変更する

第2章イベントプロシージャ

2-1イベントプロシージャを作成する

  • イベントプロシージャとは?
  • イベントプロシージャを体験する
  • イベントプロシージャを作成する
  • イベントプロシージャの仕組み
  • オブジェクト名(CodeName)とシート名

2-2ブックのイベント

  • ブックのイベントの種類
  • 新しいシートを作成したときに発生するイベント
  • フッタを閉じるときに発生するイベント

2-3シートのイベント

  • シートのイベントの種類
  • シートをアクティプにしたときに発生するイベント
  • セルの値が変更されたときに発生するイベント
  • 選択範囲を変更したときに発生するイベント

2-4アプリケーションのイベント

  • アプリケーションのイベントの種類
  • アプリケーションのイベントプロシージャを作成する
  • アプリケーションのイベントプロシージヤのコード
  • クラスとインスタンス

第3章エラー処理と高度なデバック

3-1エラーを適切に処理する

  • エラーが発生した場合に備える
  • ONErrorGoToステートメント
  • OnErrorResumeNextステートメント
  • ONErrorGoTo0ステートメント
  • Resumeステートメント/ResumeNextステートメント

3-2エラー番号とエラー内容を調べる

  • Err.NumberとErr.Description
  • エラーの種類によって処理を分岐する

3-3値をイミディエイトウィンドウに出力する

  • Debugオブジェクト

3-4スデンブモードでデバッグを行う

  • ステップイン
  • ステップオーバー
  • ステップアウト
  • カーソル行の前まで実行
  • 次のステートメントの設定/裏示

3-5ウォッチウィンドウでデバッグを行う

  • ウォッチウィンドウを体験するためのサンプルプロシージャ
  • 変数をウォッチ式に追加する
  • 変数の値をウォッチウィンドウで観察する
  • ウォッチ式の内容に応じてプロシージャを中断する

3-6ローカルウィンドウでデバッグを行う

  • 変数の値をローカルウィンドウで観察する

3-7[呼び出し履歴]ダイアログボックスでデバッグを行う

  • [呼び出し履歴]ダイアログボックスで処理の流れを追う

第4章VBAの上級文法

4-1配列の基本構文

  • 規則性のある複致のデータは配列変致に格納する
  • 配列変致のインデックス番号の下限値を「1」にする
  • 配列処理の高速化と配列の初期化

4-2動的配列

  • ReDimステートメントで動的配列を定義する
  • 配列の要素数を求める
  • 配列の値を保持したまま要素数を変更する

4-32次元配列

  • 2次元配列の基本的な使い方
  • 2次元配列に対するForEach_Nextステートメント
  • セル範圃の値をバリアント型変数に代入する

4-4ユーザー定義型変数

  • Typeステートメントを使う

4-5プロシージャレベルの静的変数

  • Staticステートメントを使う

4-6ユーザー定義定数

  • Constステートメントを使う

第5章 画面表示と組み込みダイアロクボックス

5-1Excelのタイトルバーの文字列を変更する

  • ApplicationとWindowオブジェクトのCaptionプロパティ

5-2ウィンドウやExcelの表示位置とサイズを変更する

  • ウィンドウをウィンドウ枠に合わせて裏示する
  • Excelを画面の裏示領域外に裏示する

5-3 画面のちらつきを抑止する

  • プロシージャの実行中に画面裏示の動きを停止する

5-4 確認/警告メッセージを非表示にする

  • シートの削暁確認のメッセージを非裏示にする

5-5 ステータスバーにメッセージを表示する

  • ステータスバーに処理の進捗状況を裏示する

5-6 組み込みダイアログボックス

  • Excel2003の組み込みダイアログボックスを開く,
  • ダイアログボックスの初期値を変更して裏示する
  • Showメソッドの戻り値を利用する

5-7 ダイアログボックスで指定されたファイル名を取得する

  • GetOpenFilenameメソッドで[ファイルを開く]ダイアログボックスを開く
  • GetSaveAsFilenameメソッドで[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開く

第6章 リボンの操作

6-1 Excel2003のコマンドバーとExcel2007のリボン

  • Excel2003でツールバーを作成する

6-2 Excel2007のリボンの作成

  • タブを作成するには
  • [1]Excelファイルを作成する
  • [2]ExcelファイルをZIP形式の表示に変える
  • [3]タブを追加するXMLファイルを作成する
  • [4]XMLファイルをZIP形式のExcelに移動する
  • [5].relsファイルを編集する
  • [6]ZIP形式の表示からExcelファイルに戻す
  • [7]作成したタブを確認する

第7章 グラフの操作

7-1データ範囲と系列を指定してグラフを作成する

  • データ範囲と系列を指定する
  • グラフの種類を変更する

7-2グラフタイトルを設定する

  • グラフタイトルの支字列を設定する
  • グラフタイトルの配置位置を設定する

7-3軸と目盛線を設定する

  • 横棒グラフの項目軸を反転する
  • 軸ラベルを設定する
  • 目盛線を設定する

7-4凡例とデータテーブルを設定する

  • 凡例を設定する
  • データテーブルを設定する

7-5データラペルを設定する

  • 散布図にデータラベルを表示する

7-6データ系列とグラフ種類グループを設定する

  • データ系列を参照する
  • Seriesオブジェクトのコレクション1はSeriesColleotionコレクション
  • グラフ種類グループを参照する

7-7データ要素とマーカーを設定する

  • データ要素を参照する
  • マーカーを参照する

7-8 スタイルとレイアウトを設定する

  • グラフのスタイルを設定する
  • グラフのレイアウトを設定する

第8章 ファイルの操作

8-1テキストファイルの種類とテキストファイルウィザード

  • テキストファイルの種類
  • 手作業でテキストファイルを開く

8-2OpenTextメソッドでテキストファイルを開く

  • カンマ区切りのテキストファイルを開く
  • カンマ+スペースで区切られたテキストファイルを開く
  • 数値データを支字列として取り込む
  • 固定長フィールド形式のテキストファイルを開く

8-3ブックを開かずにテキストファイルの入出力を行う

  • ブックを開かずにテキストファイルを読み込む
  • 文書形式のテキストファイルを読み込む
  • ワークシートの内容をCSV形式で保存する
  • ワークシートの内容を文書形式で保存する

8-4ファイルを操作するステートメントと関数

  • フォルダ内のファイルを削暁する
  • フォルダ内のファイルを複数検索する
  • フオルダとファイルの操作に関するキーワードー覧

8-5ファイルシステムオブジェクト

  • ファイルシステムオプジェクトの構成要素とコマンド
  • FSOを構成するオブジェクトとプロパティ,メソッドの一覧
  • ファイルシステムオプジェクトを使うためには
  • ドライブの容量を調べる
  • ドライブの種類を調べる
  • デバイスの準備ができているかを調べる
  • サブフォルダを取得する
  • フォルダ内のファイルとサプフォルダの合計サイズを取得する

8-6アドインファイルの作成と活用

  • アドインファイルを作成する
  • アドインファイルのマクロを実行する
  • アドインの組み込みと解除

第9章 ほかのソフトとの連携

9-1ExcelとWordの連携

  • ActiveXオートメーションとは?
  • オートメーションサーバーへの参照の設定
  • 実行時バインディングと事前バインディング
  • 事前バインティングでWordオブジェクトをリモートコントロールする
  • ExcelのワークシートをWordの定型文書に転送する
  • すでに起動している外部アプリケーションにアクセスする

9-2VBAでほかのプログラムをリモートコントロールする

  • Shell関数とSendKeysステートメントでメモ帳をリモートコントロールする
  • Shell関数を使う
  • Shell関数を使う際の注意点

第10章 データペースの活用

10-1オートフィルタとフィルタオプションの設定

  • AutoFilterメソッドで目的のデータを抽出する
  • AutoFilterメソッドを引数なしで実行する
  • AutoFilterメソッドで数値の末尾を検索する
  • AdvancedFilterメソッドでリストを変化させる
  • AdvancedFilterメソッドの結果を別領域に転記する
  • AdvancedFilterメソッドで重複データ取り出す
  • AdvancedFilterメソッドで顧客別売上データを作成する

10-2ADOの活用

  • ADOとは?
  • ADOのオブジェクトとコレクション
  • VBAからADOを操作するには
  • ExcelのシートにAccessのテープルを表示する

著者プロフィール

大村あつし(おおむらあつし)

Excel VBAが上陸した直後から啓蒙活動を始めた先駆者であり,『VBAest(ブイビエスト=「VBAをする人」と「VBAの最上級」を意味する造語)』の愛称を持つ。代表作である『かんたんプログラミング Excel VBA』シリーズでは「プログラムと図解の融合」に取り組んだが,そのほかにも,「即効性の高いExcelマクロ集」「Excel VBAとWin32 API」など,のちにブームとなる数々の革新的な解説書を世に送り出してきたことから『過去10年でもっとも成功したITライター』と評され,活動の幅をテレビにも広げている。パソコン関連書籍だけでなく,『人生は数式で考えればうまくいく』(サンマーク出版)などビジネス系の著書も多い。

URLhttp://www.fushicho.com