平成28年度 システムアーキテクト合格教本

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お詫びと訂正(正誤表)

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2016年10月3日更新)

P.97 モジュール結合度表内 ⑤の下

⑤ 
 
⑤ 
⑥内容結合 他のモジュールの変数を直接参照します

⑤の下に⑥が抜けていました。

P.104 表の最下行

特にいません。成果物を完成させた開発者が自主的に開催します。レビューミーティング出席者の選定も,自発的に行います。
レビューミーティング終了後に,成果物の作成者は摘出された欠陥の除去や改善方法を検討し,成果物を修正します。

P.105 ラウンドロビン 下から3 行目

ソフトウェア開発技術者試験の午前問題では、…
システムアーキテクト試験の午前Ⅱ問題では、…

P.196 下部 試験センターによる解答例

異なる年度の解答が記載されておりました。以下が正しい内容となります。

設問1
業務名:在庫管理業務
理由: 営業所が利用しているシステムが異なると,商品の融通ができなくなるから
設問2
(1)・本社システムのトランザクションデータは新システムでは読み込めないから
・本社システムのトランザクションデータは互換性がないから
(2)業務名:①②・売上計上業務 ・商品補充業務
理由:・自販機はHT と通信すると売上情報をクリアするから
・売上情報が1 回しか取得できず,補充数が算出できないから
(3)業務名:手数料支払業務
理由:本社で一括して行うから
設問3
(1) 12 月の締日の翌日から末日までの自販機のトランザクションデータ
(2) 異なる点:1 日遅れて発注されること
理由:営業所の注文を新システムに転送するのは,10 時以降だから

P.229 上から2~5 行目

上から2 行目の後半から始まる<委託先は,納品差戻しとなったソフトウェアの修正が必要ですので,委託先ステータスは“委託開発中”になります。したがって,上記▲と★の組合せが正解であり,状態遷移の矢印の終点は,状態番号“13”です。>をすべて削除し,下記に差し替えてください。

問題文〔現在の業務委託管理に関する業務の概要〕(4)1~3 文目(035~039 行目)は、以下のとおりです。

納品受領:委託先は,開発作業が完了すると納品する。委託責任者は,納品物を受領し,確認を行う。●注文書に記載された納品物と一致していれば,承認して納品年月日を管理システムに登録し,一致していなければ差し戻す。納品物を差し戻した場合でも納品の履歴は残す。●納品物の内容,品質などの確認は,次工程の検査以降で行う。

上記2 箇所の●の下線部より、納品物の確認とは、注文書と納品物の一致を検査することであり、納品物の内容・品質を検査することではありません(図2には“納品入力”というイベント名があるので、納品書や納品入力画面のハードコピーなどと、注文書及び納品物を照合する手続きがありそうですが、その記述が問題文にはないので、ここでは注文書と納品物の一致のみを検査することを想定します)。
注文書と納品物が不一致になる典型例は、例えば、注文書の注文数が10 に対し、納品物が8 のように、納品数が注文数よりも少ないケースです(多いケースは想定できませんし、注文書に記載されたものとは違うものが納品されたケースは、少ないケースに該当します)。納品差戻しになるケースでは、委託先は不足している納品物を作成なければならず、委託先ステータスは“委託開発中”になります。したがって、上記▲と★の組合せが正解であり、状態遷移の矢印の終点は、状態番号“13”です。