エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方
2016年11月29日紙版発売
2016年11月22日電子版発売
大和賢一郎 著
四六判/200ページ
定価1,848円(本体1,680円+税10%)
ISBN 978-4-7741-8579-8
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書籍の概要
この本の概要
会社員時代は残業代込みでの年収600万円だったが,所属14年目で配属先の事業所が突然閉鎖,飛ばされた部署では仕事がなく孤立し,辞めざるを得ない状況に追い込まれ,退職……
―― それから3年後にフリーランスのエンジニアとして年収1000万円を稼げるようになった著者はどのような考え,行動しているか?
会社に属さずエンジニアとして働くことのリアルとノウハウを,実体験をもとに,あますことなく教えます。
こんな方におすすめ
- 今の会社で働き続けることに不安がある方
- フリーランスになろうか迷っている方
- 会社を辞めても食べていける具体的な方法が知りたい方
著者の一言
「会社を辞めたら,食べていけるのだろうか……」
サラリーマンならだれもが感じる不安。IT業界のエンジニアも例外ではありません。
自分の技術が他社で通用する保証などない。
万が一リストラされたとして,その後の人生で正社員時代と同額の年収を稼ぎ続けることは可能なのか?
この疑問に悩まされるエンジニアは少なくありません。かつての私もそうでした。
私は1977年生まれ,Web系のITエンジニアで,サーバーサイド言語のプログラミングを専門としています。国立高専で情報電子工学を学んだ後,1998年に日立へ新卒入社し,14年勤めました。スキルは,HTML/CSS/JavaScript/Perl/Ruby/PHP/Java/MySQL/Linuxなどを身に付けています。SEとして,インフラや上流工程の経験もあります。肩書きは主任でした。周囲からの信頼も厚かったし,仕事は楽しかったです。
しかし勤続14年目になり,配属先の事業所が突然閉鎖。飛ばされた部署では仕事がなく孤立し,「仕事もお金もないんだから,お前を食わせる余裕はない」「もうこれ以上,人は要らないんだよ!」と罵倒される日々。それから違う部署を転々としつつも,どこも似たようなシャッター通りで,溢れかえる社内ニートたち。もはや袋のねずみ。結局,辞めざるをえない状況に追い込まれ,退職。「やはり終身雇用は崩壊していた」ことを強く実感しました。
それから3年後。私はフリーランスのエンジニアとして,年収が1000万円になりました。銀行口座には,毎月85万円が振り込まれます。
会社員時代の年収は,残業代込みで600万円でした。フリーランスの年収1000万円には社会保険料や福利厚生費が含まれていますが,その分を差し引いても,ほぼ会社員時代と同額以上の年収を得ていることになります。食べていくには十分な金額です。
私自身,会社を辞める前は「フリーランスは安くこき使われる」「とてもじゃないが生活できない」と決めつけていました。しかし,現実は違いました。今では「辞めても大丈夫だった」と感じながら,正社員時代とさほど変わらない,充実した毎日を過ごしています。
あなたは「フリーランス」という言葉に,どのようなイメージを抱いているでしょうか。かつての私が抱いていたような「低収入」「不安定」「孤独」といったネガティブな印象でしょうか。それとも,「稼げる」「楽しい」「自由」といった明るい未来でしょうか。本書では,「私自身がフリーランスになってみて,実際のところどうなのか?」を包み隠さず公開しています。次のようなITエンジニアの方が読者対象です。
・大企業の正社員
・リストラされそうで怖い
・会社にしがみつきたくない
・フリーランスになろうか迷っている
・辞めても食べていける具体的な方法が知りたい
IT業界で生涯「求められる貴重な人材」として働き続けたいエンジニアにとって,本書が参考になれば幸いです。
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