頼れる!海外資産 ―アメリカ戸建て投資のはじめ方

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著者
石原博光いしはらひろみつ 著
定価
1,738円(本体1,580円+税10%)
発売日
2017.1.17
判型
四六
頁数
272ページ
ISBN
978-4-7741-8619-1 978-4-7741-8715-0

概要

恵比寿のI、海外へ。“持たざる者”でも実践できる、アパートなど一棟物投資の名人として知られる石原博光さん。生まれながらのチャレンジャーである彼が次に選んだ舞台はアリメカ!新たな挑戦で出会ったのは、半世紀以上前の家でも値上がっていくのが当たり前のインフレ社会に、情報が充実しすぎのポータルサイト、そして強力な不動産物件たち。石原さんが「正解だった 」と断言する、日本人がアメリカで資産をつくり出していく方法。ポジショントーク無し、ゼロからはじめて自力で見つけたノウハウを100%投資家目線でお伝えします。

こんな方にオススメ

  • 不動産投資を行っている方
  • 不動産投資の新たな形を知りたい方
  • 成長と節税を見込んで海外資産を持ちたい方

目次

第1章 ニッポンの大家、新天地を目指す

  • 円高の嵐のなか、日本の不動産をドルに替えていった
  • アメリカはインフレが当たり前の国
  • 4年足らずで、12万5000ドルの戸建てが17万5000ドルへ
  • オイルのダメージを受けても中価格帯の家は底堅い
  • 人口や人のライフスタイルには手を出せない
  • アメリカでゼロから資産を築くことを決意させた原体験
  • コラム アメリカ人はいつ謝るのか?
  • 投資金額が半額に。チャンスは突然やってきた
  • 大統領選前、不安と闘いながら50万ドルを投入
  • 手続きの煩雑さに驚かされるも、1年半がかりでビザを手のなかに

第2章 アメリカ地方都市&戸建て物件の強み

  • ベーカーズフィールドはどんな街? 何がある?
  • 「まずはアパート一棟、買いなさい」の次にある投資
  • 土地がある分、アパートは大規模に開発される
  • お店やモールなどの商業物件にはストップがかかった
  • なぜ誰もが知っている大都市ではないのか
  • 超人気観光地のリゾート投資はどうか?
  • 一時期話題になったテキサスはどうか?
  • コラム 物件見学は危険がいっぱい
  • 1軒目 最大の関門になったシアトルの商業物件
  • 2軒目 "黄金の比率"を教えてくれた最初の戸建て
  • 3軒目 大幅な指値のあとでリモデルに挑戦した物件
  • 4軒目 国から引き取ったあとに、お隣さんとの関係でもまれた物件
  • 5軒目 行き止まり+裏通りナシの高評価物件
  • 現地のプロに聞いてみた!
  • リアルター リック・マッセルマンさん

第3章 海外資産をつくる13のステップ

  • アメリカ戸建て投資の流れをトレースする
  • アメリカ不動産投資「5つの壁」
  • コラム 「同胞だから」という甘えは禁物
  • コラム 保険の考え方はこんなに違う
  • 現地のプロに聞いてみた!
  • ローンオフィサー クリスティーン・ヘイワードさん

第4章 海外サイトの見方&目の付けどころ

  • 頼れる!3つの不動産情報サイト
  • 使いやすさNO.1! Zillow
  • 周辺の治安のことはTruliaに聞こう
  • プロ御用達、最新情報のMLS
  • 一度はのぞいておきたいサイト

第5章 物件を見立てるポイント&リモデル

  • 2台分のカーガレージが必要な理由
  • 現地に行く機会に恵まれたときは貪欲にいこう
  • 最低限クリアしてほしい6つの条件
  • コラム 空き家の自衛手段
  • 現地での目の付けどころ[家の外回り]
  • 現地での目の付けどころ[内装・設備]
  • プロの目が入ることが当たり前
  • 手探りしながら違法建築物件のリモデルに挑戦!
  • コラム お腹をこわして1週間のお休み!?
  • 現地のプロに聞いてみた!
  • 管理会社マネージャー ジェニータ・ホルマンさん

第6章 海外に物件を持ったときの確定申告、税金、減価償却

  • 日本からのコントロールについて
  • アメリカに不動産を持ったら確定申告はどうなる?
  • 確定申告はアメリカと日本の両方で行う
  • 日本人がアメリカ不動産を持つことの税金面からのメリット
  • アメリカの不動産を売却したら税金はどのくらいになる?
  • さらなるドル資産を目指して
  • 富裕層好みのスペシャルな不動産投資
  • 現地のプロに聞いてみた!
  • ファイナンシャル・アドバイザー 池田典子さん

プロフィール

石原博光いしはらひろみつ

1971年東京生まれ。高校卒業後、まったく英語がしゃべれない状態で“単身渡米=初海外”のチャレンジングな留学を果たす。大学卒業後、商社勤務を経て1997年に貿易会社を創業。六畳ひと間で起こした会社はすぐに年商1億円に達するが、そこを頂点に年々売上は減少し、たくさんの挫折を味わう。借金を抱え不安な日々を過ごすなかで、1冊の本に出会い不動産投資の可能性に開眼する。
自宅を担保にして借金で始めたアパート経営は、4年間で年商5,000万円の規模に達し、粗利60%をたたき出す。その投資手法を著した『まずはアパート一棟、買いなさい!』は17刷を超えるロングセラーとなり注目される。
2012年からは家賃収入と一部売却で得た資金で、アメリカでも不動産投資をスタート。2014年に米国永住権を取得後、活動拠点をカリフォルニアに移す。現在、日本に3棟43世帯、アメリカに商業物件と5つの戸建てを保有する。本業と貸家業のほかに、執筆や投資家の育成にも携わる。通り名は“恵比寿のI”。