Intel Edisonマスターブック
IoTデバイスをつくろう〜

[表紙]Intel Edisonマスターブック 〜IoTデバイスをつくろう〜

紙版発売
電子版発売

B5変形判/192ページ

定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ISBN 978-4-7741-8921-5

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この本の概要

「Edison」はIntel製のコンピュータモジュールです。乾電池で動作する省電力性を持ちながら,無線LANやBluetooth,高性能プロセッサを搭載していて,話題のIoT関連のハードウェア/ソフトウェア開発に役立ちます。
本書では基本となるセットアップやLチカから,気温センサーや加速度センサーの活用,得られたデータの処理方法まで扱っているので,Intel Edisonの様々な可能性を試すことができます。

こんな方におすすめ

  • Intel Edisonを試したい人
  • 電子工作が好きな人
  • IoTに興味がある人

著者の一言

はじめまして,著者の北神です。
本書はEdisonのご紹介から実践,そしてIoTを作る上でのアイディアを一冊にまとめた本になります。
著者は本書が初めて執筆する本となりますが,開発や勉強会,展示会での活動は広く,今までやって来ました内容をできるだけわかりやすく,一緒に体感できるよう工夫をしてみました。 新しい試みも多くありますが,本書をお読みいただき,電子工作やIoT機器の開発,Edisonを使った製品の試作などにご利用いただければ幸いです。

本書は大きく3章に分かれております。

第1章:初級編
Intel Edisonとはなにか,スペックや購入方法,特徴についてまとめました。Edisonの入り口となる章です。

第2章:中級編
Edisonを購入し,ブレットボードを使って開発を行う際の簡単な電子工作についてまとめました。LEDチカチカから液晶制御などを行います。

第3章:上級編
前章で簡単な電子回路を組みましたが,ここではEdisonを使ってブレットボード上でコンピュータを動かします。
温湿度センサ,気圧センサ,カラーセンサ,加速度センサ,ジャイロセンサを使う方法のご紹介や,IoTデバイスを作成する上での入り口をまとめました。

本書を読むことで,Edisonを使ったIoTのデバイスを作成するテクニックが身につくことを想定して初級から上級まで手順が踏めるように作成しました。
IoTの技術はハードウェアとソフトウェアの総合競技となりますので,それぞれの特徴を捉えつつ,その2つを上手く組み合わせて設計する必要があります。
本書はIoTに精通した著者ならではのハードウェアの話から始まり,ソフトウェアの可能性まで触れた内容になります。
最後までお読みいただければ,著者としてこれ以上ない幸せと感じます。

それでは,ごゆっくりお楽しみにいただければと思います。

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本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

サンプル画像1

サンプル画像2

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著者プロフィール

北神雄太(きたがみゆうた)

1987年生まれ。工業高校在学中に電子工作にハマり,マイコンでロボットや電光掲示板を制作したのち,工業大学で制御工学とシステム工学を学んだ工学が大好きな人。
大学卒業後も,FPGAやハードウェアの設計に関わる仕事に従事しつつ,ベンチャー企業や個人に対してハードウェアの開発コンサルティングを行う。
Intel Edisonには発売直後にドハマりし,本書の前身である「Edison開発方法(https://nonnoise.github.io/Edison/)」というサイトを設立。
現在はArtifactNoiseという組織を立ち上げ,IoTやM2Mの仕組みを研究し製品化に勤しむ。