ポケットリファレンスシリーズ[改訂第3版]C++ポケットリファレンス

[表紙][改訂第3版]C++ポケットリファレンス

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電子版発売

四六判/576ページ

定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ISBN 978-4-7741-9567-4

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書籍の概要

この本の概要

C++必携の『C++ポケットリファレンス』に最新版が登場!
「逆引き形式で目的からすぐ探せる」「サンプルコードを見ながら具体的な実装のイメージがつかめる」という特徴はそのままに,C++11以来のメジャーアップデートとなったC++17に対応しました。構造化束縛などのコア言語の新機能や,optional,variantなどの解説を追加。もちろん,現場で長く使われているC++03にも対応しています。信頼と安 心の1冊です。

こんな方におすすめ

  • C++を使用するプログラマ
  • ゲーム開発者

目次

  • はじめに
  • 謝辞
  • 本書の構成
  • 本書の使い方

CHAPTER 1 C++とは

  • C++の歴史と特徴
  • 主な処理系

CHAPTER 2 基本文法

  • プログラムの例
  • 識別子と文字セット
    • COLUMN ユニバーサルキャラクタ名とは
  • 予約語と記号
  • コメント
    • COLUMN オブジェクトのアドレスを取得するには
  • cv修飾子
    • COLUMN const修飾とvolatile修飾の混在
  • 型の別名宣言
    • COLUMN 複雑な関数ポインタの別名宣言とstd::function
  • 型の自動推論と取得
  • 構造化束縛 C++17
  • キャスト
  • 動的な生成と破棄
    • COLUMN new/deleteとメモリリーク
  • サイズとアラインメント
    • COLUMN アラインメントとは?
  • リテラル
    • COLUMN 生文字リテラルのデリミター
    • COLUMN nullptrの型
    • COLUMN ユーザー定義リテラルをコンパイル時定数にする
  • 右辺値参照とムーブセマンティクス C++11
  • 文(ステートメント)
  • スコープ
  • 関数
    • COLUMN 可変長実引数について
  • クラス
  • メンバ変数/メンバ関数/メンバ型
  • 継承
    • COLUMN 仮想関数と非仮想関数の違いと多態性
  • 関数オブジェクト
  • オーバーロード
  • テンプレート
  • 定数式 C++11
  • ラムダ式 C++11
    • COLUMN ラムダ式の書式の応用
  • プリプロセッサ
    • COLUMN 条件付き取り込みで使用される条件式
  • 名前空間
  • 属性 C++11

CHAPTER 3 エラーハンドリング

  • エラーハンドリングの概要
  • 例外クラスを使い分ける
  • 例外を送出しないことを明示する C++11
  • システムのエラーを扱う
  • 例外を持ち運ぶ
  • 関数の失敗を無効な値として表す
  • アサーションを行う
  • コンパイル時にアサーションを行う C++11
  • システムを終了させる

CHAPTER 4 文字列

  • 概要
  • 文字列オブジェクトを構築する
  • basic_stringリテラルで構築する C++14
  • 文字列オブジェクトの基本操作
  • 文字列の長さを取得する
  • 文字列を空にする
  • 文字列が空かどうかを判定する
  • C言語インタフェースとやりとりする
  • 文字列をイテレータを使用して操作する
  • 文字列の一部を取得する
  • 文字列を数値に変換する
  • 数値を文字列に変換する
  • 文字列を検索する
  • 効率的な文字列検索アルゴリズムを使う
  • 指定した位置の文字列を置換する
  • 正規表現で検索する
  • 正規表現で置換する
  • 正規表現の構文を切り替える
  • 低いコストで文字列を受け取る C++17
  • よく使う文字列アルゴリズムの実装と使い方を把握する

CHAPTER 5 入出力

  • 概要
  • 標準出力に書き込む
  • 標準エラー出力に書き込む
  • 標準入力から読み取る
  • 出力の基本
  • 整数を出力する
  • 浮動小数点数を出力する
  • bool値をtrue/falseで出力する
  • さまざまな書式で出力する
  • 日付/時刻を出力する
  • 入力の基本
    • COLUMN 入力ストリームに対するマニピュレータ
  • 1行を読み取る
  • ストリームのエラーを知る
  • 入力の終わり(EOF)を判定する
  • 日付/時刻を入力する
  • 引用符で囲んで文字列を入出力する
  • ファイルを読み書きするストリームを作る
  • メモリ上で読み書きする文字列ストリームを作る
    • COLUMN 文字列ストリームのユニコード対応
  • 読み書きする位置を移動する
  • ファイルの内容をすべて読み込む
    • COLUMN C++03では,括弧を余計につける必要がある点に注意
  • 自作の型をostreamで出力できるようにする
  • 自作の型をistreamで入力できるようにする
  • パスを扱うオブジェクトを構築する
  • ファイルシステム関数のエラーを扱う
  • ファイルやディレクトリをコピーする
  • ファイルやディレクトリの名前を変更する
  • ファイルやディレクトリを削除する
  • ディレクトリを作成する
  • ディレクトリ内のファイルを列挙する
  • ファイル/ディレクトリが存在するか確認する
  • ファイルサイズを取得する
  • 現在の作業ディレクトリを取得/変更する
  • 相対パスを絶対パスに変換する
  • パスからファイル名を取得する
  • パスから拡張子を取得する
  • パスから拡張子を除いたファイル名を取得する

CHAPTER 6 ユーティリティ

  • 乱数を生成する
  • ポインタを自動的に解放させる(共有方式)
  • ポインタを自動的に解放させる(専有方式)
  • オブジェクトの生死を監視する
  • 型の最大値を取得する
  • 複数の値のうち,最も大きい値を取得する
  • 複数の値のうち,最も小さい値を取得する
  • 値を範囲内に丸める
  • 2つの変数を入れ替える
  • 絶対値を求める
  • 浮動小数点数を近い整数に丸める
  • 浮動小数点数の切り上げを行う
  • 浮動小数点数の切り捨てを行う
  • 三角関数(正弦/余弦)を扱う
  • 平方根を求める
  • 累乗を求める
  • 指数関数と対数関数を計算する
  • 実行時型情報を扱う
  • 関数オブジェクトを変数に持つ
  • 時間演算を行う
  • 複素数を扱う
  • ペアを扱う
  • タプルを扱う
  • 継承関係にない複数の型を,1つのオブジェクトに代入する(静的)
  • 継承関係にない複数の型を,1つのオブジェクトに代入する(動的)

CHAPTER 7 コンテナとアルゴリズム

  • コンテナとアルゴリズムの概要
  • 各コンテナの紹介
    • COLUMN std::vector<bool>について
    • COLUMN コンテナの構築時にクラステンプレートの型推論を利用する C++17
  • イテレータの概要
  • コンテナオブジェクトを構築する
    • COLUMN コンテナアダプタで使用するコンテナ型
  • コンテナに要素を追加する
  • 挿入イテレータを使用する
  • コンテナの要素を参照する
  • コンテナの要素数を得る
  • コンテナのサイズを変更する
  • コンテナを空にする
  • コンテナが空かどうか調べる
  • コンテナの要素すべてに対して指定した処理を行う
  • コンテナを指定した値で埋める
  • コンテナの特定要素を置き換える
  • コンテナの要素を逆順にする
  • シャッフルする
  • ソートする
  • 指定した要素の数を数える
  • 要素を検索する
  • コンテナの要素に変更を加えた結果を得る
  • コンテナの要素を削除する
  • 重複した要素を取り除く
  • コンテナの要素が条件を満たすか確認する
  • コンテナの最大値/最小値を取得する
  • コンテナの要素を集計した結果を得る
  • 集合演算を行う
  • 順列を作成する
  • コンテナの先頭要素を指すポインタを取得する
  • vector/basic_stringのメモリ使用領域をあらかじめ確保する
    • COLUMN std::vector/std::basic_stringへの要素追加
  • vector/deque/basic_stringのメモリ使用領域を節約する C++11
    • COLUMN コンテナのメモリ確保戦略
  • 自分で定義した型を連想コンテナのキーにする
  • コンテナを併合する

CHAPTER 8 スレッド

  • 概要
  • スレッドを作成する
  • 引数付きでスレッドを作成する
  • スレッドの終了を待機する
  • スレッドの終了を待機可能か判定する
  • スレッドを手放す
  • スレッドを識別する
  • 現在のスレッドの処理を明け渡す
  • 現在のスレッドをスリープする
  • 並行実行可能なスレッド数を取得する
  • スレッドを排他制御する
  • 読み込みが多い状況でスレッドを排他制御する
  • リソースのロックを管理する
  • 複数のリソースをロックする
  • ロックせずに排他アクセスをする
    • COLUMN compare_exchange_strong()とcompare_exchange_weak()
    • COLUMN アトミック変数は正しく使用することが難しい
  • 条件変数を使用する
  • スレッドをまたいで値や例外を受け渡す
  • 非同期処理をする
  • スレッドローカル変数を使用する C++11
  • 並列アルゴリズムを使用する C++17

APPENDIX 付録A ライブラリ

APPENDIX 付録B 言語拡張

APPENDIX 付録C 開発環境

  • 参考文献・URL