365日シリーズ理系に育てる基礎のキソ 地球のお話365

[表紙]理系に育てる基礎のキソ 地球のお話365日

紙版発売

B5変形判/408ページ

定価2,618円(本体2,380円+税10%)

ISBN 978-4-297-10322-4

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この本の概要

「サイエンス」に興味をもってもらう最初の一歩としてオススメの1冊!
1日1話で読み進めると,サイエンスの知識が格段にぐんぐん広がります。

私たちが暮らす惑星「地球」。
この地球には,いろいろな不思議がいっぱい隠れています。
そんな不思議を,365のお話でつづってみました。

子どもたちが特に気になる「なぞ」と「不思議」を徹底追及しているので,ついつい読んでしまうお話がてんこ盛り。
漢字にはすべてルビがあるので,ちょっと小さいお子様もスラスラ読めます。

お話は全て「日本地質学会」で活躍する研究有志一同がチェック。
科学的な考察はばっちり。
さらに,調べ&体験学習のためのミニコーナーも充実。
子どもたちが「見学」「体験」したくなったら,すぐに実行できるかも。

親子で楽しみながら学ぶ“地球の不思議”,ぜひご一読ください。

こんな方におすすめ

  • 「地球ってふしぎだな」って感じる小学校中学年以上の方
  • 地球そのものについて関心のある方
  • ※身の回りのふしぎを調べていくと,世の中の見方がどんどん面白くなるよ!
著者プロフィール

土屋健(つちやけん)

サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。修士(理学)。本書では,古生物分野を中心に全般を執筆,編集。著書に『しんかのお話365日』(技術評論社)など。高校時代に理数科と自然科学部に所属。そのときのクラスの担任であり,部活動の顧問でもあった恩師の影響を受けて地学の道に入り,現在に至る。

岡山悠子(おかやまゆうこ)

科学コミュニケーター。修士(理学)。本書では,鉱物および火山分野を中心に執筆。幼少期に拾った石が原点となり,大学で地球科学を専攻。現在は日本科学未来館で科学コミュニケーションの深化・進化・実践を志す。学会広報誌や国内外ミュージアム誌,新聞コラムなども執筆。

北村有迅(きたむらゆうじん)

鹿児島大学大学院理工学研究科地球環境科学専攻助教。博士(理学)。本書では地震や火山などを中心に幅広く執筆。中学・高校時代に地学の授業に夢中になる。大地や石ころにみられる自然が作り出す美しい模様に魅了されている。

川端訓代(かわばたくによ)

鹿児島大学研究員(日本学術振興会特別研究員)。博士(理学)。本書では主に地質・地震分野の執筆を担当。古生物に興味をもち地学の道に入ったが,断層岩の魅力にはまってしまい断層・地震学分野へ進むことに。現在は温泉と断層や火山の関係について研究を行っている。

久松和恵(ひさまつかずえ)

サイエンスライター。海洋研究開発機構勤務。修士(海洋環境保全学)。本書では,惑星地球と海洋分野を中心に執筆。小学生のころから星が好きで,祖父母のいた岡山県津山市にいくと本を片手に星座を探していた。現在も郊外にいくと星を見るのが楽しみ。

藤井友紀子(ふじいゆきこ)

海洋研究開発機構勤務。麻布大学大学院獣医学研究科修了。博士(学術)。本書では,海洋分野を中心に執筆。もともと地質学は専門ではなかったが,地球科学のおもしろさを伝えるためのイベントを手伝い,自分がはまる。最近では,サイエンスライターとしても活動中。

福島佑一(ふくしまゆういち)

筑波大学大学院生命環境科学研究科に在学。本書では地質分野などを執筆。恐竜映画の影響で,物心つく前から古生物に興味を持つ。ある日,近所の河原で拾った石に小さな化石を見つけ,過去の地球や生物の痕跡が身近にも残されていることに感動。その痕跡にもっと触れてみたい,地球の歩みを知りたいと思い,学び 続けている。

久保貴志(くぼたかし)

富山県下新川郡朝日町教育委員会事務局学芸員。修士(理学)。本書では,地質に関する部分を執筆。4歳頃に砂遊び中に水晶を見つけ,岩石に興味を持つ。その後,恩師の人格に惹かれ,大学院に進学して古生物的研究を行う。大学院在学中に研究室の先輩が勤務する博物館を訪れ,学芸員を志し,現在に至る。

著者プロフィール

土屋健(つちやけん)