Excel VBA 文法はわかるのにプログラムが書けない人が読む本

書籍の概要

この本の概要

「FOR文やIF文といったステートメントは理解しているし,フォームの作り方,呼び出しなどもわかっている」しかし,「目の前にある業務を効率化するプログラムをどう作ればいいかわからない」。こんな悩みを抱える方を対象に,「プログラム化するためのロジックを考える力を養う」「システム化するためのスキルを習得する」ことを目的とする本です。
コーディングの定石から,汎用化・省力化でよりよいプログラムを作る方法,ユーザに合わせてUIやエラーケースを考慮しながら業務システムとして仕上げる方法まで,数多くの例題を用意し,少しずつレベルを上げながら詳しく解説していきます。

こんな方におすすめ

  • Excel VBAで,やりたいことがうまく書けない方
  • プログラムを一から書けるようになりたい方
  • 今度こそきちんと学びたい方

本書のサンプル

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目次

第1章 「やりたいこと」を「プログラム化」できないのはなぜか

  • 1-1 この本のねらい
  • 1-2 やりたいことを「プログラム化」できないのはなぜか
  • 1-3 プログラムを作る上で大切なこと
  • 1-4 業務プログラムはシートモジュールに書くべし!
  • 1-5 どんな関数があるのかを知らないと発想力も生まれない
  • 1-6 本書を読むにあたって押さえておくべきポイント

第2章 発想力を支える基礎知識

  • 2-1 外部変数を使いこなす
  • 2-2 フォームを使うと何が便利なのか
  • 2-3 フォームを閉じたそのあと
  • 2-4 発想力を支えるコントロール活用術
  • 2-5 On Errorを正しく使う

第3章 コーディングの定石を身に付けるための例題≪基本編≫

  • 3-1 条件に合うデータの件数を調べる——段階的に具体的に表現する
  • 3-2 条件に合うデータの有無を調べる——それ以降探さない
  • 3-3 条件に合うデータを合計する——If文が成立したら足す
  • 3-4 最大値/最小値を取得する——暫定値を使う
  • 3-5 最大値/最小値を取得する・同点あり——他の方法も考える
  • 3-6 最大値/最小値を取得する・Excel Ver.——Excelの特徴を使う
  • 3-7 外側から作るか内側から作るか

第4章 汎用化・省力化でよりよいプログラムを作るための例題≪中級編≫

  • 4-1 データの終わりを知る——基本
  • 4-2 データの終わりを知る——不規則データ
  • 4-3 暗号化にチャレンジ——規則性を見つける
  • 4-4 社員番号で氏名を取得する——汎用性を高める
  • 4-5 関数の共通化
  • 4-6 背景などを着色するときの工夫
  • 4-7 9×9の計算——二重ループの基本
  • 4-8 重複語句を調べる——コードの無駄を省く
  • 4-9 全てのチェックボックスのON/OFF切り替え——力技でなくスマートに
  • 4-10 他のExcelファイルのデータを扱う——いろんなチェックが必要

第5章 発想力と論理的思考力を高めるための例題≪応用編≫

  • 5-1 データの並べ替え1——バブルソート
  • 5-2 データの並べ替え2——改良バブルソート
  • 5-3 データの並べ替え3——バケットソート
  • 5-4 画像を効果的に見せる——可視化/不可視化
  • 5-5 関数の戻り値で判断させる——差異点の処理
  • 5-6 コンボボックス・リストボックスの連携——コントロールの活用
  • 5-7 データを推理して当てる——シート上の仕掛けと関数の組み合わせの発想
  • 5-8 テキストファイルを扱う——業務プログラムの幅を広げるスキル
  • 5-9 「マクロの記録」を正しく活用

第6章 業務システムとして仕上げるための例題≪活用編≫

  • 6-1 条件により「いい感じ」に案分させる——人が行う判断の解析
  • 6-2 全社員が所有する取引先の名刺データ活用——仕様をまとめる

著者プロフィール

田中徹(たなかとおる)

開発案件やコンサルに携わる一方で,ITリテラシーをはじめ,ExcelやExcel-VBAの研修も数多く手掛ける。
技術者向けには,コミュニケーションスキルの重要性,特にヒアリングスキルに重点を置いたセミナーも行う。