こじらせ仕事のトリセツ

[表紙]こじらせ仕事のトリセツ

四六判/232ページ

定価(本体1,580円+税)

ISBN 978-4-297-11217-2

電子版

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書籍の概要

この本の概要

「やることがどんどん増えていく」
「上司や関係部署に振り回される」
「残業や休日出勤で心に余裕がない」

まじめにやっているつもりでも,もやもやを抱えたまま仕事に取り組んでしまうと,事態は一層悪くなります。
そんな「こじらせ仕事」を生み出す前に,落とし穴を察知して避けるコツを紹介。
チームで成果を出す技術であるプロジェクトマネジメントの考えを基に,「ゴールの設定」「スケジュール管理」「意見のすり合わせ方」「失敗への対処法」など,仕事をスムーズに進め,ラクに成果を出すための解決策を伝授します。

こんな方におすすめ

  • 仕事はひととおり覚えたが,ルーチンワーク以外の仕事のやり方に悩んでいる若手社員の方
  • 部下や後輩,チームにプロジェクトや仕事の進め方を教える立場になった中堅社員の方
  • 転職や部署異動にも役立つスキルを身につけたい人

著者の一言

仕事をスムーズに進められない,思うように成果が出せないといった悩みを感じていますか。
もし,そう感じるのであれば「こじらせ仕事」にハマっているかもしれません。
この本では,いろいろなメンバーと仕事をして,成果を出すプロジェクトマネージャーのやり方や考え方をもとに,仕事をうまく進めるコツを紹介しています。
これらのやり方を学ぶことで,今抱えている「こじらせ仕事」を回避したり,脱出することができるようになります。
今回,仕事や経歴も異なる二人で書き上げることで,業界や業種に関係ない問題解決を目指しました。
これから,さらなる活躍をされるみなさんのキャリアに役立てば,という動機で執筆した次第です。
この本を読み終わったみなさんが,今より気持ちよく仕事ができ,また心に抱えていたモヤモヤが少しでも晴れていれば幸いです。

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目の前の仕事をこじらせないためには
悩みや不安をため込みすぎて,仕事がうまくいかなくなったことはありませんか?

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

はじめに

レッスン1 仕事は見える化からはじめよう

落とし穴① ゴールはハッキリと見えていますか?

  • ゴールを明確にすると,最初の一歩が踏み出しやすい
  • ゴール設定に迷ったら,「仮のゴール」ではじめ,「最終ゴール」をあとから決める
  • ゴールが遠いときは,途中チェックを忘れずに
  • checklist

落とし穴② やることが増えていませんか?

  • 目的から逆算すると,最低限やるべきことが見えてくる
  • 出来上がりイメージをすり合わせ,「コレジャナイ」をなくす
  • 残業を増やす「あれもこれもやらなきゃ」をやめる
  • checklist

落とし穴③ 関係者に振り回されていませんか?

  • 人間関係をこじらせる前に,対立の原因を見つける
  • 共通の目的を見つけると協力し合える
  • 感情の対立でこじれたら,割り切るのも手
  • 相手を配慮しながら,冷静に言うべきことは言う
  • 実行だけは約束してもらえると,何とかなる
  • checklist

落とし穴④ 思いもよらないことで失敗していませんか?

  • 思ってもみなかったことに備える
  • あらかじめ対応方法を決めておくと焦らない
  • 問題が起きても「何とかなる」準備をしておく
  • 他人の苦労話でリスク対策をとる
  • checklist

レッスン2 計画すればトラブルの8割は避けられる

落とし穴⑤ スムーズに進める計画を立てていますか?

  • ゴールした状態を想像することから始めると,作業の抜け漏れを防げる
  • 作業を適度に分割すれば,進捗は把握しやすくなる
  • 作業のアウトプットとインプットを合わせると,モレややり直しが減る
  • 型にはめると,仕事は進めやすい
  • checklist

落とし穴⑥ 予定通り終わらせることができますか?

  • 進捗確認できる「目盛り」を作る
  • 作業時間の見積りを改善すると,ムダとリスケジュールが減る
  • 早い人を基準にスケジュールを組むと成長速度が上がる
  • まわりの人の予定を配慮すると,スムーズに仕事が進む
  • 予備の時間は最後にまとめることで,全体のスピードが上がる
  • checklist

落とし穴⑦ 誰が何をするかわかっていますか?

  • 役割を明らかにすると,自分のペースで仕事が進めやすくなる
  • チームの得意分野/苦手分野を知ると,助け合える
  • 自分の強みを作るとストレスが減り,モチベーションが上がる
  • 手順を記録して残すと,作業が止まる心配がなくなる
  • checklist

レッスン3 バラバラをまとめると実行力が上がる

落とし穴⑧ 自分ひとりで仕事を進めていませんか?

  • ほかの人を巻き込むと,困った作業も進みはじめる
  • 途中途中でチェックし,手戻りを防止する
  • フォーマットやルールを決めると,作業を効率化できる
  • checklist

落とし穴⑨ ムダな打ち合わせをしていませんか?

  • 事前準備でミーティングを早く終わらせる
  • 他人の会議は,かわす・減らす・時短で仕分け対応する
  • 根回しが建設的な話し合いと結論を引き出す
  • 参加者全員が一体となると,成果の出るミーティングに変わる
  • シミュレーションと議論のズレ整理で成果を残す
  • 決まったことを記録に残すと,ミーティング後の実行力が上がる
  • checklist

落とし穴⑩ 変更のたびにやることが増えませんか?

  • 変えること,変えないことを見極める
  • 相手が納得してくれれば,変更しなくてもいい
  • 「なぜ変更するのか?」を記録し,他人の疑問に答えておく
  • checklist

落とし穴⑪ きちんと決められていますか?

  • 自分なりの判断軸があると,自信をもって決められる
  • 評価する項目を数値化すると,判断しやすくなる
  • 事前の準備が,即断即決を可能にする
  • 「OODAループ」で臨機応変に対応する
  • 過程をオープンにしながら決める
  • checklist

落とし穴⑫ うまくいかなかったとき,適切な対応をしていますか?

  • 失敗は早く報告すると傷口が広がらない
  • 上司が欲しいのは事実,怒らせるのは言い訳
  • 3つの「何(WHAT)」で対応策を前向きに考える
  • 同じことを繰り返さないために記録に残す
  • checklist

レッスン4 向き合い方を変えるのが,前向きへの第一歩

落とし穴⑬ 相手とわかり合えていますか?

  • 相手を動かす伝え方の「4つの準備」
  • 認識を合わせると,意思疎通がうまくいく
  • 相手の話は質問と言い替えで,より理解できる
  • checklist

落とし穴⑭ いつも頑張りすぎていませんか?

  • 忙しくても心を亡くさずに,仕事を進めるコツ
  • 心を整えると感情をコントロールできる
  • うまい休息が仕事のパフォーマンスを高める
  • 仕事の意義を振り返るとやる気がでてくる
  • checklist

レッスン5 次に備えよう!

落とし穴⑮ 経験を成長につなげていますか?

  • 不確実な状況に備えよう
  • 振り返りは,未来の自分へのアドバイス
  • 「よくわからない」ものに好奇心をもち続けると,成長するチャンスが増える
  • 学び続けると,限られた時間で圧倒的な成果を出せる
  • checklist

おわりに

著者プロフィール

飯田剛弘(いいだよしひろ)

ビジネスファイターズ 代表
全米大学優等生協会(Phi Kappa Phi)所属
愛知県生まれ。南オレゴン大学卒業後,インサイトテクノロジー入社。インド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事。その傍ら,プロジェクトマネジメント協会(PMI)の標準本の出版翻訳に携わる。
マーケティングに特化後は,2年連続シェア1位獲得に貢献 (ミック経済研究所)。
外資系企業のFAROでは,日本,韓国,東南アジア,オセアニアのマーケティング責任者として,日本から海外チームをマネジメントし,アジア太平洋地域でのマーケティングやプロジェクトに取り組む。人材育成や多様性のあるチーム作りにも力を入れ,1on1ミーティングは1,000回を超える。
多様なメンバーと結果を出してきた経験を基に,現在,講演や研修,執筆,コンサルティングなど多方面で活動中。
著書に『PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント』(秀和システム),『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』(明日香出版社)がある。


丸山哲也(まるやまてつや)

愛知県出身。京都大学大学院修士課程修了(情報学)。2003年に日立製作所システム開発研究所入社。ソフトウェアの研究やシステム開発などのプロジェクトに参画や特許を10件執筆するなどを行う。
2008年日立コンサルティング入社。コンサルタントとして複数のプロジェクトに参画。
2013 年より株式会社アドバンテックの経営企画部マネージャーとして,多岐かつ多様な案件のPMを経験。
これまで,一人ですべてを行う小規模から部門を横断する大規模プロジェクトまで経験している。また,プロジェクトの内容も,経営計画の策定や企業統合の支援といった経営に関する案件から,太陽光発電所の資金調達のようなファイナンス案件,大規模システムの更新やシステム開発など,様々な分野でのプロジェクト経験を有する。