Graphic voyageシリーズ古生物のサイズが実感できる!
リアルサイズ古生物図鑑 新生代編

[表紙]古生物のサイズが実感できる!  リアルサイズ古生物図鑑 新生代編

紙版発売

B5判/200ページ

定価3,520円(本体3,200円+税10%)

ISBN 978-4-297-11514-2

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書籍の概要

この本の概要

大人が楽しめる,超リアルなビジュアルブックの第三弾!
今回は現代につながる「新生代編」です。

新生代編では,古第三紀,新第三紀,第四紀の3地質年代を生きた古生物から90種をピックアップ。
そのサイズの秘密に迫ります。

本書では,哺乳類たちがどーんと登場!
超巨大哺乳類からヘンテコ哺乳類まで,驚きの絶滅哺乳類がめじろ押し。
もちろん哺乳類以外の古生物も多数掲載。
爬虫類や鳥類はもちろん,コリストデラといったマニアックな古生物,そして少数ながら無脊椎動物も登場します。

サイズ感を肌で感じてもらえるよう,前々作・前作同様に,新生代のさまざまな古生物を,現代の(身近な)風景に配置してみました。
“一般的な図鑑"に登場するあの古生物が
「うおー,これはデカすぎるでしょ! 」
「あれ,こいつってこんなに小さいの! ?」
といった具合に,そのサイズを直感的につかんでもらえます。

もちろん,その古生物が実際に暮らしていたシーンも科学的に再現してあります。
さらに,古生物を「上面」「正面」「底面」「側面」といった角度から描いた三面図的復元図も掲載。
古生物の全体像を把握する資料としてもご活用いただけます。

古生物のサイズをめぐり,現代と新生代が交錯しながら展開するシュールな世界。
「あの古生物,こんなサイズだったの! ?」
そんな感覚をリアルに感じてもらえる,マニアックな1冊です。

こんな方におすすめ

  • 古生物ファンの方
  • 古生物の実際のサイズを体感したい方
  • 古生物マニア,とりわけモフモフ系古生物が大好きな方にとくにおすすめです

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

古第三紀 Paleogene period

  • ミアキス Miacis
  • ホプロフォネウス・プリマエヴス Hoplophoneus premaevus
  • ヘスペロキオン・グレガリウス Hesperocyon gregarius
  • エオヒップス・アングスティデンス Eohippus angustidens
  • メソヒップス・バルボウリ Mesohippus barbouri
  • モエリテリウム・リオンシ Moeritherium lyonsi
  • フィオミア・セリデンス Phiomia serridens
  • シモエドサウルス・レモイネイ Simoedosaurus lemoinei
  • ティタノボア・セレジョネンシス Titanoboa cerrejonensis
  • ガストルニス・ギガンテア Gastornis gigantea
  • ワイマヌ・マンネリンギ Wimanu manneringi
  • ペルディプテス・デヴリエシ Perudyptes devriesi
  • イカディプテス・サラシ Icadyptes salasi
  • ホッカイドルニス・アバシリエンシス Hokkaidornis abashiriensis
  • アルカエオテリム・モルトニ Archaeotherium mortoni
  • ヒラコドン・ネブラスケンシス Hyracodon nebraskensis
  • レプティクティディウム・アウデリエンセ Leptictidium auderiense
  • ダーウィニウス・マシラエ Darwinius masillae
  • ウインタテリウム・アンケプス Uintatherium anceps
  • アンドリューサルクス・モンゴリエンシス Andrewsarchus mongoliensis
  • パラケラテリウム・トランソウラリクム Paraceratherium transouralicum
  • エンボロテリウム・アンドリューシ Embolotherium andrewsi
  • アルシノイテリウム・ジッテリ Arsinoitherium zitteli
  • パキケトゥス・アトッキィ Pakicetus attocki
  • アンブロケトゥス・ナタンス Ambulocetus natans
  • クッチケトゥス・ミニムス Kutchicetus minimus
  • バシロサウルス・ケトイデス Basilosaurus cetoides
  • ドルドン・アトロクス Dorudon atrox
  • エティオケタス・ポリデンタトゥス Aetiocetus polydentatus
  • マイアバラエナ・ネスビッタエ Maiabalaena nesbittae
  • アショロア・ラティコスタ Ashoroa laticosta
  • ペゾシーレン・ポルテッリ Pezosiren portelli
  • ペラゴルニス・サンデルシ Pelagornis sandersi
  • アツリア・ヨコヤマイ Atulia yokoyamai

新第三紀 Neogene period

  • バルボロフェリス・フリッキ Barbourofelis fricki
  • メタイルルス・マジョル Metailurus major
  • メガンテレオン・クルトライデンス Megantereon cultridens
  • レプトキオン・ヴァファー Leptocyon vafer
  • ボロファグス・ディヴェルシデンス Borophagus diversidens
  • アンフィキオン・インゲンス Amphicyon ingens
  • メリキップス・インシグニス Merychippus insignis
  • ヒッパリオン・プリミゲニウム Hipparion primigenium
  • プラティベロドン・グランゲリ Platybelodon grangeri
  • ゴンフォテリウム・プロドゥクトゥム Gomphotherium productum
  • ステゴテトラベロドン・シルティクス Stegotetrabelodon syrticus
  • デイノテリウム・ギガンテウム Deinotherium giganteum
  • フォルスラコス・ロンギシムス Phorusrhacos longissimus
  • “メガロドン” “MEGALODON”
  • フォルティペクテン・タカハシイ Fortipecten takahashii
  • シバテリウム・ギガンテウム Sivatherium giganteum
  • サモテリウム・ボイッシエリ Samotherium boissieri
  • カリコテリウム・ゴルドフッシ Chalicotherium goldfussi
  • アストラポテリウム・マグヌム Astrapotherium magnum
  • ティラコスミルス・アトロクス Thylacosmilus atrox
  • ジョセフォアルティガシア・モネシイ Josephoartigasia monesi
  • デスモスチルス・ヘスペルス Desmostylus hesperus
  • パレオパラドキシア・タバタイ Paleoparadoxia tabatai
  • プイジラ・ダーウィニ Puijila darwini
  • アロデスムス・シナノエンシス Allodesmus sinanoensis
  • エカルタデタ・イマ Ekaltadeta ima
  • リヴィアタン・メルヴィレイ Livyatan melvillei
  • ブリグモフィセター・シゲンシス Brygmophyseter shigensis
  • シムバクブワ・クトカアフリカ Simbakubwa kutokaafrika
  • アルゲンタヴィス・マグニフィケンス Argentavis magnificens
  • ケラトガウルス・ハッチェリ Ceratogaulus hatcheri
  • ティラコレオ・カルニフェックス Thylacoleo carnifex
  • ファスコロヌス・ギガス Phascolonus gigas
  • ステゴドン・ツダンスキー Stegodon zdanskyi
  • ステゴドン・ミエンシス Stegodon miensis
  • デイノガレリックス・コエニグスワルディ Deinogalerix koenigswaldi
  • ストゥペンデミス・ジオグラフィクス Stupendemys geographicus

第四紀 Quaternary period

  • スミロドン・ファタリス Smilodon fatalis
  • カニス・ディルス Canis dirus
  • アークトドゥス・シムス Arctodus simus
  • トヨタマフィメイア・マチカネンシス Toyotamaphimeia machikanensis
  • ミズホペクテン・トウキョウエンシス Mizuhopecten tokyoensis
  • マムーサス・コロンビ Mammuthus columbi
  • マムート・アメリカヌム Mammut americanum
  • マムーサス・プリミゲニウス Mammuthus primigenius
  • パレオロクソドン・ナウマンニ Palaeoloxodon naumanni
  • マムーサス・クレティクス Mammuthus creticus
  • シノメガケロス・ヤベイ Sinomegaceros yabei
  • メガロケロス・ギガンテウス Megaloceros giganteus
  • ウルスス・スペラエウス Ursus spelaeus
  • メガテリウム・アメリカヌム Megatherium americanum
  • グリプトドン・レティキュラトゥス Glyptodon reticulatus
  • ディプロトドン・オプタトゥム Diprotodon optatum
  • プロコプトドン・ゴリアー Procoptodon goliah
  • エラスモテリウム・シビリクム Elasmotherium sibiricum
  • ステゴドン・オウロラエ Stegodon aurorae
  • ウマ類大集合
  • 食肉類大集合
  • 長鼻類大集合

著者プロフィール

土屋健(つちやけん)

オフィス ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学,古生物学)。その後,科学雑誌『Newton』の編集記者,部長代理を経て独立し,現職。本シリーズの第1作にあたる『リアルサイズ古生物図鑑 古生代編』で「埼玉県の高校図書館司書が選ぶイチオシ本2018」第1位などを受賞。2019年,サイエンスライターとして史上初めて日本古生物学会貢献賞を受賞。近著に『パンダの祖先はお肉が好き!?』(笠倉出版社),『恐竜・古生物 No.1図鑑』(文響社),『学名で楽しむ恐竜・古生物』(イースト・プレス)など。


群馬県立自然史博物館(ぐんまけんりつしぜんしはくぶつかん)

監修。
世界遺産「富岡製糸場」で知られる群馬県富岡市にあり,地球と生命の歴史,群馬県の豊かな自然を紹介している。1996年開館の「見て・触れて・発見できる」博物館。常設展示「地球の時代」には,全長15mのカマラサウルスの実物骨格やブラキオサウルスの全身骨格,ティランノサウルス実物大ロボット,トリケラトプスの産状復元と全身骨格などの恐竜をはじめ,三葉虫の進化系統樹やウミサソリ,皮膚の印象が残ったヒゲクジラ類化石やヤベオオツノジカの全身骨格などが展示されている。そのほかにも,群馬県の豊かな自然を再現したいくつものジオラマ,ダーウィン直筆の手紙,アウストラロピテクスなど化石人類のジオラマなどが並んでいる。企画展も年に3回開催。
ホームページ:http://www.gmnh.pref.gunma.jp/