知の扉 本当は私だって数学が好きだったんだ 〜知りたかった本質へのアプローチ⁠〜

「本当は私だって数学が好きだったんだ」のカバー画像
著者
長岡亮介ながおかりょうすけ 著
定価
1,958円(本体1,780円+税10%)
発売日
2020.11.21
判型
四六
頁数
320ページ
ISBN
978-4-297-11732-0 978-4-297-11733-7

概要

長岡亮介先生の「数学的な思考とは何か」に続く書籍です。今回は、「数学教育」に焦点を当てます。算数、数学って本当はどんな学問なのか、数学教育でこそ実現できることは何か、数学の不得意、好き嫌いを生むのは何か、分かり易い数学の価値とは?といった話題から、21世紀社会だからこそ可能な数学教育など、盛りだくさんの内容でお届けします。
私たちが学んできた算数・数学は一体何であったのか、考えさせられる内容です。大人になってからでも感動するような方程式との出会いがあるかも、と思わせてくれます。
「数学は何の役に立つのか?」「数学は暗記!」と思っている方にもお勧めします。
先生が長年教鞭をとってこられた津田塾大学での特別講演、教員免許講習会、全国指導者講習会、日本数学会秋季例会やTECUMにおける講演を元に編集。

こんな方にオススメ

  • 長岡亮介先生のファン、数学の学び方や教え方に関心がある人、算数や数学にわだかまりがある人、数学教員を目指すすべての人

目次

  • 謝辞
  • はじめに

第1章 長岡と数学教育との出会い

第2章 数学の魅力と威力―魂に働きかける数学の不思議な力

第3章 21世紀を生きる本当の力をつける数学教育

第4章 「幾何」という数学のもつ多様で深い教育的意義について

第5章 常識だけでは通用しない数学教育

  • 終わりにあたり
  • 著者紹介

プロフィール

長岡亮介ながおかりょうすけ

1947年、長野県に生まれる。東京大学理学部数学科卒業、同大学院理学系研究科博士課程満期退学、津田塾大学助教授、大東文化大学教授、放送大学教授等を経て、現在はNPO法人TECUM代表を務める。